応援コメント

多様性ってなんですか?」への応援コメント

  • いくらか考察を。

    ・多様性は「価値尺度を生み出す土壌」ではあるが「尺度それ自体」ではない。

    多様性があると、世の中に多くの「ものさし」が出来て、人々の選択肢が広がる。
    そして私達は「自分にあったものさし」を、その中から選び取り、行動を決断する。
    ものさしを選ぶための価値基準は、人それぞれ。
    「このものさしを使え!」と押し付ける行為が、逆に「多様な視点」を邪魔している。

    多様性の世の中でも「自分にとって(または公共の利益にとって)、最も価値のあるものさし」を選んでいきたい。



    ・多様性とキャンセルカルチャー運動

    「この文化は悪だ。集団で抗議の声を上げ、撤回させよう」
    このキャンセル運動を主導するのは「多様性を守れ」と主張している側(和製レフト)なのは、酷い矛盾だろう。

    同じ左派でも
    「自由を重視するリベラル派」
    「平等を重視する社会主義派」という違いがある。

    おまけにコロナ騒動のときに
    「命が惜しいので。国家よ、自由を束縛せよ!」と主張したリベラル派は「アイデンティティの自壊」を起こしていた。
    香港のデモ隊は「自分の命がなくなろうが、後世に自由を残せ!」なので、真逆のパターンと言える。


    ・その他

    多様性は、日本人の昔からの慣習としてもあるけれど。
    「西洋的な多様性」ばかりが重視されている。
    1%のクレーマーの文句を、他の99%の人(サイレントマジョリティ)より優先させる社会でいいのか、という疑問もある。

    作者からの返信

    おー!!
    まさかこれに考察をくれるとは!
    ありがとうございます!
    多様性を批判している訳ではないですが、その矛盾が本当の多様を消している……それが伝えたかったんです!
    考察点◎です