第10話魔法学院入学式

いよいよ今日は入学式だ、初日から舐められたらダメだからなでも目立ちすぎてもだめ、普通の学生にならないと

少し歩いていると兵士の人に会った

「おはようございます」

すると隊長さんが

「今日が入学式か、何あったら俺たちに言うんだぞすぐに助けてやるからな」

そして魔法学院に着いた

「やっぱり王都なだけあってでかいな、ここで魔法を勉強頑張らないと」

するといかにも偉い人が挨拶をしていた

「みんなおはよう、入学式はそこだ」

少し怖いけど、普通にしておけば大丈夫でしょ

門を通ろうとすると呼び止められた

「おい」

「はい!」

もしかして何かやらかしちゃったかな?

「入学式はあっちだもう少しで始まるから遅れるなよ」

よかった怒られなくてよかった

「はいありがとございます」

このまま平和に終わるといいんだけど

「ここかな?」

ドアを開けると、そこには会場を埋め尽くすほどの人がいた、まぁここら辺の席に座っておこうかな

「よいしょ」

そうして入学式が始まった

「それでは入学式を始めます一同礼」

するとみんながお辞儀をしていたので僕もみんなと同じようにお辞儀しておいた

「それでは校長先生のご挨拶です」

そうして前を見るとそこには、この前の国王様が立っていた、もしかしてここの校長は国王様だったのか!

だからあの時笑っていたのか、先に伝えておいて欲しかったな

「それではこのたび入学おめでとうございます、私が校長のジョンだ、みなさんが知っている通り私はここの国王だが学校では校長として、ジョン校長とお呼びください」

そうして数十分後話は終了した

「それではこれで入学式を終わります」

そうして他の先生にマイクが渡された

マイクじゃなくて魔法で声が大きく聞こえるものだけどね

「それでは次にクラス分けをしたいと思います、これから魔法を放っていただきます」

とういうものだった、でも僕に今魔法が使えるのかな?


そういう時はあの本に聞いてみよう、僕はこっそりと本に質問してみた

「僕って今どんな魔法が使えるんだ?」

すると本に文字が浮かんできた

(今あなたは、魔力が十分にありますので、大体の魔法は全て使えます)

そう書かれてあった

嘘でしょ、まさか僕に全ての魔法が使えるなんて、これでクラス分けでもまぁまぁは行けるでしょ

すると先生が

「それでは、自分の属性の所に並んでください」

そう言ってきたのだが、確か本当はみんな属性魔法が一つなんだっけ?

でも僕光と闇以外全部なんだけどな、一応先生に報告するか

「すみません先生」

「どうしました?」

「僕実は、光と闇以外全属性使えるんですが、どこに並べばいいですか?」

すると先生は突然笑い出した

「何を言っているんですか?属性魔法は、一人一つですよ、そんな全属性なんているはずがない、それが本当だったら最後にやりなさい私たちに見せてみなさい」

そう言ってきたので、どこにでもいるんだな生徒を馬鹿にする先生は

「わかりましたみなさんに真実を見せましょう」

すると先生は呆れた顔でどこかに行ってしまった

「何だあの先生本当に僕、全属性使えるのに」

そうだこれはやっておかないとな

そうして全ての人が魔法を撃ち終わった

そうして

「はいこれで全員終わったかな?」

するとさっき報告しに行った先生が

「すみませんこいつが、全属性持ちとか言ってるんで、最後にみんなで見ましょう」

すると周りがざわめき出した

「本当に全属性?」


「信じられないな、できるんだったらやってみせろよ」

そう言ってきたので

「分かりましたそれではまず火から」

ここで僕はあの本を取り出すさっき光と闇以外の、魔法をここに記しておいた

〔浮き上がってきた〕

えっと火だと、アストラルファイアかな

「アストラルファイア」

すると、かざした手から火の魔法が出てきてすると前にあった的が燃え尽きた

「えっ!」

するとさっきまでザワザワしていた人たちは静かになった

「もしかしてこれまずかったかな?」

すると生徒の一人が

「どうして省略して魔法が使えるんだ、そしてあれは中級者魔法じゃないか!」

すると周りがまたざわめき出した

「まぁまだ一つ目だし」

そうだったまだ一つ目だった

「それでは次に水を行きます」

えっと、水魔法はこれかな

「フラッシュフラッド」

するとまた手から一本の鋭い水鉄砲のような感じで発射され的を射抜いた

するとまた周りは静まり返った、いちいち反応するのもめんどくさいから

「次は風行きます」

次は、これだな

「エアーインパクト」

すると前の的が一瞬にして真っ二つになった

まぁもうみんな、慣れたでしょ

「それじゃ次は土ですね」

これで行こうかな

「ストーンフォール」

すると目の前の的にめがけて大きな岩が飛んでいき的が潰れた

「次は、雷行きますサンダーカッター」

すると前の的がスッと綺麗に切れた

「これでいいですか?」

するとシーンとしていた会場はザワザワし出した

「あいつすげぇ!」

「しかも使ってた魔法全部中級魔法だぜ」

ギルドマスターからもらったネックレス付けててよかったあと少しで魔力切れだ

「それじゃもう席に戻りますね」

そうしてザワザワしながらも無事に入学式は終了したのであった。

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