第8話ついに旅立つ!

これからも毎日投稿頑張ります







勇者事件が落ち着いた今思い出したことがある、明日入学式だ!詳しく言えば明後日なんだけど、明日は1日かけて王都に行くからね


そして今すごく焦っている!

「どうしよう!勇者事件で落ち着いてたから全く気にしてなかったけど、明後日入学式だ!」

なぜ今気付いたかと言うと、今ギルマスは張り切りすぎて、腰を痛めてしまってギルドがあまり動かないんだそうだでもそのことは誰も責めたりはしなかった、それはこのギルドや冒険者たちを命懸けで守ったからである

そう言うことがあってギルドが動いていなかったせいで、入学式のことを忘れていた

「早く、準備しないと、明日にはもう出発だからな」

でも今考えたけど

「僕何か持っていくものとかあるのかな?」

流石に王都に行くのにこの格好じゃ流石にダメだな

なんと今の格好は、勇者と争ったままの服のままだから泥だらけで、汚い服だった

「でも僕ただのコンビニバイトで、服のセンスなんてなかったしな、しかも異世界なんて無理に決まってる」

まぁそう言うときはリンに聞いてみよう

リンは誰かというとこの宿の娘さんだ勇者の件もあって、なぜか名前で呼ぶ中になっていた。

「まぁ一回にいるはずだし行ってみようかな」

そして一回に降りると

なぜか騒がしかった

「何かあったんですか?」

そう聞くと宿のお母さんがこちらに気が付いたみたいで

「トレック、タイミングがいいねぇ、ちょうどここにいる兵士の皆さんがあんたに言いたいことがあるみたいなんだよ」


そこにいたのは、あの勇者と同行していた兵士たちが立っていた

「何かようですか、まさか勇者の敵討ちとかではないですよね」すると前に立っていた隊長らしき人が僕にお辞儀してきた

「あの時はすまなかった」

そう言うと周りの兵士のみなさんも同じようにお辞儀をしてきたのだ

「どうしたんですか?あなたたちは被害者なんでしょう」

すると

「気付いていましたか、そう我らもずっとあの勇者にこき使われてきました、でもあなたのおかげで、現行犯で勇者が捕まりました。なのでそのお礼に参りました」

やっぱりこの人たちも被害者の一人だったか

「全然いいですよ気にしてないですあなた達も無事で良かった」

すると緊張感があった場がすぐに明るくなった

「本当にありがとう私達は、王都で兵士をしています。困ったことがあれば私たちになんでも聞いて下さい」

これは運がいい


「すみません僕、明後日に王都の魔法学院に、入学するんです」

すると

「そうだったんですね、それなら私たちが王都を案内しましょう」

まさかこんなことがあるなんて僕は運がいいな。

「でも明日たに出発するので同行できるますかね?」

すると隊長が言い出した

「そのことに関しては安心して下さい、私達はこのま街にに1日泊まります、そして明日一緒に王都に向かいましょう」

そう言ってくれた

まさかここまでやってくれるなんて、本当は心優しい人たちなんだな

「いんですか?」

「はい構いませんこれはせめてものお礼と、謝罪の気持ちです」

「それではお言葉に甘えて」

そしてまた忘れる所だった

「そういえばリンちょっといいかな?」

すると

「どうしたの?」

「明日から王都に行くけどさ、この服じゃ流石にダメだからさなんかいい感じの服選んでくれないかな?」

話に隊長が割り込んできた

「服なら私が王都でご用意しましょう」

そう言ってくれたでも流石にそこまではダメだと思ったので断ろうと思ったが

「すみません流石にそれ以上やっていただくのは申し訳ないのですか」

それでも

「言ったでしょう、困ったことがあったら私達を頼って下さいと」

そこまで真剣に言われると流石に断りずらいから

「では、それでお願いします、でもリン、部屋の服だけは自分で買おうと思うから、何か買い物を行かない?」

そう言うとリンは

「それいいねぇ、今ちょうど暇だから一緒にいこ」

そう言ってくれた、良かった

「それじゃ最初にギルドによって行こうか」

どうしてそうするかは、僕にも反動の痛みが一緒に来ていて外に出れなかったからである、だから今日はじめてのお見舞いかな

「それじゃ少し買い物に言ってきますね」

すると

「分かったわ夕方までには帰ってくるのよご飯もあるんだから」

許可をもらったしこれでゆっくり買い物が出来るかも、時刻はまだ昼になっていなかった

「それは行ってきます、夕方までには帰りますね」

