非回復師

旅➂

足の容態を見たところ三分もあれば治せそうだ。

問題はその三分をどう稼ぐか

それとも逃げるか？

「体重何キロだ？担いで逃げられそうなら逃げたいんだが。」

「！っ実際に担いでみて試して」

「えっ？あぁ分かった。」

助けを求めていた。女性をおんぶする。結構重い。

そんな事を考えていると

スライムが突っ込んできた。

ヤバい！

無我夢中

おんぶのまま逃げる。

暫くして振り向くも

スライムの姿は無い。

撒いたか。

あぁ道がこんがらがってしまった。

「村への道,分かるか？」

「はい。」

何だかんだナビゲータ付きで僕は村に向かう。

「ところで貴方の名前は？」

「リト・ファントム」

「そう私はコヨネ・クリソベリルキャッツアイ

コヨネでいいわ。」

「ところで降ろして治療していいか？」

「ええありがとうリトちゃん。」

「僕・は・男・子・だ！」

断じて僕っ娘ではない

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ヘルプモブ男子のつもりで書いてたけど気が変わったわ女子にしよ。