第15話 学院生活 魔法修練
学院に通うこと一年
我々は二年次となり、新入生も入ってきた
今日は魔法修練の日であるため、一限目から五限目まで全て魔法の実技である
ヴォルフガング
「今日は五限目まで魔法なのは全くもって問題ないのだが」
「今日来る時に私に向かう明確な殺意があったのが気になるな」
「私に直接攻撃するなら返り討ちだが他は分からん、何も無ければ良いのだが」
「取り敢えず訓練場へ向かうか」
訓練場
ライア=ランカスター
「よし、お前らまずは実力が見たい本気の魔法を一人ずつ撃ってみてくれ」
ヴォルフガング
「では私から」
「フィリア、炎を頼む」
フィリア
「ええ、任せなさい」
「Infernus Obex 」
そう言ってフィリアが最上級火属性防御魔法を展開する
範囲は私を中心に半径5m程
そして魔法の展開を確認した後
ヴォルフガング
「では」
「absoluta nulla 」
そう言って最上級氷属性魔法を放つ
すると、獄炎の防壁の内側のあらゆる所が凍りつき極寒の地となっていた
フィリア
「流石ね、ヴァル」
ヴォルフガング
「まぁこんなものだろう」
「フィリアもInfernus Obexの展開が速くなったな」
フィリア
「修練の結果よ」
ヴォルフガング
「あぁ、全くもってその通りだ」
キアン=ワシントン
「では次は私が」
「Gladius tonitrui Dei」
そう言ってキアンは上級雷属性魔法を放つ
地面を見ると巨大な剣戟痕が出来ていた
その後の他の者の魔法は中級程度
最上級どころか上級にも到達していなかった
ライア=ランカスター
「よし、お前らの実力は分かった」
「ヴォルフガング、フィリア、キアン、お前ら以外は私が教える」
「お前らは自主練でもしておいてくれ」
ヴォルフガング
「あぁ、委細承知した」
フィリア
「異論はないわ」
キアン=ワシントン
「同意します」
と言うことで自主練となったので学院の校舎など建物を囲むように結界を展開し
その後に学院を結界で囲み、街から隔離する
そして本気で魔法修練を行う
ヴォルフガング
「まずは私から」
「ingens meteorite 」
そう言って最上級属性混合魔法を放つ
結界を見ると既に壊れかけであった
フィリア
「最上級五発は耐えられるはずなんだけどな」そう言って結界を修復する
「じゃあ次は私が」
「God's Slayer Hellfire 」
そう言って最上級火属性魔法を放つ
結界を見ると少し亀裂が出来ていた
結界は問題なく稼働していたので続ける
キアン=ワシントン
「では次は私が」
「Deus perditionis destructionem tonitru」
そう言って最上級雷属性魔法を放つ
結界を見るとこの魔法で壊れかけであった
フィリア
「この感じ魔法の威力が強すぎるだけな気がするわね」
「それなら結界は修復しつつ使いましょうか」
ヴォルフガング
「うむそれで良いだろう」
その後も結界を修復しつつ、修復を続け
五限目が終了し、学院も終了となった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます