第5話:暗躍する組織
警視庁特務課。
各課のエキスパートたちが集まった、特殊組織。
その人数は総勢8名と他のかに比べ少ないものの、司令の司を筆頭にあらゆる事件を解決してきた。
しかし、特務課結成後初の未解決事件が発生する。
銀行立てこもり事件。
巧妙な手口を使い、これまで起こった凶悪事件の犯人たちの釈放を求めた、犯人F。
彼はまた、巧妙な手口で銀行から脱出し、現在行方不明である。
「国内にいるのは、間違いないんだよね……。」
「えぇ。渡航履歴はありませんでした。直近の捜索願いなども調べ、Fの身元も浮上しました。名前は『
「へぇ、良くそこまでわかったねぇ……。」
「えぇ。警察に届けられている捜索願いの中から、届けのあった日付を元に絞り込み、さらに対象者の職場などに連絡して確認して精査しました。年齢・銀行の支店長代理による証言から、最も一致する人物は、彼しかいません。」
「ホントに……志乃ちゃんの実力には頭が下がるよ。」
「ぜってー敵に回したくねーな、志乃さんは。」
特務課の中でも独自の捜査は続いており、ようやく被疑者の身元が判明した。
司はこの情報をいち早く他部署と共有する必要かあると、即座にこの情報を公開。
警視庁として大々的に指名手配するに至った。
「さて、これからの特務課の捜査方針は、どうする?」
とりあえず、2名の死者が出たものの犯人は逃走、残りの人質、行員に被害は無し。
この事件に関しては犯人である藤井の行方を根気よく追うことは、警視庁共通の方針ではある。
「私たちは、藤井の行方を引き続き追うと共に、他に起きた事件の対処もしていきましょう。」
司が迷わず今後の捜査の方針について、メンバーたちに話す。
立てこもり事件の犯人を逃がしたことは失態ではあるが、都内の事件は今後も増えていくだろう。その対処を蔑ろにするわけにはいかない。
「そうだね。それで良いと思うよ。じゃぁ、事件がないときは藤井の足取りを追うとともに家や職場への聞き込みもしていこう。何か事件が起きたときには、必要最小限の人数で対処していこう。それで良いよね?」
北条が、司の出した方針を細かく噛み砕いてメンバーたちに伝える。
一同、異論はないようで一様に頷いた。
「藤井の家族、警察に来たらしいよ。とりあえず家庭事情や夫婦仲、親子仲について細かく取り調べを受けたみたいだね。」
「悠真くん!また取り調べ記録を盗み見て……!そういった情報は、ちゃんとこちらにも伝わるから……!」
ここ数件の事件の解決を受けて、警視庁内における特務課の立場は徐々に良くなっていた。
「藤井は、妻と娘ひとりの3人家族だったみたいだね。男ひとりに女ふたりの家族。しかも娘さんは女子大生。次第に家の中でも肩身が狭くなっていったんだろうね。それに加えて、会社ではどんどん部下や後輩が台頭してきて、最近は窓際族だったらしいよ。名ばかりの役職ってやつ?とにかく、公私ともに居場所がなかった感じだね……。」
北条が自分の手帳を見ながら、藤井の事を説明する。
「……ってか、北条さんもう知ってたのかよ!」
「うん。娘さん、すごく美人だったよー。奥さんもホントに気立てが良くて、僕が奥さんにしたくなったほどだよ。」
「そうじゃなくて……いつの間に聞き込みに行ったんだよ!」
「え……?昨日の夜、だけど?」
「え……?」
ちょうど、銀行立てこもり事件の引き継ぎを捜査一課に依頼した北条は、そのまま捜査一課の事務所に足を向け、課長の稲取と情報交換したのであった。
「捜査員は足が命。どんな些細なことでも気になったら足を使って情報収集。それが刑事の基本だよ。」
それは、北条が新人たったときに、先輩刑事に叩き込まれたこと。
捜査一課のエースとなり、そしてこの特務課に配属されたいまでも、北条はその『刑事の基本』に忠実に取り組んできたのだ。
「さすが北条さんね。私……貴方の言うことだけはちゃんと聞くよう心がけるわ。」
最近配属されたばかりのあさみも、北条の事は尊敬していた。
「ベテランになっても初心を忘れないその姿、尊敬に値するわ。虎太郎、貴方も見習うことね!」
「あ?俺がいつサボったって言うんだよ!俺も足使って捜査してるわ!」
銀行立てこもり事件のあと、虎太郎とあさみは互いに刺激しあうライバルのような関係になったようだ。
特に虎太郎は、前回何も出来ていないと思う分、大活躍をしたあさみに対抗意識を燃やしているのであった。
「よーし、じゃぁ俺はボチボチ『足を使って』捜査してくるかな~!」
虎太郎が勢い良く立ち上がった、その時だった。
