第一章「キャラクター解説」と「あらすじ」のまとめ
ここを読んでくださいましてありがとうございます。
少なからずこの物語に興味を持っていただけているものと想像します。
前半は読者さん用キャラクターの便利なまとめです。
後半はあらすじのまとめで、一章のネタバレになります。
飛ばし読みなどに便利です。
【キャラクター】
・主人公格
ミハエル・サンブレイド(男性・24歳)
剣士・戦災孤児で壊滅した傭兵団の生き残り。剣の腕だけで王国第二騎士団長に登りつめた『大陸一の剣の使い手』
レヴァントとは恋人同士、マシロの事は認めているが複雑な関係。
レヴァント・ソードブレイカー(女性・22歳)
接近戦を得意とする剣士・ミハエルと同じ戦災孤児で壊滅した傭兵団の生き残り。王国第二騎士団に所属する。しかし拉致され反体制軍の精神支配を受けミハエルを襲撃する事になる。その後も堕天使の依り代にされたりと苦難の人物。
心の奥に燃やす復讐の心が、その苦難を呼び寄せているとも知らず。
マシロ・レグナード(女性・27歳)
教会組織の司祭長(最高権力者ではない)でありつつ、百名規模の武装集団である聖堂騎士団を率いる。
ミハエルに思いを寄せるが、その愛情はいびつなものである。
グランデリア王国を大陸の覇者にせんと革命をたくらむ。
◇
セメイオチケ(女性・400歳以上)
神界の存在すら斬る剣士。その正体は堕天使に壊滅させられた王国騎士団長・翠蘭(スイ・ルァン)。堕天使を倒すべく妖魔に魂を売って人間をはるかにしのぐ寿命を得る。
ヒクセルキルプス(男性・400歳以上)
超越的な魔術師。その正体は堕天使に壊滅させられた王国騎士団の副官・アドラード。妖魔を自身に取り込み、上級悪魔を神への生贄としてささげ超越的な魔力を得ている。
アリシア=ノヴァ・ファーピクル(女性・16歳)
飛空艇製造業者アリシア社の社長であり、飛空艇技師。魔導技術の革新が続く世界で先頭を走るべくマルセリウスと手を結ぶ。明るい性格。
マルセリウス・グラント(男性・36歳)
世界を股にかける武器商人。下品で言葉使いが悪い。アリシア=ノヴァをテメエと呼ぶ。彼の資産はグランデリア王国の資産をはるかに超えるという。
ヴェルデュカス(正体不明)
グランデリア王国の転覆をたくらむ反体制軍の指導者
♠マシロ陣営
トロティ・サファイヤ・ホークウィンド(男性・26歳)
マシロの秘書官。ホークウインド家の三男坊。一見頼りないように見えて、恐らくは切れ者である。金髪美男子。
セリーナ・レイノア(女性21歳)
聖堂騎士団の騎士であり、騎士団内部では副官の立場。マシロの副官として聖堂騎士団員を引き締めている。指揮・実務・戦闘能力は高いが精神的にもろい。マシロに恋愛感情がありそうだ。
ベイガン・レ・ゼントォアオルレ(女性・年齢25歳)
滅ぼされた蛇人族の生き残り。ヒクセルキルプスに魔術を習っている。マシロの部下として買収されている。魔術の腕はマシロに追いつきつつあるらしい。
♦ミハエル陣営
ルカアリューザ(女性28歳)
王国第二騎士団の副官。切れ者の副官で、戦闘から事務処理までをそつなくこなす姉御肌。なぜかミハエルにはツンデレ気質である。
リオナフェルド(女性20歳)
王国第二騎士団の魔術師。なかなかの腕前をもつ女魔術師だが、他の魔術師がすごくて作品内では目立っていない。
キャスパローズ(女性20歳)
王国第二騎士団の斥候的役割。中性的な顔立ちの女性。活躍はこれから。
【第一章 あらすじまとめ】
遺跡都市カフカにて『超古代兵器』と言われるダーククリスタルが発見される。
その調査団の一員として王国第二騎士団長ミハエルは団員を率いて陸路カフカへ向かう。その途中、魔物の群れの襲撃を受けたエルフの村を救う。
その際にミハエルは自分のものではない得体の知れない力を発揮する。
同じく調査団として聖堂騎士団を率いるマシロ・レグナードは空路をとり、人類史上初の飛空艇による長距離飛行を果たす。その際、超越的魔術師ヒクセルキルプスの作った積乱雲の嵐を突破する。
カフカに到着したミハエルは行方不明となっていた恋人でもある団員レヴァント・ソードブレイカーから襲撃されるが、すんでのところで撃退する。
その際、レヴァントを改造したとみられるベイガンの攻撃を受ける。
一夜明けたミハエルの元へマシロが訪ねてくる。その用件は『自分と共に武力をもって王国を変えよう』というものだった。
若干16歳の飛空艇技師でありアリシア社の社長であるアリシア=ノヴァは、大陸を股にかける武器商人マルセリウス・グラントと契約を結ぶ。その際、アリシアの警護についたミハエルは超絶的な実力を持つ女剣士セメイオチケと出会う。
マシロは反体制軍の指導者ヴェルデュカスと密会をする。そしてレヴァントを拉致し改造したのはマシロであることが判明する。
『超古代兵器』ダーククリスタルをカフカから王都へ移す極秘作戦がとられミハエルが警備につく。しかし、そこを襲撃してきたのがレヴァント。
さらに事態は急展開し、レヴァントの憎悪の力を利用した堕天使ルシルフィルの思念があらわれ、レヴァントの身体を乗っ取る。
そこへレヴァントの身体ごと堕天使ルシルフィルを斬らんとセメイオチケとヒクセルキルプスが立ち向かってくる。
この二人はかつて堕天使ルシルフィルに部隊ごと壊滅させられた王国騎士団の団長と副官だった。
絶体絶命の状況のなか、ミハエルのなかにあった大天使の力が覚醒し、レヴァントの体から堕天使ルシルフィルを引きはがす。
しかし堕天使ルシルフィルは倒れず時空の爆発を引き起こし、ミハエル、レヴァント、セメイオチケ、ヒクセルキルプスを時空の彼方へ弾き飛ばす。
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