第2話 父との対話

ヴォルフガング

「父上よろしいですか?」

グラン

「あぁ入ると良い」

ヴォルフガング

「父上何かありましたか?」

グラン

「まぁ座れよ」

ヴォルフガング

「あぁ」

そう言って両者が座る

ヴォルフガング

「で何があったんですか?」

グラン

「いや大したことではない」

「王都で子息の御披露目会があるだけだ」

ヴォルフガング

「私も出なければならないものではないですか」

「で?いつあるんですか?」

グラン

「来週だ」

ヴォルフガング

「では服をさがしておきます」

グラン

「あぁそうしてくれ」

レン

「珈琲をどうぞ」

ヴォルフガング

「あぁ有り難う」

グラン

「うむ上達したな」

レン

「有り難う御座います」

一週間後

ヴォルフガング

「御待たせ致しました父上」

グラン

「うむでは行くぞ」

そう言って馬車で移動する

護衛に十名ほどの騎士が付いている

王都に向けて5kmほど進んだだろうかそこで

ヴォルフガングの気配察知に反応があった

ヴォルフガング

「父上!ここから1km先でゴブリンとオーガの大群に攻撃を受けている馬車があります!」

グラン

「数は?」

ヴォルフガング

「それぞれ5000です」

グラン

「ヴォルフ、先行しろ私も護衛を連れて向かう」

その言葉に頷き、馬車を降りるそして眼にも止まらぬ速度で攻撃を受けている馬車へ向かう

そして到着

「加勢します」

そう言って軍刀を出す

そしてゴブリン共に言う

「邪魔だ、失せろ」

そう言いながら横に凪ぐ

一秒後ゴブリンの頭が三千ほど跳ぶ

「少し残ったか」

死の魔眼の副効果を発動させているため左目が紅く輝く

「さっさと済ますか」

そう言った後地を蹴るそしてゴブリンの首を跳ね続ける一分も経つとゴブリンは全て片付いていた

ゴブリンを片付けると軍刀を鞘に納め長弓を出す、矢を創り、オーガの脳天に放つ

「2000」

「3000」

「4000」

「ラスト」

「片付いた」

ゴブリンとオーガ総合で一万いた大群は僅か10分で片付いた

グラン

「ヴォルフ!状況は?」

ヴォルフガング

「全て片付けました」

グラン

「うむ良くやった」

「私はグラン=リーン=ロード=シルフ

その紋章フレイア公爵のものとお見受けするが御無事か」

????&???

「ありがとうございます」

「私達は無事で御座います」

「まずは自己紹介を」

フィリア

「私はフィリア=ローグ=ライク=フレイアと申します」

「この度はお助け頂きありがとう御座います」

シルラ

「では私も自己紹介を私はシルラ=ランド=ファーロード=スレンで御座います」

グラン

「私は先程申しました通りグラン=リーン=ロード=シルフで御座います」

「フィリア嬢、シルラ第二王女殿下」

「そしてこちらがあちらの魔物を殲滅した」

ヴォルフガング

「ヴォルフガング=カイル=ロード=シルフで御座います」

「貴女方が御無事で何よりで御座います」

フィリア

「ヴォルフガング様この度はお助け頂きありがとう御座いました」

ヴォルフガング

「いえ私の戦闘訓練にもなりましたので全く問題御座いません」

シルラ

「そう言えばそちらは何処に向かっているので?」

グラン

「御披露目会のため王都に向かうところで御座います」

シルラ

「では私達も王都に向かっているところでしたので御一緒させて頂いてもよろしいでしょうか?」

グラン

「はい問題御座いません」

「護衛を二人付けようと思いますが誰がよろしいでしょうか?」

シルラ

「私がそちらの馬車に乗り、ヴォルフガング様にこちらの馬車に乗っていただくのはどうでしょう?」

グラン

「そちらが構わないのであれば問題御座いませんが」

シルラ

「ではそうしましょう」

グラン

「承知しました」

「ヴォルフ、必ず守れよ?」

ヴォルフガング

「お任せを」

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