「北条さん!いますか?新しい事件です!」
特務課の司令室に、ひとりの刑事が駆け込んでくる。
捜査一課の新米刑事、香川であった。
「なんだよ、俺たちに頭を下げに来たのか?エリートさんよ」
「君たちに用はない。呼んだのは『北条さん』だけだ。」
顔を合わせるなり火花を散らす、虎太郎と香川。
「ほらほらふたりとも、職場でつまらない喧嘩はしない。それで香川くん、僕に用事があるんだろう?」
北条がいがみ合うふたりの間に入り、話を聞く。
「そうなんですよ北条さん!突然、事件が……。」
香川がやや興奮気味に話す。
「突然?どう言うことだい?」
事件など、常に突然起こるもの。
それをあえて『突然』と言う香川の言葉の真意を汲みかねる。
「大学、病院、図書館でそれぞれ襲撃事件が起こったそうなんです。犯人はそれぞれ現行犯逮捕されたんですが……。」
「……ですが?」
「本当に突然なんです。大学では普通に友達と学食で食事をしていた学生が突然友達に襲いかかり、病院では娘夫婦がお見舞いに来ていた老婆が突然、娘の夫に襲いかかり……図書館では司書が突然、図書の返却に来た主婦を……。」
それまでは、何も怪しいところもなく、凶器もそれぞれ手近にあったものだったらしい。
大学ではフォーク、病院ではお見舞いの花を生けていた花瓶。
そして図書館では司書が使っていた千枚通しがそれぞれ凶器になったとの事だ。
「うーん、同じ日の同じ頃に似たような犯罪……偶然にしては出来すぎてるね……。」
犯行自体はいたってシンプル。
しかも、それぞれ犯人は現行犯逮捕されている。
つまり、3件の事件は既に、解決しているのだ。
「死者は?」
「はい……病院の男性と、図書館の主婦が亡くなりました。男性は頭部を花瓶で滅多打ちされた事による脳挫傷。主婦は千枚通しで刺されたことによる外傷性ショック死。大学生は致命傷は避けられましたが、全治2か月の重症です。」
「そっか……可哀想に……。」
北条が悲しげな顔をする。
「犯人たちに武術の経験は?」
このとき、香川の情報に疑問を感じたのは、あさみだった。
「え……?みんな一般人で、武術の経験はないけど……。」
「犯人と被害者の間に怨恨の線は?」
「全く。大学の事件の犯人と被害者は、ほぼ毎日遊ぶような親友でした。老婆も娘夫婦には感謝していたと聞いていますし、司書と主婦は面識無し……。殺害の動機が見当たらなくて。」
香川の説明を聞いて、あさみが不思議そうな表情を浮かべる。
「人を殺すほどの致命傷を負わせるのは簡単そうで難しい。大きく危険な凶器を使うならそうでもないけど、フォーク、花瓶、千枚通し……的確に急所を狙うか、絶命するまで執拗に攻撃をする必要がある。突然、そんな風に一般人が強行に及ぶかしら……。」
特殊部隊出身のあさみだからこそ、人体については良く学んでいる。だからこそこのような疑問が出るのだ。
「仲が良かった人を傷つけるのは、かなりの決心がいる。しかも、殺すほどとなると普通は『準備』をするわ。凶器の準備、心の準備、そしてその後の準備……。それを一切しないと言うのが、腑に落ちない。」
「香川くん……、知ってたらで良いんだけどさ、3件の事件の『犯行時刻』わかる?」
「犯行時刻……ですか?」
北条の問いに、香川は慌てて手帳を開く。
そして、それぞれの事件の犯行時刻を確認すると……
「……あ。」
香川は小さく声をあげた。
「目撃者の証言もあるので、正確な時間はわかりませんが……全て、『12:30~12:32の間』に発生してます……。」
香川が、今まで気づかなかったことに、北条は一瞬で気づく。
「2分の誤差は、きっと証言者の誤差だよ。おそらくこの事件、3件同時に起こっている。まるでその時間に誰かがスイッチを入れたかのようにね……。」
北条の冷静な分析。
司令室にいた一同が、驚き北条を見る。
「まさか……誰かに操られてたってこと?」
「うーん、それはまだなんとも。調べてみないことにはねぇ。」
北条が、自分の手帳にいろいろと書き込んでいく。
「ちょっと、捜査に行ってみるかなー。」
何か考えがあるらしく、北条は出掛ける準備をする。
「あ、俺も行くよ!」
虎太郎も慌てて支度をする。
「あ、司ちゃん、お願いがあるんだけど……。」
司令室のドアを開ける直前、北条が振り返る。
「犯人の3人、何かサークルとかコミュニティに加入していたか調べて欲しいんだ。大学生は僕が直接聞き込みに行くから、他のふたりを。」
「えぇ……了解です。志乃さん、悠真くん、お願いできるかしら?」
「了解しました。」
「オッケー」
