第14話 日本列島北周辺がきな臭い①

 この物語はあくまでもフィクションですm(__)m

 特に日本編は似たような名称・団体等すべて作者の妄想ですm(__)m

(実在下町グルメ以外)


北方面きたほうめん領土紛争ねえ~」

「自分は明日から大蔵柔術年末総会に出席で動けない。政府の頼みを大蔵家としてガン無視ってのもまぁ出来なくはないがw」

「北海道の更に北は寒すぎて嫌なんですけど、しかも年の瀬だよ12月28日だよ。極寒でしょ。」

「だが瞬間転移できるのは当主の自分か人外になったwお前しかいないだろ」

「いないだろって俺はまだ現役高校生だし、国際紛争なんかに関わってる場合じゃないでしょ。」

「普通の高校生なら確かにそうだなw」

「父さん自分の可愛い息子にそれ言う?」

「どこの世界に18歳でタッパ230cm メカタ190kg スキル無しでも100m8秒で走る全身筋肉ダルマの息子を可愛い呼びする父親がいるんだw」

「確かに一理あるけど…まあ分かった分かりましたよ。ちょっくら見てくるけど様子見程度だからね。」

「ああ助かる。政府にはお前の失踪事件で警察・自衛隊対応やマスコミ報道規制をガンガン押し付けたから、借りは早めに返すに限るw偵察任務なら戦闘にはならん。どうせ光学迷彩で消えるんだろ人外武道君w」

「…自分の息子に人外言うな」

(株)大蔵道場本社ビル29F大蔵武蔵の執務室。

 武道と2人政府依頼偵察任務の打合せをしていた。

 写し魂で上級神となった武道のステータスは、祖父大和・父武蔵の先代・現役当主のみが把握している。


 **********


 翌朝 9:00

「極寒の地だから分厚いコート着ていこうと思ったけど、種族上級神の身体と耐性スキルには暑さ寒さも関係無かったwwてか少しだけ悲しいのはなぜかな?」

 人外じんがいも悲しむんだなm(__)m


「息子に偵察任務押し付けて父さんはハワイか良いよなあ。羽田発ホノルル便は夜だからサクサク片付けて今日中に報告しとくか。」

 武道の父親武蔵も地球上の何処にでも瞬間転移可能だがww(株)大蔵道場幹部・社員も数名同行するので飛行機で移動するしかない。

「んじゃ行ってきま~す」

 シナプシューーーっと効果音を残しオホーツク海に消えた。

 

 そもそも上級神武道の探知能力なら、東陽町とうようちょうの自室から敵対勢力の人数・規模・現在の具体的状況(武器配備種類等)から心理状況まで正確に把握し、必要とあらば攻撃破壊すら出来る。

 今回態々現地に飛ぶのは正月用の蟹がメイン業務(瞬間転移の活魚屋さんw)偵察任務などオマケであるwww

 

 オホーツク海の流氷と共に流れ着く豊富なプランクトンを食べた極上北の海の幸。

 毛ガニ、ズワイガニ、アブラガニ、ホタテ、ホッケ、キンキ等々。

 そして主役は本当の旬は春で12月には滅多に取れない貴重なタラバガニ。

 それらを纏めて生きたまま周辺海水ごと【アイテム銀河系】に収納する。

「ぶわははははは~大量だぜ兄貴ww」あんた嫡男だろ…

 択○島と国○島中間付近の辛うじて凍結してない漁場を探し絶賛大収穫中。

 こんなの日本漁船がやったら○○ア国境警備隊による即刻拿捕勾留アナ恐ろしや。


 **********


【大蔵武道の隠れ家】

 取り立てをまずは刺身で食し、続いて焼きタラバガニ&ホタテ貝醤油焼き&キンキ煮付けにと生活魔法で料理。

 1人で20人前を食い尽くす武道くん。

「いやあ叙々苑のシャトブリもいいけど年末年始は海産物だな、冬休みは毎日来ようかなww」

 オ~イ偵察任務忘れてませんか?


「ん?何か聞こえたけどお昼寝ターイム。食後の睡眠身体に大事」

 武道がグースカしちゃったので作者もちょっくら寝ますm(__)m

 偵察任務は次回お楽しみに。


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【大蔵武道の隠れ家】

 織田信長の居城安土城。丹羽長秀を総普請奉行に任命し1576年・天正4年に完成。

 焼失する前の立派な天守閣と本丸を内装設備水回り等々近代的に全面リニューアル。

 それをポケに収納しコピーしたものを月面と火星に設置、隠れ家として使っている。

 安土城天守閣を食事や昼寝だけに使うとは流石上級神…

 今回は銀河系転移で月世界安土城で昼休憩したそうですww

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