金がすべての学園

磁界緋呂斗と金がすべての学園

〜午後21時〜


石田志向いしだしこうはこの男五色零ごしきぜろと一緒の部屋になりジャンケンで負けた


それから俺は就寝時間まで時間があったので、この学園に入るまで何をしていたかなどを雑談した


「そういや五色、ここに来るまで何をしていたんだ?親は?」


「ハハッ零でいいよ」


「えーとね僕は親が一昨年亡くなって」


「えっまじかなんかごめん」


まじかこいつも親がいないんだ


俺も親がいなく姉がひとりいるだけだ


「いいよ大丈夫気にしてないから、僕の家姉と兄がいるんだけど3人で生きるためにバイトとか色々掛け持ちしてたら、推薦状が届いて今に至るってわけ」


なるほどこいつも色々苦労してんだな


「それにしてもさこの学校すごいよねーなんかいっぱい校舎あるし」


目に付くとこそこかよ校舎全部金色だぞ


「でも僕、一番びっくりしたのはこの学校独自の金があることだよー、後それとこの学園って島なんだってほんとにびっくりしたなー」


「えッ?」


俺はびっくりしただって入学式ではそんなこと、、、、、、、


「え?知らなかったの?入学式で言ってたよ」


そうだった俺寝てたんだった、、、、、


「そうだいっしーっていま残金いくつなの?」


いっしー?残金?


「何のことだよ?」


「これだからいっしーは、」


「いっしーやめろ!」


「いいこの学園には独自の金があるって言ったよね名前は確かGPだったかな?」


無視かよ


「ああそれは分かった」


「それでね生徒一人一人にGPが配られていてざっと100GPだいたい日本円で100万かな」


ひゃく、ひゃくまんんんんんん!!


確認してみるとほんとに100GP入っていた


「まじかよ」


驚愕的な値段でびっくりした


そう長々と話しているとカッコーカッコーと部屋の時計がなった


「びっくりした、もう22時かそろそろ寝ないと」


「いっしー明日授業内容が体育館で説明されるから早く寝よー」


「そうだな」


「明日から夢の学園生活か、」


そして僕たちは深い眠りについた


〜午前7時〜


「おい零起きろ朝だぞ」


この学校では朝と夜は寮の食堂で食うしかもこれ全部無料だって最高だよ


「それにしてもこの食堂うまいよな」


僕たちは学園に行く準備をした後食堂に行きご飯を食べていた


すると遠くから背は175くらい髪は赤色のいかにもチャラそうなやつが来た


「オレっちもご一緒していいっすか?」


なんだコイツ急に


「えーとまず自己紹介してもらってもいいか」


「うっすオレっちの名前は磁界緋呂斗じかいひろとっす緋呂斗で良いスッよ」


「15歳っす」


「僕は五色零ごしきぜろ15歳だよー」


「俺は石田志向いしだしこう15歳だよろしく」


「よろしくっす、あもうすぐ食い終わっていかないと間に合わないかもっすよ」


そうして俺達はさっさとご飯を食べ終わり体育館に向かった


「いやーそれにしてもやっぱでけーな」


そこには昨日も見たとてつもなくでかい体育館にあった


「そんな事はいいから中に入ろーよ」


〜10分後〜


そうして中にはいり僕たちは様々なことを聞いた後最後に校長先生の話を聞くことになった


「君たちはこの学園がなぜ授業内容を公開していないか知っていますか?」


今その話をしてくれるのかありがてー聞きたかったんだ


「それはですね、この学園はすべてお金で決まっているからです」


お金?どういうことだ


「例えば進級するために必要なGPは999GPです」


は?1GPで一万だぞてことは、、、999万だとッッ


「このとおりこの学園では様々な物事が金で決まるです他にもご飯や服、|命

《・》


んー?最後小声でなんかエグいこと言ってなかった?


他の人達も困惑しているようだ


「では最後に課題として、この一週間で皆さんにはGPを150GPまで増やしてもらいます」


それだけ言い終わるとスポットが消えぞろぞろと生徒たちは帰った不安の声を出しながら


〜午前10時〜


「にしても改めて聞いてもすげー校則だよね」


たしかにな


「そうっすよね僕ビビっちゃいましたもん」


「でもどうやって金を150GPまで増やすんすか?金でも稼ぐ施設なんてあるんスカ?」


そう話していると零が


「僕一つ気になる施設があるんだよね多分この施設が一番金稼ぎしやすいよ」


俺と緋呂斗が困惑していると


「それはねー


「なるほどギャンブルか」


「じゃあ今日から行ってみるっすか?」


「そうだな」


そうしてSGバンドを見てみると今日はどうやら1年生は使っちゃいけないらしい


「どうやら今日はギャンブル施設使えないらしいぞ」


「たしかにそうみたいすっね」


「ちぇ、なんだつまんねーの」


零は明らかに不満そうだ


「でもバイトとかはできるらしいぞ」


「バイトでもして今日は帰ります?」


「さんせーい」


零と緋呂斗も賛成する


「そうかじゃあ行くか」


そうして俺等は日雇いバイトをしてから寮に向かい眠りについた


〜ギャンブル施設〜


午後8時とあるギャンブル施設のルーレットコーナー


そこには大柄な男と膝から崩れ落ち絶望している生徒がいた


大柄な男がそいつに言う



そうしてギャンブル施設は大柄な男の狂気的なまでの笑いに包まれた

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