「ありがとう。じゃ、早速行ってくるね~」
北条と虎太郎は、そのまま司令室を出ていった。
「私たちは、どうする?」
あさみと辰川は待機している。
「ふたりも聞き込みに行ってちょうだい。被害者側の家族の話を聞いてもらう。何かトラブルはなかったか、おかしな団体に加入してはいなかったか、その辺りを。被害者家族だから、聞き込みは慎重にね。」
「はいよ。一緒に行くかい?お嬢ちゃん。」
「うーん、オジサンは趣味じゃないんだけど、聞き込みとかあまりやったこと無いから、ついてく。」
そして、辰川とあさみも司令室を出ていった。
「北条さんの話がもし本当だとしたら……、このあとも各地で同時刻に襲撃事件が起こるかもしれない。各課にこの事を報告して、応援を要請しましょう。」
そして、司も動き出す。
その時だった。
「入電です!都内5ヶ所で通り魔事件発生!犯人は全員、現行犯逮捕されたそうです!」
志乃が入電を知らせる。
「思ったよりも早く、起こった……。各捜査員への連絡、急いで!」
またしても同時刻に起こった事件。
司は悪い予感を禁じ得ずにはいられなかった。
「5ヶ所……やっぱりと思ってたけど、まさかこれほどとはねぇ……。」
無線の連絡を受け、北条の顔が強ばる。
おそらく、同じような事件が起こるだろうと思っていた北条。
しかし、まさか同日だとは。そして5件も同時に起こるとは予想だにしなかった。
少し、考え込む北条。
「くっそ……どこから手をつける?とりあえずいちばん近い現場は……。」
「虎、ちょっと待って。」
いちばん近くの現場に急行しようと無線を飛ばそうとした虎太郎を、北条が制する。
「行かないのか?」
「うん、一課と他の部署の応援を依頼してるなら、起きてしまった事件の捜査はそっちに任せよう。このままだとどんどん事件は増えていってしまう……。」
「なるほど……なら、どうするんだ?何かあてはあるのか?」
「うーん、まだ。」
「おいおい……。」
「でも、糸口は見えたよ。」
北条が手帳を開き、この中の一部を赤ペンで囲む。
「生存者じゃなくて、犯人の家に行くよ。何か指示があったり、操られているとしたら、その鍵となるものが自宅に残されているはず。それを探す。大学生、おばあさん、司書の順でまわるよ。それが終わったらいま起こった事件の犯人宅だ!」
「おぉ……了解!!」
こう言うとき、北条の頭は良く回る。
捜査の多くは、被害者宅で怨恨やその他の繋がりを徹底的に洗い出すことから始まる。
しかし、ここまでで起きた8件の事件、従来の捜査通りでは真相には行き着けない。
なぜなら、どの事件も『犯人逮捕により解決』しているからだ。
「解決した時点で、おそらくその先の捜査には消極的になる。『誰が』『いつ』『どうやって』を全部、逮捕と言う形でクリアしてるからね。でも、僕たち特務課はその先を調べるよ。この後の事件を出きるだけ早く止めるんだ。」
おそらく、今回の事件は犯人逮捕では終わらない。
北条はそれを確信していた。
「今回の事件、問題があるとしたら被害者側ではなく加害者側。出来るだけ素早く回って共通点を探すよ。」
「……了解!!」
「まずは、大学生の家に急ごう。」
「あぁ。ある程度進んできたから、ここからそう遠くはないはずだ。」
北条と虎太郎は、先程事件を起こした大学生の家に急いだ。
「ちっ……こうなることは分かってたが……。」
「こっちにも応援が必要そうだね…。」
走り出して10分ほど。
大学生の家にたどり着いた北条と虎太郎。
そこで目にしたのは、早速情報を得てやって来た報道陣だった。
「妹さんですか?お兄さんの凶行について一言……」
「やめてください!この子はまだ中学生なんですよ!」
報道陣に囲まれるのは、加害者の大学生の母親と妹のようだった。
「幸いにも被害者は一命を取り留めたようですが、被害者の方に何か言うことは?」
「うっ……」
容赦なく浴びせられる報道陣の心無い質問。
母は疲弊し、妹はもう涙を零していた。
「あいつら……!!」
虎太郎が、我慢の限界とばかりに報道陣に近づく。
それを、北条がそっと制する。
「北条さん……!!」
「ここで怒りに任せて突っ込んだって、逆に報道を煽るだけだよ。ここは穏便に、ね。ちょっと待ってて。」
北条が虎太郎をその場にとどめたまま、ゆっくりと報道陣に向かい歩いていく。
「まぁまぁ、もうそのくらいにしたらどうだい?」
「……何ですか、あなたは?」
突然現れた北条の姿に、報道陣も怪訝そうな顔を向ける。
北条は、大学生の母と妹の前に立ち、スーツの内ポケットから警察手帳を出す。
