第26話 遠征七日目
六日目の夜が明け、七日目に入る
今日は遠征の最終日であるため
道中魔物を討伐しながら、森を抜ける
それ以外の選択肢はない
ヴォルフガング
「撤収の準備は整ったな?」
キアン
「此方は問題なく」
フィリア
「私も問題ないわ」
ヴォルフガング
「よし」
「では、周囲を警戒しつつ、森を抜ける」
「行くぞ」
キアン
「はい、殿は私が」
フィリア
「ヴァルに従うわ」
そう言いながら夜営地を設営していた場所から森の外へ向けて、移動を開始する
半分程進んだその時
キアンが言う
キアン
「剣帝殿」
それに応える
ヴォルフガング
「あぁ、来たな」
「戦闘配置」
私の号令により、即座に戦闘配置に移行する
ヴォルフガング
「私とフィリアで魔法を用いて、数を減らす」
「その後に私とキアンで吶喊だ」
キアン
「了解です」
「できるだけ減らしてください」
フィリア
「任せて」
ヴォルフガング
「ブラッディウルフ、接近」
「魔法攻撃開始」
フィリア
「了解」
「Flamma Dei Bombarde, Quinque-layer Cantus 」
そう言って五重詠唱の最上級火属性魔法を放つ
これにより五千のブラッディウルフの内二千が吹き飛んだ
続けて私が
ヴォルフガング
「私も続こう」
「Mors Bombardiae per dominum, triplex cantus 」
そう言って三重詠唱の《覇王のみが使える》最上級火属性魔法を放つ
これによりブラッディウルフ二千が吹き飛んだ
そして、残る千をキアンが斬り殺し、
戦闘は終了した
ヴォルフガング
「よし」
「進むぞ」
キアン
「はい」
「了解しました」
フィリア
「行きましょう」
その後は、特に戦闘もなく森を抜け、学園に帰還した。そして、学園で昼食を摂り、
我が屋敷に帰った後、夕食を摂って、就寝となった
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