8 The first collaboration is a battle. ―お二人の初めての共同戦線です―


 ミコトとリセイア、二機のイモータルボディIB・ハクウが『ドランケンシャフト』を歩み進む。

 そこかしこで勃発する他部隊コマンドパックの戦闘を避け、敵性存在エネミーのターゲットを横取りしないよう慎重に迂回する。

 当然、オープンチャットはミュート済みだ。


「本当にフィールドの奥の奥まで来るんだね」

「人気フィールドはどうしても混雑するからなぁ。空いてる場所となるとそれなりに手間を払わないといけないんだよ」

「すごい、詳しいんだ」

「うん……まぁちょっとね」


 悪気のないリセイアの反応に、ミコトは言葉に詰まる。

 なぜ彼がそんなことに詳しいのかというと、ここに来るなりバンディッツの襲撃にあったからである。

 あれから資源探しついでにこのフィールドにやってきた彼は見つかりにくい場所を探し回り、ついにほとんど人の来ない奥底に安息の地を見出したのであった。


「ああそういや! 部隊って三人まで入れるんだけど、あと一枠はどうしようか」

「じゃm……ッいえその。奥まで来たから、今からだと合流が難しそうだし? 大丈夫そうなら閉じておいたほうがいいんじゃないかなって思うかもしれなくもない」

「それもそうだな。拒否しとくよ」


 ミコトが募集の拒否を設定するのを確かめ、リセイアは胸をなでおろした。

 これで二人きりの時間を邪魔されることはない――彼女はひそかにほくそ笑む。

 残念ながら、心中に渦巻く邪念までも検知できるセンサーは存在しない。


 余談だが、募集枠を開けておいても埋まる可能性は低い。

 何故と言ってドランケンシャフトは序盤屈指の混雑スポットであり同時に治安激悪スポットである。

 報酬につられてこの地に迷い込んだ初心うぶなスィーパーは罵声に歓迎され、動きが悪ければパーティキックされ、うかつにうろつけば巻き込みに横殴りと選り取り見取りの地獄を経てオートアサインの地雷具合を身に染みて理解するのである。

 二度目に来る頃には周囲に罵声を飛ばしながら荒んだツラで掘削に従事する、立派なスィーパーの出来上がりだ。

 諸行無常なるかな。

 なんとも先の思いやられるゲームである。


 さておき。

 目的の狩場にたどり着いた二人を早速の警告が歓迎する。


敵性存在エネミー検知エンゲージ

『出現:シールドカタピラー×五』


 周囲に浮かび上がるリングインジケータを確かめ、ミコトは気合を入れて。


「ていうか敵、いきなり多くない?」

『ご注意ください。部隊を組むと敵性存在の出現数が増加する傾向にあります』

「遅い忠告どうもありがとうな!」


 まったくもって心強い味方である。

 リセイアがハクウに対甲ライフルを構えさせた。


「ちなみにいまさらかもだけど虫系の敵って平気? しかもIBサイズの馬鹿でかい奴」

「生身で戦う系のアクションだったら引いてたかな。でもロボット越しだとあんまり気にならない」


 彼らが話している間にもシールドカタピラーは走り出していた。

 生体組織と機械部品をこね合わせた悪趣味な足を蠢かせ加速してゆく。

 近づいてきたところでリセイアが首を傾げた。


「頭のとこ、なにか回ってる」

「避けて! 削られるよ!」


 シールドカタピラーの最前面に装備されているもの、それは堅固な岩盤を掘削するためのトンネルシールドユニットだ。

 それが耳障りな騒音と共に突撃してくる。

 攻撃方法は愚直なまでの前進あるのみ。

 遠距離武装などという小賢しいものは装備していない。

 その分トンネルシールドユニットの頑丈さは呆れるほどで、もしも突撃を食らおうものなら一撃でハクウを食いちぎる威力を秘めている。


「基本は避けてから弱点の後ろ側を撃てばいいんだけど。数が多いと面倒だなぁ!」


 ミコトがソロでやっていた時はいなして後ろから撃てば簡単に倒せていた。

 しかし部隊を組んだことにより思ったよりも敵が増えてしまい、同じようにはいかなくなっている。


「教えてくれてありがとう! やってみる!」


 いずれにせよ初見のリセイアにとっては同じこと。

 どちらかと言えばミコトに教えてもらったという事実の方が重要であり、彼女は上機嫌で駆け出していった。


(ミコト君はおそらく理屈からゲームを攻略するタイプ。だったらその理屈を実現すれば……これは好感度大幅ゲット間違いなしってもんよォ!!)


