第12話 学院生活 三時限目

二限目が終わり、再度書類を出し、仕事を始める

「さてどこまでできるかね」

そう言ってペンを走らせる


書類仕事をすること約二十分

「ふう」

「やっと八分の三か」

「まぁいい、そろそろ三限目だな」

「三限目は武術だな」

「となるとどうせ彼奴が出てくる」

「私は見世物みせもんになるだろうな」

「仕方あるまい、向かうとしよう」


訓練場

ランドブルグ

「よしお前ら三限目は武術だ」

「取り敢えずお前らの実力を知る必要がある」

「よって模擬戦だ」

ヴォルフガング

「ランドブルグ、私はお前とやるので良いのだろう?」

ランドブルグ

「ええ、問題御座いません」

「他の者は適当にペアを決めて始めるがよい」

ヴォルフガング

「では往くぞ《ゆくぞ》 」

ランドブルグ

「ええ、参りましょう」

そう言って両者構える

そしてヴォルフガングが最初に動く

ランドブルグに対して正拳突きを放つ

ランドブルグはこれを腕を交差させて、受け止める

これを確認した後すぐに地面に蹴りを放ち飛び上がる

ランドブルグもそれを見て、地面に蹴りを放ち飛び上がる

その後は両者が空中で蹴りを放ち続ける

そして最後にヴォルフガングがランドブルグに蹴りを放ち、地面に叩き落とす

その後、ランドブルグが

「降参です」

「いやはややはり御強い」

そう言って降参したことにより、ランドブルグとの模擬戦は終了した

その後は他の者達の模擬戦を観つつ、武術の授業は終了した

ヴォルフガング

「しかし真面な実力がある奴はキアンくらいだったな」

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