「あ、僕ね、こういうものです。これ以上この二人を困らせると、ちょっと……都合はよくないよね?」
突然、警察手帳を出されたことで、報道陣の表情が固まる。
「どうする?僕の一声で応援なんかも呼べるけど?逆にどこかの局・雑誌社のスクープになりそうだけどね~」
軽い口調でも、目は笑っていない。
その雰囲気が、北条の迫力を醸し出す。
「わ、分かりましたよ……撤収しましょう。」
「でも、真実を知ることが私たちの仕事ですから!」
「えぇ、必ずこの家のこと、知ってみせますよ!!」
口々に文句を言いながら、報道陣は解散していった。
「ふぅ……もっと僕たち老人のためになることを放送してよ……。安い居酒屋とか、隠れた絶景とかさ……。」
ふぅっ……と大きな溜息を吐く北条。
「北条さん、さすがだな……!」
そんな北条に、虎太郎が走り寄る。
「こんな感じよ。相手に納得してもらえばいいんだ。手段はケースバイケースで、ね。」
北条が警察手帳を懐にしまいながら言う。
「あ、あの……ありがとうございます。」
「助けてくれて、ありがとうございます……。」
そんな北条と虎太郎に、大学生の母と妹が近づいてきた。
「いいえ。ケガはない?報道の人たちって、スクープのためなら手段を選ばないところがあるからね~」
やれやれ……と北条が再び溜息を吐く。
「はい、おかげさまで……。それで、刑事さんも息子のことを……?」
母が不安そうに北条に問う。
「お兄ちゃんは、人を殺そうとするような人じゃない!優しくて、ケンカだってあまりしないんだから!」
そして、娘が必死に北条に訴える。
「うん……それを詳しく知りたいと思ってここに来たんだ、おまわりさん。お兄さんのこと……詳しく教えてくれないかな?」
あくまで紳士的に北条はふたりに話した。
「息子のことを追求しに来たのではないのですか?」
大学生の母が、おずおずと北条を見上げる。
「追求だなんて。失礼な言い方だけど、息子さんはもう逮捕されてる。それ以上のことを家族の皆さんに強いるつもりはないよ。僕たちがここに来た理由、それはね……『どうしてこうなったのか』だよ。奥さんも妹さんも、全く心当たりないんでしょう?」
優しく諭すように、北条は母親と妹に話す。
その様子を、虎太郎はじっと見守った。
「えぇ……。こんなこと言うと、誰でもそういうんだと怒られそうですが……、うちの子はそんなことするはずがないんです。真面目とかそういうんじゃなくて……内気なので……。」
「うん。お兄ちゃん、中学の時にいじめに遭って不登校になったの。高校で頑張って何とか大学生になったんだけど……。」
「そっか……頑張り屋さんだったんだね。被害に遭った子が当時のいじめっ子だったってことは?」
「いいえ……。彼は大学でうちの子と知り合ったんです。とても優しい子で、過去のことは何も聞かずに、これからずっと親友でいよう、なんて言ってくれたんです。どうしてそんな子に大けがを……。」
母親が嘘を言っているようには見えない。
それだけに、北条の頭の中で謎は膨らんでいくばかりであった。
「なんか、ますます分からなくなったな。」
虎太郎が、難しい顔で北条に言う。
北条も、小さく頷き少し考え込むしぐさを見せると……。
「失礼は承知でお願いなんですが、息子さんの部屋、見せてもらうわけにはいきませんかね?もしかしたら、息子さんの異変のヒントが見つかるかもしれない。本当はね、話を聞くよりもそっちの方が確実だと思ってお邪魔したんです。」
素直に、自分たちがここに来た理由を母親と妹に話した。
母親と妹は、顔を見合わせ不安そうな顔をしたが、お互いに小さく頷く。
「わかりました。それであの子に起こったことが分かるなら……。」
「お願いします。」
二人そろって、北条に頭を下げた。
「ありがとう。必ずつかんでみせるよ。」
悲痛な表情の家族の思いを無駄にしたくはない。
北条は真剣に二人の目を見てそう答えた。
家の中に入ると、綺麗な花が所々に生けてあった。
「これ、お母さんが?」
「えぇ。趣味なんです。」
「素敵な趣味だ。家の中が華やかになっていいですね。」
出来るだけ母子の緊張をほぐそうと、優しく話しながら大学生の部屋へ向かう北条、そしてその後ろを歩く虎太郎。
(こういうところが、やっぱり安心するんだろうな……。さすが北条さんだぜ……。)
刑事として熟練した北条の立ち居振る舞いに、虎太郎は感心した。
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