第17話魔族の夜襲

僕たちは、国王様が隣の国に移動するのに僕たちは護衛の任務を受けた

先生から言われた書類を冒険者ギルドに持っていくと金貨がなんと100枚も

もらえるらしい。

今回、同行してもらう仲間は、僕とアレクとアリスそしてイリスだ。

アリスとイリスにはこの先にある村に預かってもらう。

理由は、どこのだれかもわからない人より僕がお世話になったところに預けたいと、先生に行ったところなんとそれが承諾された。

そして今は、王都を出て数時間がたっている。

「ここら辺は懐かしいな」

「そういえば村からこの道を通ってきたんだったな」

「そうなんだよ、とある兵士の人たちと一緒に馬車で移動していた時を思い出してね」

今は元気にやっているかな?

今は、こんなことを考えていないでまわりに怪しいものがないか警戒をしないといけないな。


一様僕の風魔法を駆使して怪しいものが、ここら辺に来ると生温かい風が来るようにしてある、動物などの無害ものなら普通の風が吹くという単純だ魔法だ。

「警戒しておかないと、いつまたあの日みたいに襲撃されてしまうか分からないからね」

「そうだね、前回は遠距離から一方的に戦っていたけれど、次は国王様やアリスやイリスを守りながら戦うとなると、近づいてくる前に仕留めたほうが

安心だな」

「そうだね」

そして警戒していると、突然生温かい風が吹いた

「この風は!」

「トレックどうかしたのか?」

「僕の、風魔法に反応があった」

この感じはおそらく魔物に違いない

そして僕は兵士の人に報告をして、このあたりを探した

「見つけたあそこにゴブリンの群れがいる」

「うわ本当だすごい数だな」

でもこれぐらいなら、あの魔物たちを一斉に倒したサファケイトで行けるかもしれない。

「アレク、ここは僕に任せてくれないか」

「分かった」

僕は、同じように呪文を唱えた

「ここに風の加護を与えたまえ、ここに集いしものに制裁を。サファケイト」

すると前にいる、ゴブリンたちが突然苦しみだして、バタバタと倒れて行った

「よしこれで殲滅完了だな」

すると隣で見ていたアレクが

「トレック、今の魔法すごいね、こんど僕にも教えてくれないか?」

そう行ってきたので、僕はよろこんで返事をした

「うん、この護衛が終わったら教えるよ」

「うん、分かった、それより早く馬車に戻ろうよ、いつまた魔物が出るか分からないんだから」

「確かにそうだね」

僕たちは、無事に魔物を討伐したということを報告し、再度出発した

そしてさらに数時間後、あたりはもうすっかり夜になっていた

馬車を運転している兵士のが

「今日はここら辺で、休むとしよう」

「分かりました」

そして僕たちは、焚き火を起こして、食事をしそして馬車の中で眠ることにした

そしてすやすやと寝ていると兵士の1人が

「敵襲!」

「なんだと!」

「トレック、急ごう」

そして、馬車の外に出てみると、そこには50匹ほどのオオカミ型の魔物たちがこちらを、取り囲んでいた。

「これはまずいな」

こんなところで、さっきの魔法を使うと我々にも被害が出てしまう、ここは

初級魔法で倒していくしかないな

「くらえ、ファイヤーボール」

手から火の玉を生成して、魔物たちのところに飛んでいき直撃した

「キャイン!」

そしてちまちま魔法を放ち続けていると、だんだんと数が少なくなっていき

「あと少しで、終わりだ」

すると魔物たちは、そそくさと逃げて行った

「あれ?あきらめてくれたのか?」

「それはわからない、もしかしたらもっとたくさんの仲間を引き連れてくる

かもしれない」

確かにそれはあり得ない話ではないな

「これから、僕たちも警備に参加します」

「僕たちにできることがあるなら行ってください」

「それは助かる、それでは私たちの治療が終わるまでの間ここら一体の警備を

頼むよ」

「はい了解しました」

そして兵士の人たちは、1度馬車に戻って行った

「それじゃ僕は、あちらから見ていくから、アレクはあちらから見て

行ってくれ」

「了解、何か発見したら叫んで伝えてくれ」

「あぁ分かった」

そのまま僕たちは、反対方向に、警備をしていく

「こちらは異常ないな」

そしてそのまま数十分間探し回ったが、その後に魔物が現れることはなかった

「もう朝か、いったんアレクと合流しよう」

僕たちは、兵士の皆さんが帰ってきた後も警備を続けていた。

「アレク、そっちはどうだった?」

「こっちは何も異常はなかったよ、そっちは」

「こちらも何もなかった」

昨日のあのオオカミたちはなんだったのだろうか

そうして疑問に思いながら、また馬車に乗り出発した。

「これからは、何もなく過ごせるとうれしいな」

「そうだね」

今日中には、あの村に着けるな、でもここら辺結構魔物がいるから心配だな

でも国王様が、見張をつけてくれているからなそれだけでも全然安心だ、

あの国王様には感謝してもしきれないな。

「あと少しで村だな」

「あぁそうだな、それじゃ2人を起こそうか」

そのあと2人を起こしてから、数十分が経つと村が見えてきた

「アレク、村が見えてきたよ」

「あれがトレックのお世話になった村か」

なんだかアレク緊張しているのか?

