第29話 剣術修練 模擬戦闘

私とキアンは休憩の後

模擬戦の準備を整え、互いに構える

ヴォルフガング

「では、キアン」

「始めようか」

キアン

「はい、そう致しましょう」

そう言って

両者同時に居合の構えを取り、地を蹴る

そして、剣戟を重ねる

流れるが如くに五連撃重ねた後、

両者距離を取る

ヴォルフガング

「やはり、剣で私と渡り合えるのは御主ぐらいだな」

キアン

「では、そろそろ」

ヴォルフガング

「終わらせようか」

そう言って、私は脇構え、キアンは八相の構えを取る、そして、地を蹴り、双方剣を振り抜く

結果、キアンの剣が弾かれそのまま私がキアンの喉元へ切先を向ける

これによりキアンとの模擬戦闘は終了した

キアン

「やはり、貴方には敵いませんな」

「剣帝殿」

ヴォルフガング

「まだまだ負けんよ」

「私がなにかに負けるとすれば、老いさらばえた後であろうよ」

キアン

「それは頼もしいことで」

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