 彼女の脳みそは相変わらず煮えている。

 しかしこの場合はそれが良い方向に作用した。


「お尻狙いってことね!」


 やる気は大胆な踏み込みとして現れ、豪快なスラスターダッシュで一気に接近。

 シールドカタピラーと激突する直前に小刻みなステップで切り返し背後を取った。

 至近距離から片手撃ちのライフルを強引にブチこみ、弱点である後部の排熱部を撃ち抜いてゆく。


「ミコト君見て見て! 教えてくれたとおりにできたよ!」

「うん、教えたとおりっていうか……すごいね」

(リセイアさん本当に初心者? 俺よりぜんぜん戦えてるんだけど!)


 ミコトの見立てでは、リセイアの乗機はどノーマルのハクウである。

 おそらくエレメントの強化すらせずふらふらと次のステージへとやってきた手合いだ。

 その意味では正しく初心者なのだが、動きにおいては非凡なものが垣間見える。

 

「こりゃあ俺も負けるわけにはいかないな」


 初心者同士で部隊を組んだのだ、おんぶにだっこでは格好がつかないというもの。

 ミコトの中から負けず嫌いが顔を出す。


 フットペダルを踏み込み加速。

 リセイアのハクウめがけて突っ込んでゆき。


「わわっ」


 彼女を背後から狙って突進してきたシールドカタピラーへと、真横からプラズマブレードを叩き込んだ。

 側面にもそれなりの装甲があるが、ブレードならば斬り裂ける。

 爆炎を上げて錆と化してゆく敵を確かめ、リセイアの乗るハクウがぴょんぴょんと跳ねた。


「ありがと~うミコト君! 助けてくれたんだね!」

「いいよ、部隊だしね。お互い背後はカバーしていこう」

「うん、任せて……ミコト君のお尻は絶対守るから……」

「何か意味違ってない?」


 本当に任せて大丈夫なのだろうか。

 信頼を置けそうでいて絶妙に不安が拭えないでいるミコトなのであった。


『注意。フィールドの瘴気ダークフォグ侵蝕率上昇、五〇%に到達』

『出現:シールドワーム×一〇』


「だから多いわッ!!」


 ミタ丸の案内にツッコミを入れている間にも地面を砕きながらシールドワームの群れが顔を出す。

 その先端には多数の円錐形のドリルがギャリギャリと回っており、地面もIBもまとめて破砕する気満々だ。

 お前もうシールド要素関係ないんじゃないか? そんな苦情などどこ吹く風、元気に暴れまわっていた。


「ミコト君危ない! 横からダンゴ虫くるよ!」

「うおっとぉ!」


 シールドワームを避けたところで横合いからシールドスレイターが猛然と転がり込んでくる。

 簡潔に表現するとブレード付きダンゴ虫であるシールドスレイターは体当たりし損ねるとそのまま奥まで転がってゆき、壁に激突するまえに身体を開いて方向転換していた。


「何でもかんでも突っ込んでくるのね」

「硬い、痛い、意外と素早い。そんな敵がいっぱい出てくるのがここ、ドランケンシャフトとなっております」

「フランキングリージョンの時も思ったけど、このゲームの運営って性格悪くない?」


 ドランケンシャフトで出現する敵性存在は全体的に防御力と攻撃力が高く、とにかく突撃戦法を好む。

 要するに、フィールドから採取しようとして動きの鈍いプレイヤーの横っ面をはっ倒してやろうという意志に満ち満ちているわけである。

 まず運営の性格が悪いといわれるのもむべなるかな。


「ここでの戦い方は基本に忠実、避けて攻撃。それだけ!」

「カタピラー以外はライフル通じにくい。ブレードの電池が足りないなぁ」

「火力、やはり戦闘は火力だよ」


 カタピラーは前述のとおり。

 スレイターは方向転換の際に丸まるのをやめるのでそこが貴重な攻撃チャンスである。

 ワームに関してはチャンスもクソもない。弱点が装甲の継ぎ目くらいしかないので頑張って斬る、以上。


 ここでもプラズマブレードは大活躍だが、充電量がネックとなり多用できないのが歯がゆいところだ。

 さらにはどいつもこいつも突っ込んでくるために足を止める余裕がなく、オーラバーストモードを発動するタイミングをつかめずにいた。


「やっと減ってきたぞ!」


 それでもちまちまと敵を処理し続けることしばし。

 ようやく敵の数も減り、次の瘴気侵蝕率上昇がくるかという頃。

 ミタマモジュールが切羽詰まった叫びをあげた。


『注意。フィールドの瘴気侵蝕率……お待ちください、侵蝕率の異常変動を検知!』

「えっ。なになに」

『警告! 警告! フィールドの瘴気侵蝕率が急上昇……一二五%に到達! 特異性超大型U.B.O.S.S.個体が出現します!』

