宴会

 (ダァ・ダァ・ダァ)とウキウキの足音を建てて

 (シュュュ〜)と滑り込んで

 「豆子、ウメにちょっと味見して貰おう」隠神刑部はウメを担いで言う。

 「もっと火力強く、あぁ〜あ〜茹で過ぎ!」豆子は大声を出して隠神刑部は聞いて貰えなんだ。

 「あの〜、、、」隠神刑部はだんだんと声が小さくなると

 「うるさいなぁ〜、こっちは戦場なのよ!あとにして!」気の強い豆子は大激怒する。

 すると「おっ!この子がかぃ?ふむふむ、人間かぃ?」豆子は隠神刑部に聞く。

 「あぁ」

 「ふ〜ん〜」豆子は手を拭いてウメに手を差し出す。

 「豆子だ、お前は?」

 「ウメと言います」とウメは手を出しているのが気が付かない。

 「おぃ、手を引っ込んでるんか?」豆子はまたイライラとするが

 「違うんだ、ウメは盲目なんだ」隠神刑部は説明すると

 「盲目です。すみません」ウメは謝ると豆子と出す方が微妙に手を出し

 「イヤイヤ、こっちこそ悪かった」豆子はウメと真っ直ぐになる様に謝った。

 「俺も調理中はこえ〜もん、気が強いのが・・・」隠神刑部は喋っていると

 「私は気が長い方なのよ!」すると豆子は隠神刑部を口いっぱい詰め込む。

 「はぃ、あ〜んして」とウメに言うと

 「あ〜ん」(パクッ)と食べ物を口にしたら

 「美味しいです、美味しいです!」ウメは感動したら

 「そうか!美味いか!おぃ、隠神刑部!邪魔や。邪魔!ハイ、ラストやで〜、頑張ろうか!」

 「ハイ!」豆子達は厨房に戻る。

 「豆子さん達はここが戦場のね」厨房から出たウメは(フフフ)と笑う。

 「何がおかしい?」

 「だって隠さんも怖い者居るんだな〜と思って」ウメは隠神刑部の顔を覗く。

 その時「お前、顔わかるのか?」隠神刑部は驚愕する。

 だが首の振って「見えないよ、だだ隠さんはこうするだろうなっと」ウメはウキウキすると

 「あっ」ウメが躓いてゆっくりと倒れ・・・

 その時「よっと」櫻と隠神刑部は支える。

 「ウメちゃん、もう少しで転けるとこやで?きいつけや」

 「ありがとうございます、櫻さん」するとパッと手を退く、隠神刑部だ。

 すると「隠さんありがとうございましす」とウメは気づいていた。

 「おぅ」隠神刑部は照れてるのを櫻と高林坊はニヤニヤと笑う。

 それを話を変えて「ここが本堂だ、宴会の準備中だから櫻に横に居な」隠神刑部は照れながら言った。

 (ドタバタドタバタ)とすると「ハイッ、通るよ〜!」豆子達は早歩きで通り「ハイ、ハイ、ハイ」と手際よく皿を飲み物を配ったら

 「ウメ、飲み物取ったか?酒か?」豆子は間髪なく聞いてくる。

 「お、お茶を〜」ウメは申し訳ないように頼んだら

 「いくつ?」

 「十八です」

 「十八って飲めやんの、おぃおぃ、隠神刑部?聞いてるんよ、十八って飲めやんのかって?」豆子はまたイライラした。

 「人間の事は知らねーよ」隠神刑部は関わりたくないと思った。

 「じゃあ、しゃ〜ないな、お茶な」

 「ありがとうございます」とウメは申し訳ないと思った。だってみんなお酒。

 「さぁ、ご静粛に。ご静粛に。今から隠神刑部と行きたいところ、ざまざまな理由がありまして」司会は櫻。喧しい声が聞こえる、玉と太郎だ。

 すると(ゴンッ、ゴンッ)「よし、静かになったので高林坊で」と櫻は言うと高林坊は立って

 「えぇ〜、みなさま、お手元にグラスはお持ちでしょうか。

 僭越ではございますが、乾杯の音頭をとらせていただきます。本日はみなさんと杯を交わして大いに楽しみましょう!

