第5話勇者の目的
「実はな全属性持ちと言うのが他のやつに聞かれていてなあの勇者の耳に入ってしまったんだ」
それの何が問題なんだろう?
「それがなんの問題なんですか?」
「そんなの決まっているだろうあの役に立たない勇者がここにきてあんたを勧誘しに来るに決まっているだろ」
確かにその可能性は考えていなかった
「確かにそれは考えていませんでした」
「そのことも考えてこちらとしても対策しようと思うそれでもいか?」
こちらにしてもその方が心強いからなそうしてもらおう。
「その方向でお願います」
「いつ来るかわからないからな今から準備に取り掛かる、このような優秀な人間を役に立たない勇者ごときに渡してたまるか」
すると扉が勢いよく開いたそして見たことのある顔のやつが入ってきた
「おいトレック、大丈夫か?」
「ジョンじゃないかどうしたんだ?」
とても焦っているようだ
「だってよ噂であの勇者にトレックのことがバレたとか聞いたから飛び出してきたんだよ」
俺のことを心配してくれていたのかいい友と出会ったな。
「その話はもう聞いたでもまだここにはきていないみたい」
でも多分だけどまだ顔はバレていない
「僕の顔はバレているんですか?」
するとギルドマスターが難しそうな顔をしていた。
「どうかしたんですか?」
「それがな顔がバレているかどうかはわからないでも名前はすでにバレている、ここに来るのも時間の問題だ。」
確かにでも誰の情報なんだろう?僕のことを知っていて、全属性持ちを知っている人物かでも会ったばかりの僕の情報を得る人なんているのかな?
「でも昨日あのギルドの場所にいた誰かということになるな」
でも昨日そんなに怪しい人がいたかな?
「もしかしたらあの国の部隊かもしれない」
「そんな人がいるんですか?」
そんな部隊の人が僕に何の用があるんだろう?
もしかして昨日の奴隷運んでいるところ見られてた!
「でも勇者直々には流石に来ないと思いますけどね」
だって俺魔力がないからね今多分全く魔法打てないと思う
でもこのギルドに迷惑がかからないようにいけないな、本当に危なくなったら自分からついて行くしかないな
「でも僕、全然魔力ないのになんで狙われてるんだろう?」
「これはわしの予想だがな、あんたを捕まえて戦力としてではなく、実験などと言う方向性もあるかもしれん」
確かにでもどうして僕を実験するんだろう
「どうして僕で実験をするんでしょうか?」
すると衝撃的なことを言ってきた
「そんなの決まっているだろあんたの力がみんなほしいんだろ」
そんなことしても何役にも立たない気がするんですけど、でもここで悩んでいても仕方がない少しでも抵抗ができるよに魔法を練習しないとな
予言の書に聞いてみよう
「すみません少しお手洗いを借りてもいいですか?」
「あぁ、そこの突き当たりだ」
場所を教えてもらってトイレに来た
「どうして勇者たちは僕を狙うんだ?」
少し待っているとほんに文字が浮かんできた
(その狙いは全属性持ちと言うことと、おそらく実験にするつもりかと)
「やはりそうだったか」
ギルドマスターの予想が当たっていた
流石ギルドマスターだ、それじゃこれ以上いれば少し心配されるな戻ろう
「すみません戻りました」
そして色々話し合っているともう夕方になっていた
「もう夕方だ俺はもう帰るぜすまんな」
「もう夕方か、宿のお母さんい怒られる!」
「もうそんな時間かこの話は他の人には内緒だまた明日朝からここにきてくれ」
そう言われたので
「はい明日も来ますそれではまた明日」
今日はまだ全然安全だったけどどいつ勇者がくるかわからないからしっかりと気を引き締めないといけないな!そうして僕は宿えと戻るのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます