ドラえもん短歌
押田桧凪
第1話
宇宙までとばして解決したのかな栗まんじゅうは指数関数
「知己」という言葉を知ったジャイアンに「心の知己」と呼ばれたのび太
声変わり前の
つるつるの坊主初日の学校は通りぬけフープで登校したい
タケコプターちゃんと充電しといてよ、ずっとぼくのそばにいてよ
のび太くん、実物見れたよ。あやとりで教えてくれた東京タワー
もしも「きみが過去になってもぼくだけは覚えているよ」ボックス
「何歳に見える?」と訊いたしずかママ ひらりマントで躱す冗談
動物用と知ってて食べた
うまい棒、チロルの値上げ 今だからほしい「十円なんでもストア」
ドラえもん 今度は望みを聞く側に。どこでもドアでどこに行きたい?
ドラえもん じゃんけん不利だね。ううん、違う。まるい赤ちゃんみたいな手だね
池がほしいとスネ夫の豪邸あこがれて、使用人を目指す人生
アンキパン食べたおかげで鏡文字読めるようになりました、とさ
「テキトー」がテキオー
カタカナに乗るとするなら『ワ』がいいな コエカタマリンが描く将来
ドラえもん 嘘だと言って、泣かないで。
耳がある頃の
会いたいよ。押し入れ、空き地、引き出しも いそうな場所は全部見たのに
ドラえもん短歌 押田桧凪 @proof
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
台南とわたし/押田桧凪
★68 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
みーふぁん/押田桧凪
★11 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます