第11話 資料集め

結局、創作は理屈理論より実践あるのみ!

先にも後にも書きやがれ! ってのが創作界隈の通例ですが

(自分もそう思ってカクヨム内外で過ごしてきた人です)


ある程度の実践を重ねてきた物書きには

より面白い物語、もしくは各市場で売れる商品を作るためにも

サボらないほうがいい作業工程があります。


先日、1年ぶりに神保町へ足を運ぶ機会がありました。


その散策レポートも兼ねて、

「新しい小説を書く前にできればサボらないほうがいい」

(サボると後悔する。ていうかめっちゃ後悔した)

作業について、つらつらと述べていきます。




先にネタバラシしますと、こういう作業のお話です。


①資料集めはサボるな

②市場リサーチはサボるな






神保町というのは、都内で、なんなら国内で、

もっとも「書店」が多い街で有名です。

特に古書の掘り出し物がアツいお店がいっぱいありまして、

自分もあちこち巡りましたところ、こんなものを発掘。



・シナリオ別冊「シナリオを書く 〜シナリオからの映画案内〜」


雑誌なので、定価は1,500円くらい。

古書店ではなぜか330円で購入できたのですが、

こちら、なんとネットフリマでは3万円で

取引されているようです。


3万円です。


超トクしました。なんで300円で置かれてたんだろう、、、


(そうですただの自慢です。が、次回、トクして図に乗った仲野がやらかすオチもきちんと用意してありますのでどうか安心して読み進めてください。……いや用意したわけじゃないんだけど。。。)


「こえけん」もそうですが、最近はシナリオにも

関心が向いているので書き方を調べたり、実際のシナリオを

読んでみたりしないと、まず「ちゃんと」書けないよねっていう。


ちゃんと、というのはドラマアニメの脚本として

プロの現場で「使える」書き方になっているかどうか。


面白い面白くない以前の、新人賞でいうところの

「一次選考が通るか通らないか」という初期段階です。

自分はシナリオに関してはまだ初期段階だと思ってますので、

「○○の書き方」とか、それこそ創作論とか、

もっといろいろインプットしてかなきゃなって思います。




・「多摩の文学碑」


こちらも、自分にとってはたいへん大事な資料です。


東京を舞台にいろいろ書きたいなって時に、

土地の歴史とか名所とかネットで調べても

限定的な情報しか出てこなくて。

おのぼりさんには辛いですね。


ある程度は想像したり、さらっと調べた情報だけで

街の描写が済ませられる場合もあるのですが、

いかんせん東京は人口(住んでる人)が多いため

下手なこと書いて現地民にツッこまれるリスクが高めです。


最近流行っているアニメ「負けヒロインが多すぎる!」では

現地民がにこにこできる要素も(原作でもアニオリでも)

いっぱい盛り込まれてますよね。


現代日本を舞台にする時は、やはり、そこの土地柄を

大切に扱えるかどうかで物語のリアリティが

変わってくると思います。


ライト文芸・キャラ文芸とか書き出した身としては

特にそう思います。

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