第2話1つ目の謎

俺は一つのなぞを解くことに成功した


アニメや漫画の主人公がカッコいいセリフを言うから俺も真似たいと思い


「このなぞは全て解けた」


「なにを言ってるんですか」


松本真理に真顔でつっこまれる


「いや別になんでもないけど」


恥ずかしくなって何事もないように振るまう


三つの役割を持つ人や物の頭文字をとったらめだまになる


めさきまい

ダルマッカ

まつもとりか


並べたらよく分かるな


そしてこの謎の解き方を俺は松本真理に伝える


「さあこれであってるだろ」


「ええさすがですでは与える言葉を言いますね」


「おう」


「暗号学園です」


「分かった……あと気になったんだけど暗号学園っていうにはいささか簡単すぎだったと思うんだけど」


「これは入学試験ですからだんだんと成長をしてもらうように作られているんです」


「なるほどなだからここからだんだんと難しくなっていくわけだな」


「ええ少しずつこの学園を卒業できる人は入学試験を受けた人の100分の一以下らしいですからね」


「マジかよ」


いよいよここから本番が始まると聞きなぜか興奮した


俺は目先舞のところまで戻り暗号学園と機械に打つ


キーボード型のため俺は打つのに少しだけ時間がかかった


やはり手間取るな


「では次の問題を渡しますね」


目先舞からそう言われて紙を渡される


「ラブレター?」


「は?なわけないだろ」


「ですよねー」


怖いんですが可愛い女の子をナンパしたらガチギレされました


いやいやヤバイヤバイ


想像だともう少し


「ええ違いますよテレテレ」


みたいな可愛い感じなんだよ


それが怖すぎんだろ


「いえすいません突然変なことをいわれたのでなにいってんだろうなあ」


「謝っているようでとどめさしてるんですが」


「ええわざとそうやってるんですよ」


「マジかよ腹黒やん」


「誰が腹ぐろですか殴りますよ」


「いえすいません」


「そうですかではさっさと紙を読んでくださいませ」


「はいよ」


『げいおけ』


「なんだこのどこかのアニメのタイトルみたいな」


「これを看板からヒントを得てといてください」


「おうじゃあいってくるわ」


「あといい忘れていました今度のなぞは三人で行動をしてもらうので紹介しますね」


そう言われて俺は目先舞が見る方を振り向く


そうすると俺の幼馴染みと一人の男がいた


「やあおれの名前は夜桜 太陽(よざくら たいよう)だ」


見るからに主人公オーラが周りにただよっている赤い髪の男がそう口にした


「久しぶりね自己紹介をする必要はないと思うけど一応やるわよ私の名前は如月 三久(きさらぎ みく)」


「ああよろしく俺の名前は山田猛だ」

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