謎の男と入学式
あの後俺は入学試験に受かったことで学園から合格通知が来た
その後学園に行く準備をしたりして
ついに入学当日になった
そうして学園からの合格通知を受付の人に見せると
バンド?みたいなものをもらい、装着した後
入学式の会場についた
「ついに俺も高校生か」
これで俺も晴れて学園入学やったーだったはずなのだが人が全然いない
なんか怪しくないか?
たしかによくよく考えてみると集合場所も市民体育館だし学園で入学式をやらないことなんてあるのか?
それにしても人数がさっきから増えないもう集合時間になっているというのに
「だって今何人だ?1、2、3、4、5、、6、何だ、、、?体が急に動かな、、、、」
「ドサッ」
ここで俺の意識は途絶えた
俺のまぶたに光が指す
「何だ?眩しい。俺は確か体育館にいてその後確か、、、、ここどこだ?」
俺を不安感が襲うそしてここがどこかを見渡す
そして不安感をも吹き飛ばすかのようなものがそこにあった
「何だ、、、これ、、、」
目の前にあったのはこの世のものとは思えないほど大きい学園だった
ばかでかい時計に、無数にある校舎そして何と言っても
「金ピカの校舎、、、?」
そう僕がぼーっとしていると校舎の方からある声が聞こえてきた
「ご入学ありがとうございまーす!!」
〜4月9日 午後1時〜
自己紹介と整理をしよう
俺の名前は石田志向(いしだしこう) 15歳 友達と彼女は察してくれ
そして今日から夢の学園生活、友達作りまくって、彼女も作って楽しく過ごしてやるーー
「と思っていたんだけどなー?」
気づいたら知らない場所で目の前にはバカでかい校舎普通に怖い何だよでかすぎだろ
「まあ状況から察するに、ここは心力学園だと思っていいいだろだってバカでかい文字で心力って書いてあるし」
これが学園最初のイベントと考えると先が思いやられる
「何だこのバカでかく心力ってださすぎだろ」
そう思っていると
「新入生の諸君こんなことして悪いね、こちらにもまあ色々と事情があるんだ詳しくはこれから入学式で話すから、とりあえず体育館に来てもらってもいい?」
ホントだよ、普通に誘拐だろていうか体育館ってどこだよ
「それと君たちの手首になにかバンドみたいなのつけてるよね?SGバンドって言うんだけどそこにマップが入ってるからそこから向かってくれ」
「SGバンド?これか?名前ださすぎじゃね」
そうして不意にマイクロウォッチのようなものを押すといきなり画面が現れた
「うわっ何だこれ、どうなってやがる」
よく見ると学園を上から見下ろしたもののような写真だった
「よく見るとこの学園って都市みたいな感じなんだなしかも五角形の」
「まるで近未来だなどんだけ金注ぎ込んでんだ、、、」
〜午後1時30分〜
この状況に慣れてきてしまっている自分がいる
何でかって?現実味がなさすぎて受け止めきれていないからだ
だって
「どうなってんだ、、、でかすぎだろ、、、」
建物一つ一つがでかいそのせいか現実じゃないみたいなんだ
そう思いながら体育館につき中に入ったあとあたりを見回すと体育館は1階と2階に分かれているようだった
「おお結構人数いるな上にいるのは先輩たちかな?」
1階には少なくとも1000人くらいの生徒がいると思う、2階は暗くてよく見えない
そして一人一人見ていくと髪が赤いやつに髪が黄色いやつ他にも色々な色があった
「はッもしかしてこの学校は髪を染めてよかったのか?クソしくじった、、、俺も高校生デビューしたかった、、、、」
そうして俺は後悔をしながら喋る相手もいないでいると
「ピカッ」と壇上にスポットライトが当てられ校長先生らしき人が壇上の下から出てきた
「どうなってんだあれすげー」
「皆さんご入学ありがとうございます」
「それではこの学園について説明したいと思います」
〜10分後〜
あの爺さんかれこれ10分は話しているぞ長すぎだろ
こんなことなら徹夜でゲームしなきゃよかった
「それではですね校則についてはなしていきたいと思います」
「まぶたが重くなってきた、、、、」
〜??分後〜
うーんむにゃむにゃ
「ハッ」
いつの間にか俺は寝ていたらしい
んー何だ?
ああもう終盤か何分くらい寝てたんだろ
「えーこれから皆さんには、5つある宿から選んでもらいます」
「おおもう宿選べるのかやっぱすげーな金持ちの高校は」
「そしてランダムで選ばれた宿からさらに、部屋を選んでもらいますそこが今日からあなた方の家でございます。私からは以上です」
そう言い終わるとスポットライトが消え不意に
「ピロンッ」
と音がなった
「何だ?」
手首についているSGバンドを見るとさっき見た学園全体の写真の右下にピンが刺さっていた
そうして5分くらい立った後入学式が終わり生徒たちは自分たちの寮に向かっている俺もその大群の中に後を追うように入り寮に向かう
〜7分後〜
自分の寮の目前まで来た
「ここが俺の家か」
そうして俺の寮について全体を見渡した時、俺はビビった
屋根はボロボロ壁は黒ずんでるし、何なら苔までセット
「何だこのボロ家、、、、、」
そう思い中に入ってみると
「おお案外きれいなんだな」
中は外とは違い壁はしっかりしているし床もピカピカ何なら真反対のような見た目だった
「どうなってんだ?外見はただの偽物?」
そして部屋はどうやら二人一部屋、ランダムで決まっているらしい男子と女子はそれぞれバラバラ
そうしてSGバンドに書かれている通り階段を登り2階の自分の部屋に入る
見渡すと二段ベッドやクローゼットその他諸々、生活用品は揃ってるみたいだった
そっと窓の方に目を向けると、そこに帽子を被った青年がいた
こいつが俺と同じ部屋のやつか
多分身長は俺と同じくらいで、深めの帽子を被ってる、悔しけど多分イケメン、そして特徴的な白いイヤリングをしていた
そう俺が思っていると
そいつが言った
「ねぇゲームしない?」
突然言われ困惑した
「いきなり?自己紹介とかは?」
「とりあえずゲームしようよー」
しょうがないと思い
「いいよ、なにする?」
「じゃんけんしよ」
そう言った謎の青年に俺は続けて繰り返す
「ゲームってそっちかよ」
「まあいいぜでもただのじゃんけんじゃつまんねーよな」
そう俺が言うとそいつは言った
「じゃあ勝った方の言う事を1つ聞くってのはどう?」
「ああ後僕は」
「
え?こいつジャンケンで縛るとか正気か?そう内心俺は思った
「引き分けはどうする?」
「あんたの勝ちでいいよ」
え?まあいいか俺が勝てば言うこと聞いてくれるらしいし
何よりジャンケンとかそういうのは俺の心力
解析特化の能力舐めんなよ
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