そう言い残し僕たちは宿から出た

「何か、王都でも着ていて全然普通みたいな感じのが欲しいんだよね」

あまり何も考えていなくても、向こうの人たちに笑われてしまう。

少しはしっかりとした服で行かないとな

「それならあそこの店とかどうかな?」

指さしていたのは周りより綺麗な建物だった

「めっちゃ綺麗じゃん、でもこことか高いんじゃないの?」

あまりお金をかけないようにしないと、でもあのコンビニバイトの時よりは贅沢してもいいかもね。

「そこは大丈夫です高そうに見えても普通のそこら辺にある、店ですよそれでは行きましょ」

そうして手を引かれてついていくのだったそして店に入ってみると思っていたよりも全然安く売っているし、いい感じの服がたくさんあった

「ここめっちゃいいね、ここにするよ」

するとリコがすごく喜んでくれた

「やっぱり私の予感は正しかったみたいだね」

そう聞いたら思わず笑ってしまった

「ぷっw」

するとリコも続けで笑っていた

「ふふw」


まさかここまで仲が良くなると思わなかったなでも明日には少しの間お別れか、そう考えると寂しいな、そんなことを思っているとリコが話しかけてきた

「これとかいいんじゃない?」

そこには僕が想像していたのとほぼ同じような服を持って来てくれた

「これいいね、これにするそれじゃ、お会計してくるね」

そうしてお会計をしようとすると止められた

「ダメ今日は私かが払う」

そんなことを言われてしまった、でも流石に女の子にお金を払わせるのはダメだ

「全然いいんだよ、これぐら自分で払うって」

そう言っても

「ダメだよ、明日でもうお別れなんだから今日ぐらい奢らせてよ、これは私からのプレゼントとして受け取って」

そんなことを女の子に言われると、流石に僕も意地を張っていられないな


「それじゃお言葉に甘えてお願いするよ」

するとリコがいつもよりも笑顔で嬉しそうな顔をしていた

「分かったらそれでいいのよ、それじゃ私お会計行ってくるね」

その言葉を聞いて僕は

「いってらっしゃい」

そして僕たちはお会計が終わったので店から出た、でも一つ忘れていることがある。

「ギルドマスターのところ行くの忘れてた!」

そうギルマスの見舞いに行くのを服を選んでいる時は気づかなかった

「今から行こっか」

流石にギルマスが可哀想だからね

「それいいね今からいこ」

そうして僕たちは雑談をしながらギルドに行くのでした

「あそこから結構近かったからすぐについたね」

「確かに」

【ガチャ】

扉を開けてギルマスの元へと向かった

「ギルマスこんにちは、お見舞いにきました」

するとさっきまで寝転んでいたギルマスが起きてきた

「それはありがとな、それで言うのを忘れていたのじゃが明日から、王都に向かうわけだが、しっかいと準備は出来ているのかい?」

そう言われたのでギルマスに、さっきまで服屋にいたこと、王都の兵士たちが明日同行してくれること、全て話した

「それだったら安心だな、私は今腰を痛めているからね、おまえさんを見送るのは出来なさそうじゃな、今渡しておこうこれを受け取ってくれ」

そうして小さな箱を渡してきた中身は何か気になったのでここで開けてみることにした。

【パカ】

そこにはなんとも高そうなネックレスがあった

「こんな高価なもの僕は受け取れませんよ」

そう僕がこんないいものをつけていいはずがない、そう思っていると

「そんなこと気にしないでこれは少しだけど魔力を上げることができるんだ、君にはあまり魔力がないだろう、実技試験の時に恥を書かないように付けておくといい」

そう言ってくれたので、

「ではありがたく頂戴いたします」

僕はそのネックレスを首につけた瞬間僕の体に魔力が流れ込んでくるのが分かった。

「これすごいですね、魔力がぐんと上がった気がします」

するとギルマスは嬉しそうに

「そうだろ、それで魔法学院頑張ってな」

そう言ってくれたので

「はい頑張ります」

そして王都に向かう前日になった

「後数時間後には王都に行くのか」

少し寂しい気分になっていると部屋に、リコが部屋に入ってきた


「トレックさん入っていいですか?」

そう聞いて来たので

「どうぞ」

するといきなり僕に抱きついてきた

「リコどうしたの?」










誤字などがあればまたコメントして下さい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る