第5話監禁の謎
俺は如月三久を助けだすために柊結香たちに戦い方を教えてもらうことになった
ただし教えてもらいながら戦うと言うもはやどこぞのバトル漫画だろと言いたくなるような展開である
イヤホンを耳につけて柊三久と繋がっている
可愛らしい声がイヤホンから聞こえてきて最高
現場にいるのは俺と一応危なくなったら救助に来てくれるらしい二人
だがその二人は俺から見えない場所にいるらしい
ドローンが近くにあるわけじゃなく近くにあるのは監視カメラのみ
なのになぜ俺の動きを知れるのかなんて思う
「なんで戦わないといけないんですか」
「そりゃ捕まっているヒロインを助けるんだったら暴力でしょ」
「俺は暴力嫌いです」
「ダメだよそんな好き嫌いしたら」
「いや食べ物の好き嫌いみたいに言われても」
「まあまあ良いじゃないか」
「まるで他人事みたいに言わんといてくれる」
「怒るなや」
「だって謎を解いていたらいつの間にか銃撃戦に巻き込まれていたんですよ言いたいことの一つや二つもあるでしょ」
「あはは面白い」
「面白くないわ」
「いやあ人がいやがる姿はいつみても最高やわ」
「あんた性格終わってるよ」
「よくいわれる」
「ああそうかい」
俺は走りだす
如月三久を監禁してきた奴らが隙をみせたからだ
その隙に俺は銃を近くまで行き腹を打つ
柊結香からそういう行動を取れと命令をされていたからだ
「まあ銃を近くまで行って打てとはいってないけどな」
「そちらの方が確実でしょう」
「だが危険だ」
「そりゃ誰かを助けるためには危険は付き物ですから」
「なんだか慣れているな」
「いえいえ慣れてなんていませんよ」
「ならなぜ立ち向かえる」
「そりゃ怖いですけど逃げてばかりじゃいつか取り返しのつかない事態になってしまう」
俺はそこで一泊おき
「もう逃げたくないだから俺は立ち向かうんです」
「お前なにか昔合ったのか」
「いえすいません言いたくないので」
昔大切な人を自分が弱かったせいでなくしたなんていえないよな
そう思い俺はごまかすのだった
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