この村には1日泊ってから行くことになっている。

そして、ついに村の中に入った。

「この村も全然変わっていないな、なんかすごく懐かしいな」

「ほらほらそんなだらしないことをしないで、僕たちは護衛としてここに

来ているんだから」

「うん分かってるって」

僕たちは、冒険者ギルドに1度顔を出しに行けと言われたアリスとイリスは馬車に乗っているらしい、今は冒険者ギルドの扉の前にいる

「なんでだろう、すごく緊張する」

「そうかな?それじゃ僕は先に入っているからな」

そしてアレクが扉をあける

「ちょっと待ってよ」

そして、ギルドの中に入ると、周りの人たちは僕たちのほうを見ると

「ちょっとギルドマスター!早くこっちに来て!」

すると奥から聞きなれた声が聞こえてきた

「なんだよ、俺は暇じゃないんだぞ」

そして僕たちのほうを見ると

「え、、、どうしてお前さんが」

すると驚いた衝撃でギルマスが気絶してしまった

「ちょっとギルドマスター大丈夫ですか?」

「ちょっとだれか奥に運ぶのを手伝ってください!」

そして数分待っていると、ギルドマスターが目を覚ました

「あれ?わしは何をしていたんだ?」

「あっ!ギルマスおきました?」

「そうだ、どうしてお前さんがここにいるんだ?」

あって一番ここになぜいるかって


「僕は、国王様の護衛としてこの村に立ち寄ったんですよ」

「そうだったのか、それにしても久しぶりだなわしのあげたネックレスは大切にしているか」

「そんなの当たり前じゃないですか、いつも肌身離さず身につけてますよ」

これは僕の1番大切な宝物なんだから、しかもこのネックレスがあったからあの

魔族からあの国を守ることができたんだしな

「これは大切な宝物です」

「そうかそれはあげたかいがあったわい」

そのあと、いろいろな世間話をしていると

「それでは、僕はそろそろ行ってきます」

「あぁ早く行ってやれ」

「僕はここで話しておくよ」

そして僕はある場所に向かうことにした

初めてこの村に来た時に、ずっとお世話になったあの宿に向かう

今僕は、宿の目の前に立っているでもどのような顔をして入ればいいのかが

分からない

「よし覚悟を決めて、行くぞ!」

そして僕は、覚悟を決めて扉を開けた

ガチャ

扉をあけるとそこには、いつもの女将さんと、その娘さんがそこに立っていた

2人は僕を見ると、10秒ほど目が合っていると、突然りこが飛びついてきた

「こらこらどうしたの、リコ苦しいよ」

「だってだって、久しぶりに会ったんだから、抱きついてもいいじゃん」

そして、そのまま1分ほどたつとリコも、落ち着いてきたらしい

すると女将さんが

「そうしてこの村に戻ってきたんだい?」

「実は、僕国王様の護衛として雇われてね、隣の国に行くのにこの村を

通ったから、寄ったんですよ」

「そうなのかい、いつ出発なんだい?」

「明日には出発ですね」

もう少し長居したいけど、これは仕事だから仕方がない、夏休みぐらいには

また戻って来るとしよう。


「それじゃ宿に泊まらせてもらってもいいかな」

「あたりまえじゃないか、それじゃリコ部屋まで案内してやってくれ」

「うん分かった、それじゃついてきて」

そのまま、僕は部屋に連れて行ってもらう。

「はいここがトレッくさんの部屋だよ」

「うんありがとう」

ガチャ

扉をあけると懐かしい部屋だった

「ここは変わらないね、懐かしい」

「でしょ、ここで夜ごはん食べていくよね」

「うん、いつものでお願い」

そしていろいろと話して、リコは部屋を後にした。

「はぁ、この村はやっぱりおちつくなぁ」

僕はベッドに寝転んでいると、いきなり睡魔に襲われてそのままうとうと

寝てしまった。

「あれ?僕寝てしまっていたのか」

あれ寝ていたということは

「まずい、もうすぐ夕食ができる時間だ急がないと」

そして急いで、1階に向かうと、そこには国王様の姿があった

「これは、国王様どうしましたか?」

「私は今日はこの宿で寝ることにした」

「なるほどそうなんですか」

すると女将さんが、

「はい、できましたよ、トレックあんたこれ好きだろ」

言われて見てみると、そこには宿で世話になっているときに大好物だった

ハーレムボアの味噌漬けだった。

「これ、僕が大好きなやつ」

「トレックさんが好きだから、もし来た時は絶対に言われる前に出すって決めてたからね」

「そうだったんですか」

久しぶりにここの料理を食べたけれど、おいしいし懐かしかった

「やっぱりこれですね、これが1番好きです」

そして今日はお祝い状態となった、そしてそのあと僕は部屋に戻り、ベッドに座っていると、とある人が入ってきた。

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