第3話《jewelryちゃん》

※※※この物語は東京の新宿にある〇〇マンションの211号室に住む女子大生・Rさんの実際に起こった恐怖の体験談を編集したものです。※※※


Rさん:今日は疲れたなぁ。仕事が中々終わらなくて少し腰が痛いし早く寝よっと。

Rさんはボンッとそのままベッドに横たわったままスマートフォンを手に取る。

すると見知らぬ番号からメッセージが届いた。

Rさん:あれ?この番号、かけた覚えないけど。

Rさんが疑問に感じたとき謎のアナウンスが。

??:ただいまメッセージが届きました。

見知らぬ番号:こんばんは、Rちゃん。私はjewelryちゃんだよ♡

Rさん:え?誰なの??

(でも私、この電話番号なんて全然知らないんだけど…)

jewelryちゃん:今あなたのマンションの前にいるの。

Rさん:え?誰かのいたずらなの??

Rさんはメッセージを無視しようとするが、次々とメッセージが届く。

Rさん:え、なにこれ。どういうことなの!?

jewelryちゃん:今エレベーターに乗ったよ。

Rさん:やめてよ、怖いから!

jewelryちゃん:今2階にいるの。

Rさんは恐怖で震えながらドアの鍵の確認しする。

ドアの鍵がしっかりと施錠されていることを確認し、少し安心する。

またjewelryちゃんからメールが届いた。

Rさん:(もうなんなの…)

jewelryちゃん:今211号室の前にいるの。

Rさん:え…嘘でしょ!?誰か助けて!!

Rさんはスマートフォンを握りしめ、警察に電話をしようとした。

しかし手が震えて上手く操作が出来ない。

Rさん:なんでこんなときに…!?

jewelryちゃん:ドアを開けて、Rちゃん。

Rさん:やめて!誰なの!?

その瞬間にドアが開き、冷たい風が部屋に吹き込む。

Rさんは大きな叫び声を上げてしまい、スマートフォンを床に落とした。

Rさん:誰か助けて!嫌よ、私こんなところで…

ドアがギィと音を立てて開いた瞬間、スマートフォンの画面に映っていた不気味な女性が目の前に立っている。

彼女の目は冷たく光り、笑顔が凍てつくような恐怖を感じさせた。

jewelryちゃん:こんばんはRちゃん。私はjewelryちゃんだよ。今あなたの目の前にいるの♡

Rさん:やめて!近づかないで!!

jewelryちゃんはゆっくりとRさんに近付いてくる。

彼女の姿はまるで人形のように不自然で、動きもカクカクとしてぎこちないが、それが不気味さを一層引き立たせる。

Rさんは怯えて後ずさりをしながらスマートフォンを手に取った。

Rさん:(今すぐ警察に電話しなきゃ…)

しかし、スマートフォンの画面には再びjewelryちゃんの顔が映し出され、彼女の声が響く。

Rさん:え…あれ…どこに行ったの…。

いつの間にかRさんの目の前からjewelryちゃんの姿が消えたので安心していたが、すぐ後ろから彼女の気配を感じて恐怖のあまり振り返ることが出来ない。

彼女の背後から冷たい風が吹き、動けないRさんにjewelryちゃんの声が耳元で囁く。

jewelryちゃん:R








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