 それではご唱和をお願いします。乾杯!」

 「乾杯!」ウメ達は宴をし

 「ダメだ!自分の奴食べろ!」

 「いや、河子のやつがいい!」「そうだ、そうだ!」河子は何故かネクタイを頭を巻いて、酔っ払っている玉と太郎は襲い掛かった。

 一方では「芳一様、あ〜ん」「あ〜ん!おいちい」芳一は女性人から甘えてた。

 「ウメ、さっきはすまなんだ!」と言うたの豆子はドンッって盃を持ってきた。

 「いえいえ、よく間違われるのです」

 「それにしても」豆子はウメの座る位置。ウメの脇には櫻、そして隠神刑部。

 「隠神刑部。ウメと喋りたいから退けて!」豆子は隠神刑部退けてっと言うたが

 (無視)隠神刑部はクビッと盃を飲む。

 「退け、この野郎、犬か猫かようわからんけど」豆子は喧嘩腰に言う。

 「おぃおぃ、口が悪いな、豆なんちゃら・・・」と隠神刑部は口を吐くと(ムギュ〜)豆子は隠神刑部摘み

 「美味しい料理を作ってくれるのは誰な?」グゥ〜と手が挙げれない。

 ウメと隠神刑部の間をとんでもない顔をしてついに間を手に入れた。

 「豆子さんはいつから居るのですか?」

 「豆子さんって、豆ちゃんでえぇよ!」

 「豆ちゃんはいつから居るのですか?」

 「そうやなぁ?ウチが入った時はアホ狸達はおったし、硬いやつ(高林坊)もおったし、エロ助(芳一)もおったなぁ〜、櫻ちゃんもおったな?」

 「隠神刑部抜いて、五番目ですね。私は六番目」

 「櫻ちゃんはな、超尖りやってな〜」豆子はゲラゲラ笑うが

 「ちょっと〜、いくら姐さんかて怒るよ〜」櫻はプンプンと怒る。

 「どんなに尖ってたのですか?」ウメは興味津々。

 「お、興味湧くやろ。もうそれは赤鬼レベルやな!」

 「もう二人共ええ加減にしいやぁー!じゃあ私も姉さん言う!あんな普段怒ってるのは調理中って言う話は知ってるやろ?それは嘘やねん、特に男性人はプッツンプッツン、切れて、プッツン丸かって」櫻は豆子を見て言う。

 「ちゃうねんって!そっちゅうおかずを摘みにくるしな、あとな洗濯物をひっくり返す頭ないのかって」

 「わかる、わかる!ひっくり返さんわな」櫻と豆子は同情する。

 「ウメちゃんはどうなのよ?隠神刑部と抱きしめて」櫻はボソッと言う。

 「えっ、ウメちゃん隠神刑部好きなん?言うてぇな〜、でも女の心何にもわからへんで〜」三人共隠神刑部を見た。

 「な?わからへんやろ〜」豆子は呆れた。

 「何を話してる?」河子も入ってきた。

 「恋バナや!恋バナ!入ってきーな」豆子は河子も入って

 「恋バナ?ウメさん、隠神刑部が気になってる話?」

 「知ってるんかぃ?」豆子は呆れたがウメは盃を(グビッ、グビッ)「ぷっは〜」ウメは答えたが

 「おっ!全部飲み干したか⁈どれ!」豆子はウメに盃を渡して

 「誰とは伏せますが、ちょっと気になるなぁ〜と」ウメは答えると盃を(グビッ、グビッ)「ぷっは〜」と飲み干した。

 「おっ⁈えぇやんか、ウメちゃん!ほらもう一杯」豆子はニヤニヤとすり替えて隠神刑部の酒瓶を入れた。

 「ありがとうございます。その誰かと伏せますが、モフモフとかいいし、漢らしいし、可愛いし、隠してることも言わないし」ウメは答えると盃を(グビッ、グビッ)と飲み干し「たまいねふにゅよ(甘いですね)」ウメは呂律が回らなくなり

 「ウメ?」全員聞こえるほど大声を出して

 「私は明智光秀、ウメじゃあ!」ウメは聞こえるように言う。

 だが(知らねーし)

 ウメは「隠さん!」

 「なんだ⁈お前何を飲ませた?」

 「知らねー」隠神刑部は豆子に聞くがしらをきる。

 そしたら「隠さん、隠さん、聞いているの・か!」といよいよウメは呂律が回らない。

 「ウメは、ウメはモフモフの毛で寝たいと思うのじゃあ?」

 「はぁ⁈」

 「寝たいと思うのじゃあ?どう思う?」ウメは隠神刑部の毛を持つ。

 「寝たらいいの違うか?」(面倒臭い)

 「寝たらいい?寝させて下さいだろうが、アンポンタン!」

 「寝させてください・・・・!」

 「良かろう、じゃあ皆さま、おやすみなさいませ〜、トゥー」とウメは隠神刑部の上にダイブした。

 (スヤ〜、スヤ〜)

 「おぃ、この後どうしたらいい?」隠神刑部は誰かいいか、テンパる始末。

 「さぁ、終わり!片付けるよ〜」豆子は仕切りだし

 「豆子、俺は?」隠神刑部は聞くと

 「ウメちゃんの枕だろ、どう見ても」豆子は隠神刑部の毛をウメに掴まれていた。

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