第14話 学院生活 五時限目
四限目が終わり四十分の休憩時間となっていた
この休憩時間中に昼食を摂る
そのため時間が長くとられている
フィリア
「ヴァル、御弁当作ってきたから一緒に食べましょ」
ヴォルフガング
「あぁ、問題ない」
「お供しよう」
ヴォルフガング&フィリア
「gratias ago deo 」
そう言って食事を始める
フィリア
「どうかしら」
ヴォルフガング
「あぁ、美味しいぞ」
「フィリアには料理の才があるな」
「これも私にはないものだ」
フィリア
「それはなくても良いかな」
「私のすることが無くなるからね」
ヴォルフガング
「ふっ、そうか」
「それじゃ、これからも宜しく頼む」
フィリア
「ええ、任せて」
そんな話をしながら食事を終え、二十分程の自由時間が出来たので仕事を進めることにした
「さて、半分は終わった」
「もう少しだ」
そう言って書類を出し、ペンを走らせる
仕事を再開すること二十分
休憩時間が終了し、五限目の準備をする
「そろそろ五限目だな八分の五は終わったあとは帰ってからやろう」
「さて、訓練場に行くとしよう」
訓練場
ライア=ランカスター
「この時間は弓術をやるのだが弓を扱えるものが予想以上に少なかったため最も弓を扱える」
「ヴォルフガング、お前の技を観ることにした」
「問題ないか?」
ヴォルフガング
「ええ、構いませんが何を射てばよいので?」
ライア=ランカスター
「あれだ」
そう言って二十ほど用意された的を指す
ヴォルフガング
「分かりました」
「では、我が弓術御照覧あれ」
そう言って長弓を出し、弓を寝かせる
その後に矢を五本つがえ的に向かって四回射つ
的を見ると、中央に矢が全て中っていた《あたっていた》
ヴォルフガング
「こんなところでどうでしょう」
ライア=ランカスター
「あぁ、流石だな」
「素晴らしい腕前だ」
そうして私が弓を射っただけで五限目は終了した
その後は五限目で学院は終了となるため帰宅し、残りの仕事と鍛練を終わらせた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます