第13話先輩に絡まれる

これからこの子達に名前を付けていく

「どんな名前がいいとか、希望はあるかい?」

そう聞くと2人は


「主人様の付けてくれた名前はなんでも嬉しいです」

なるほどなんでもいい感じか、でも僕名前をつけるのは苦手なんだよね

「そうだな、君がアリスで、君がイリアだ」

すると2人とも喜んでくれたみたいだ

「やったね、この名前大切にします」

「付けてくれてありがとう」

そう言って感謝をして来たので

「そんなの当たり前だろ、僕たちは家族なんだから」

そうして名前もつけ終わったし、そろそろ外が暗くなって来ているから帰らないとな

「そろそろ帰ろうか」

寮には夜6時までには買ってこないといけない

「そうだねでもまだ時間があるからゆっくり歩いて帰ろうか」

「私たち帰るところがない」

そう言っていたので

「君たちも僕たちの寮の中に来るといいよ別にうちの寮は、お客を入れるには、おっけいなところだからね」

そうだったんだ流石は王都の学校だな

「それじゃ帰ろうか」

僕たちは帰路についた

数分後

「やっと帰ってこれたー」

「そうだ君たち、今からお風呂に入って来なさい」

するとアリスとイリアが驚いた顔で

「お風呂に入っていいの!」

「うん全然いいよ、汗もかいたでしょ」

するとアリス達はそんなに嬉しかったのか飛び跳ねながら

「やったーお風呂お風呂」

「2人で入れるな、シャワーがあるから2人で仲良く使ってな、あとそこに着替え置いておくから」

すると2人はルンルンでお風呂場にいくのだった

「それでトレックこれからどうするんだ?」

「何が?」

「あの子達のことだよ、本当に主人になるの?」

そう聞いて来たので

「当たり前だろ、あの子たちを、地下労働施設に行かせないためにはこの方法しかないじゃん」

「とは言っても、あの硬い国王様が奴隷達を許してくれるだろうか、もし無理だった場合、あの子達は強制的に地下労働施設だぞ」

そうなのか、でもあの優しい国王様なら許してくれるはずだ明日聞かないと分からないからないからな

「そんなの明日は聞いてみないと分からないじゃないか、しかも無理だったとしても、僕が絶対地下労働施設には行かせない」

そうこうしている間に2人がお風呂から出てきた

「お風呂ありがとう」

「良かった君たちはこのベッドで寝ていいよ僕たちはあっちで寝るわ」


すると2人は喜んで布団に飛び込んだ

「うわぁ!ここめっちゃふかふかだ」

良かった喜でくれて

「それじゃ僕たちは明日が学校があるから、もう寝るよ」

そうして僕たちは眠りについた

次の日

「もう朝か、久しぶりの感覚だな朝から学校があるだなんて」

でもまだ学校まで時間があるなまだ3人とも寝ているし先に朝ごはんでも作ってやるか

そうして僕は3人のために朝ごはんを作ってあげることにした、向こうの世界でも

一様自炊はしていたからな、

朝ごはんぐらい楽勝だ

「よしこんなものかな」

そうしていると3人とも起きてきた

「トレックおはようこんなに朝早くから起きれるなんてすごいね、てかこの豪華な料理は何!」

「美味しそう」

「これ私たちも食べていいの?」

もしかしてあの主人はろくにご飯も食べさせてあげていないのか?


「当たり前じゃないか、みんなのために作ったんだ逆に食べてもらはないと、その方が困ってしまうよ、だから遠慮しないで食べて食べて」

すると2人はニコニコ笑いながら椅子に座り、朝食を食べ始めた

「これとても美味しいね」

「それは良かった、ほらほらアレクも食べて食べて、冷めてしまうぞ」

「そうだね」

僕たちは、ニコニコしながら食卓を囲んだ

数十分後

「ふぅ美味しかったな」

「それは良かったよ」

みんなの口にあったみたいで助かった

「僕たちはそろそろ学校があるからいくね」

「トレック一つ忘れていないかい?」

はて?僕は別に何も忘れてはいないはずなんだが

「特に僕は何も忘れていない気がするんだけど」

「やっぱり忘れていたか、この子達の件だよ、国王様に話つけるんじゃなかったの?」

まずいすっかり忘れてた、そう言う時は学校で話をつけるしかないな

「すっかり忘れていたよ、それじゃ学校で話をつけるしかないね」

「まぁそうだけど、国王様は学校では校長として扱ってほしいらしいから、話に取り合ってくれなさそうだけど」

まぁ確かにそれは一理ある、、


校長先生と思ってほしいのに学校で国王様だなんて、それは流石に可哀想だな

「分かった今日の放課後一緒に王宮に行こう」

するとアレクは

「何を言っているんだい?王宮には貴族しか入ってはならないし第一に君はあそこには入れないよ」

なんだそんなことか、でも僕にはある人がいるからね

「そのところは大丈夫、僕には王宮で知り合いがいるからね」

「知り合い?」

まぁこんなとこで長話をしている場合ではないな、そろそろ学校に向かわないと遅れてしまう

「まぁまぁこの話はここまでにして、そろそろ学校に行かないと、遅れてしまうぞ」

するとアレクは

「確かにそうだね、君たちはここで留守番を頼むよ、お昼には一度帰ってくるから」

と言うとこの学校は、昼休みに一度寮に帰ってもいいのか

「まさか、昼休みに寮に帰ってこれるの?」

「あぁでも昼休みが終わる5分前には教室にいないといけないけどね、でもここの昼休みは30分もある、30分もあればここに帰ってきて少し話して帰っても時間が余るぐらいだね」

なるほどそれなら安心だな





「そうなんだな、まぁ昼休みには帰ってこられるしその時に、2人にご飯を作ってあげようかな」

「うんその方がいいね」

と言うことで僕たちは学校えと向かった

アリス達は少し寂しそうにしていたが、これは仕方のないことだ

「でももしあの2人の主人はダメって言われたらどうしよう?」

「大丈夫でしょ、流石に国王様もあそこまで小さな奴隷達を地下労働施設には入れないと思うよ」

アレクはそう言うけど、念の為国王様に反論できる言い訳でも考えておくしかないな

数分後

「ふぅやっと学校ついたな」

久しぶりの学校だったからな、体力が落ちているから少しは運動をしないとな

「どうしたトレック、この距離でもうバテたのか?」

「仕方ないだろ、最近は運動をしていなかったんだ」

「それにしても体力が無さすぎるから、僕と一緒に明日から運動を始めよう」

確かに誰かと一緒に運動をすればめんどくさくならずにやめないかもしれないな、

体力作りにはちょうどいいかもしれないな

「それはいいな、それじゃ明日から一緒に体力作りを頑張ろう」

「そうだな」

そんな話をしていると先生が来て朝の報告が始まった

「それでは今日からあなた達はここの生徒です無礼のないように、ルールを守ってくださいね」

確かにどこの世界にもイジメたりするものや、威張るような人までなどがいるからなちゃんとしておかないと、絡まれたら対処がめんどくさくなる、1番めんどくさいのが貴族のお坊ちゃまなどが威張っていたら先生は口出しができないからな……

できるだけ何も問題を起こさないようにしないとな

数分後

「おい一年、ちょっとつらかせよ」

はい早速目をつけられました、もうどうして初授業でこんな呼び出しだなんて、今日はついてないな

「はい分かりましたから変に大事にしないでください僕は静かに学院生活をしたいだけなので」

「なんだお前生意気だな、俺たちが、

教育しなおさねぇといけねぇな」

よくみるよねいじめキャラ絶が対に言う言葉ランキング第2位『教育しなおさないとな』この言葉はどの世界のいじめキャラでも言うんだな


ちなみに1位は

『ちょっとジャンプしてみろよ』だ


でも初めてこんなこと言うやつ見たな

「いいからつけてこいって言っているだろ!」

ここは素直について行ったほうが良さそうだ

「わかりました、ですから落ち着いてください」

「いいからさっさと着いて来いよ!」

はぁ僕はゆっくりと学院生活をしたいだけなのに.....

でもこいつらなら僕の力でどうにでも

出来るけど、そうすると僕が強いヤツと思われて、誰もよってこなくなるかもしれない

そして体育館裏らしきところに連れてこられた

「それで話はなんですか?」

「そんなのすぐにわかるじゃねぇか、

金だよ金」

やっぱりカツアゲだったか、こんなの最近のヤンキー漫画でも言わないぞ

「すみません今は手持ちがないんですよ」

「なんだよ使えねぇな、お前明日までに

金貨1枚持っていこいよ」

まぁ日本円に変えてみると銅貨が、

100円程度で銀貨が、1000円ほど

金貨が、1万円ほどだ、こいつら入学早々

カツアゲだなんて

「みっともないな」

「なんだとテメェ!俺達を馬鹿にしてんのか」

まぁ誰が聞いても馬鹿にしているように

聞こえるだろうね

「お前ら何やってんだ!」

すると次は体格の大きい男が現れた

おそらくこいつらの親分的なやつなのだろう

「兄貴、こいつです話で言っていた

全能力持ちの」

なんだこいつら僕の力もくてきかそれならボコボコにしても大丈夫なんじゃないか?

なぁ多分友達は出来ないかもしれないけどね


さすがに今は力を使うのはやめておこう

すると親分的なやつが

「さっき見ていたけど呼ぶだけじゃねぇのか、カツアゲまでしてたよな」

すると子分どもはビクビク震え出した

「これは少し事情がありまして」

「ほう、カツアゲに事情があったのか」

2人は言い訳に必死なのか、

脂汗をかいていた

そうして親分がとった行動とは衝撃的だった

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