第17話 死の覇王 覚醒

死の覇王となった私は私に仇を為す屑共の屋敷を視ながらシルラ辺境伯とフレイア公爵が屋敷を包囲するのを待つ

待つ間に死の覇王としての覚醒を行う

ヴォルフガング

「私が守るべきものを守るため私は死の覇王として君臨する」

「今このとき私は真に死の覇王として覚醒す」

軍刀を出し、鞘から半身を抜いてそう言う

これで覚醒が完了した


ステータス(称号、スキルのみ)

称号

死なぬもの 龍帝 魔狼の主 神を超越せし者 剣帝 弓神 拳王 死の覇王神

スキル

銃弾創造 矢創造 翔歩 武具修繕

ストレージ 殺気察知 気配察知

死の覇気(覚醒)


さて包囲も完了しているようだ

ヴォルフガング

「塵を掃除しに往こうか」

そう言って屑共の屋敷の門の前に向かい

門の前で止まる

そして邪魔な門を

「邪魔だ」

そう言って蹴り飛ばす

そうして屋敷に入る

ローゼンタール=ゼア=ヴェン=カルラ

「我が屋敷に何用だ」

ヴォルフガング

「貴様が我が妻を連れ去ったのだろう」

「疾く《とく》帰せ」

「さもなくば」

そう言いながら軍刀を出し、下から右斜め上に死の覇気を纏わせた刀を振るう

屋敷を視れば綺麗に二等分になっていた

そのまま刀を寝かせ言う

「貴様も斬るぞ」

「疾く《とく》帰せば斬りはせん」

ローゼンタール

「分かった帰すから」

「斬るのは勘弁してくれ」

ヴォルフガング

「良いだろう」

「疾く《とく》帰せ」

それを聞いて塵が屋敷の地下に走り約三分程でフィリアを連れてくる

ヴォルフガング

「離れろ屑」

ローゼンタール

「あぁ」

ローゼンタールは両手を挙げた状態で直ぐに離れる

ヴォルフガング

「フィリア、なにもされてないか」

フィリア

「ええ、なにもされてないわ」

「来てくれてありがとう、ヴァル」

ヴォルフガング

「屋敷の敷地の外にシルラ辺境伯とフレイア公爵が待機している其方に合流すると良い」

フィリア

「ええ、分かったわ」

「貴方も速くね」

ヴォルフガング

「あぁ、分かっている」

それを聞いてフィリアが屋敷の敷地を出る

これを確認した後私は覚醒した死の覇気を完全解放し、屋敷の敷地と同じ程度の範囲に放出するこれにより屋敷の内部にいる者は私を除いて全て死亡、屋敷は崩壊した

その後、シルラ辺境伯とフレイア公爵と合流したのである

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