「へー、そんなイベントもあるんだね」

「いや俺こんなの知らないんだけど」


 以前のバンディッツの襲撃と言い、このゲームはミコトをのんびり遊ばせるつもりなどないようだ。


「そんな運の悪くなることしたかなぁ? 日頃の行いなのか?」

「だったら私は大丈夫のはず」

「謎の自信よ」


 フィールド上に渦を巻くようなエフェクトがおこり、やがてそれは紫電と共になにものかを形作った。


『出現:モルゲンステルン×一』


 現れたのは、直径がIBの数倍はあろうかという超巨大球体だった。

 それだけならばシールドスレイターの巨大版のようにも思える。


「モルゲンステルン? ここに出る敵は名前に“シールド~”を冠していたはず。法則から外れてるのは特異性個体ユニークって奴だからかね」

「今までの敵と同じ感じなら、あれが転がってくるんじゃない?」

「そんな単純そうでもなさ……そうだ」


 モルゲンステルンの球体上の身体の下部が開き、ひたひたと足が出現する。

 半生半機械のグロテスクな足が数えるのも億劫なほど現れ、よいしょっとばかりに本体を持ち上げた。

 その間にも上部にはぱかぱかと穴がひらいてゆく。


「嫌な予感がする」

「奇遇、私も同じこと考えてた」


 その予感は、迸る眩い光によって現実のものとなった。

 全方位へと光の棘――『電磁収束式プラズマ穿孔スパイク』を伸ばした姿は、まさしく名の通りに棘付き鉄球モーニングスターだ。


「ああ、来るわコレ」


 つぶやきが開戦の合図となった。

 無数の足が忙しなく蠢き、巨体を急加速させる。

 あらゆる物体を熔融穿孔するプラズマ棘付き鉄球が、フィールド上を縦横無尽に爆走し始めた。


「バッカかよなんだこのボスゥッ!!」

「しかも速い!」


 このフィールドの敵はどいつもこいつも攻撃力が高いが、中でもプラズマ系火器は別格である。

 ぶつかっただけでハクウなんて蝋燭をバーナーで焙ったように溶け崩れることであろう。


「後ろを取って……こいつの後ろってどっち?」

「どこでもいいからとりあえず撃ってみて!」


 モルゲンステルンが壁際まで突進し、プラズマと接触した壁がゴリゴリと削れてゆく。

 減速したところで二人はすかさず対甲ライフルを向けた。


 するとモルゲンステルンの装甲がプラズマスパイクごと浮き上がり、外周上を高速で旋回し始める。

 これでは棘付き鉄球ならぬプラズマ草刈り機ではないか。


 ミコトとリセイアが構わずライフルを撃ち込んだ。

 しかし直撃したはずの弾は悲鳴のような音を残して消滅してゆく。


「ええっ!? 棘に当たった弾が蒸発してくんだけど!」

「この上そんなギミック要る?」


 ひとまず仮称『草刈り機モード』では移動はしないようである。

 しかしだからと言って手の出しようがない。

 ライフルで撃ったところで弾が蒸発してダメージにならないし、だからとプラズマブレードで斬りかかろうにも敵の方が間合いが広い。

 というかそもそも近寄りたくない。


「すごいね。これは倒しがいがありそう!」

「いやぁこれを喜ぶのは素質ありすぎでしょ」

「そういうミコト君は?」

「……わりと楽しい」


 そうして手を出しあぐねているとボスの回転が止まり、ふっとプラズマスパイクが消失した。


「あ、もいっちょ嫌な予感」

「わぁ奇遇、やっぱり私たち気が合うんだね!」


 モルゲンステルンの全面を覆っていた分厚い装甲が開いてゆく。

 攻撃のチャンス? そんな淡い希望は装甲の下から現れた多数の砲口を見た瞬間に絶望へと変化するのだ。


「お前ら突撃バカが持ち味じゃなかったのかー!?」


 返事がわりに、左右に配置されたレールガンが吼えた。

 ミコトとリセイアがスラスターを吹かし左右に分かれる。

 彼らの後を追うように甲高い音を引き連れ、音速の弾頭が宙を切り裂いた。


「ここから反撃のチャンスだね!」


 豆鉄砲でもないよりマシ、走りながらリセイアが武器を構え。

 同時、モルゲンステルンの背面から多数のミサイルが放たれた。


「どうしてそういうことするのーッ!?」

『迎撃、補正します』


 押し寄せるミサイルの津波を対甲ライフルで迎え撃つ。

 さらにその隙を縫うようにレールガンまで撃たれるのだから始末に悪い。


 モニター上に表示された機体のミニアイコンがガンガンと警告イエローに染まってゆく。

 部分的には危険レッドまで達した部位すらあった。


「無理ィー! こんなの長持ちせんわ! ……を?」


 狂乱する弾幕地獄の向こう、モルゲンステルンの中心に光が灯ってゆく。

 そうして性悪運営の中にわずかに残された理性こと、射線予告レーザーが伸ばされた。


「わぁいゲロビの予感! 避けてッ!!」


 ミコトとリセイアが泡を喰って射線上から退避する。

 直後、モルゲンステルン中央に搭載された大口径荷電粒子砲が眩い光を放射した。

 一直線に伸びる光の奔流があらゆるものを呑み込み、そして消し飛ばしてゆく。


 やがて光が消え去った後、モルゲンステルンは動きを止め冷却系を全力で稼働し始めた。

 さすがの超大型個体にとっても大口径荷電粒子砲の運用負荷は高いらしい。


 待ち望んだ時は来た。


「よくも好き放題やってくれたな! ここからは俺のターンだ!!」


 立ち上る陽炎を蹴立ててミコトのハクウが走る。

 気休め程度にライフルを撃ちながら接近、間合いへと踏み入った。


「とっておきいくぜ! オーラバーストモード発動!」


 ハクウが背面装甲を展開。

 動力部が露出し、過剰稼働を開始する。


 全身から光を放ち、ハクウの運動性能が飛躍的に向上する。

 左腕から過剰出力のプラズマブレードを伸ばし、スラスター全開で斬りかかり――。


「うっそだろ……」


 プラズマブレードと交差する、光の棘。

 モルゲンステルンの装甲の一部がアーム状となり、先端から伸びたプラズマスパイクがハクウのブレードを受け止めていた。


「こんなのズルだ!? いやマズい!」


 鍔迫り合い状態のまま、無情にも時間は過ぎ去ってゆく。

 オーラバーストモードの持続可能時間はたったの一五秒。


 無敵の時間はすぐに終わりをつげ、直後に鍔迫り合いによってプラズマブレードの充電量が一気に失われた。


「あっ、ダメそう」


 冷却中のハクウは出力がガタ落ちで離脱もままならない。

 その眼前でモルゲンステルンは悠然と装甲を閉じていった。


「ミコト君! いったん離れて!!」


 救いの手は伸ばされる。

 オーラバーストモードを発動したリセイアのハクウがミコト機に体当たりをするように突っ込んで来て、そのまま一緒に離脱しようとした。


 その頃にはモルゲンステルンはすっかりと光の棘付き鉄球状態へと戻っており。

 無数の足が蠢き、加速。

 オーラバーストモードの持続時間を終えたリセイアに追いつくや、そのままミコトごとプラズマスパイクで串刺しにしたのであった――。



 ――★――★――



「どないせぇっちゅうねん」


 プライベートアーセナルで目覚めた、ミコトの第一声がこれである。

 もちろんハクウごと爆発四散しての死に戻り明けだ。


「あんなもん倒せるかよぉ……あ、部隊の通信つなげられるんだ」

『パックメンバーも同一フィールドにいるため問題なく通信可能です。フィールドをまたいだ通信を行う際は場合によって制限がありますのでご注意ください』

「注意くださいっても、死に戻りしたらどうするんだよと」


 今回はたまたま同時に死んだから結果的に問題なかったが、部隊の中で一人だけ死んだりしたら面倒そうである。

 もしかしたらこの先、その場で復活できるような要素が出てくるのかもしれない。

 少なくとも今は影も形もないのでどうしようもないが。


 ともあれ通話をつなぎなおす。

 拡張現実AR表示されたウインドウに、何故だかやたらとにこやかなリセイアの顔が映った。


「ミコト君もやられちゃったんだね」

「ゴメン。攻め手を焦った俺のミスだよ」

「いいって。アレはもう仕方ない気がする。それより、まだ挑戦するでしょう?」

「そりゃもちろん。やられっぱなしは趣味じゃない!」


 それは彼女も同じ考えだったのだろう、うんうんと頷いて。


「だけど今のままじゃ力不足だと思うんだ。ハクウ君のステータス強化と、あとできれば新しい武器とか欲しいんだけど。ちょうど二人とも死に戻ったんだし……街の方に、一緒に探しに行ってくれない?」

「ふんむ」


 なるほど確かに火力の不足は嫌というほど思い知らされた。

 再戦まで時間をかけるとフィールド上の残骸を誰かに回収されるというリスクがあるにはある。

 しかしここは準備万端整えてバッチリ復讐をキメるほうが断然大事である。

 それについてはミコトも異論はなかった。


「そうだな。オッケ、先に買い物行こう」

「本当!? ヨォッシャァイ!!」


 えらく気合の入った歓声が聞こえてきて、やはり何かを間違ったような気がしてならないミコトなのであった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る