第4話久しぶりの布団
「それで、あんたはここに泊まるのかい?」
そう聞かれたので
「一様そのつもりできました」
「何日だい?」
入学式まで一週間だから6日ぐらいでいいか
「6日ほどでお願いします」
「分かった、あんた名前は?」
そういえばまだ名乗ってなかったな
「僕は、ベラ・トレックと言います」
「それじゃあトレックだね、あんたみない顔だけど旅人かい?」
そう言うことにしておこう
「はい僕は冒険者です」
まぁこう言うことにしておけばいいよね
「そうなのかい、ランクは?」
「すみません、まだ冒険者になったばかりなのでランクとか分かってないんです」
「そうなんだね」
そう言う会話をしていると
「もうお母さんそんな話しないでいいじゃん」
横槍が入った僕的にはナイス
「それもそうだねそれじゃこれ部屋の鍵ね、夜ご飯は6時半ごろになるからそれぐらいにここにきてちょうだい」
ここでは夕ご飯まで付いてるんだ僕の求めていた所だないい宿が見つかって嬉しい。
「ここが僕の部屋かな」
【ガチャ】
するとそこには、想像していたよりもとても豪華な部屋だった
「こんないい部屋でもいいのかな」
まぁいい宿をゲットしたししかもご飯付きだからめっちゃいいところを紹介してくれたな
数時間後
「そろそろご飯ができる頃かな?」
階段を降りていくと
「ちょうどいいタイミングだねぇ、このメニュー表から注文しな」
「ありがとうございます」
なんていい宿なんだメニュー表を見てみると、あまり分からないけど名前はすごく美味しそう、ここのおすすめを聞いてみようかな
「すみません」
「どうしました?」
「このお店のおすすめなんですか?」
まぁこれを聞いておけばハズレはないはず
「今のおすすめでしたら、ハーレムボアの味噌漬けですかね?」
ハーレムボア?なんか名前からモテそうだな僕みたいな、非モテなんてハーレムなんて夢のまた夢って感じだな
「ハーレムボア?」
「ハーレムボアと言うのは名前の通り、オスの周りにメスが周りにくっついていると言うのが、ハーレムボアなんですよ」
やっぱり予想通りだったかなんか負けた気がする
「それじゃーそれと魚の塩焼きをください」
「はいよ少々お待ちください」
そして数分待っていると料理が届いた魚の塩焼きは僕がいた世界と同じ感じだなそして問題はこのハーレムボアの味噌漬けだなでもパッとみた感じだとただの豚の味噌漬けに見えるけど向こうの世界でもあまり食べてこなかったからな
「それじゃいただきます」
それじゃまずはいつも通りの魚の塩焼きかな
【パク】
これは!めっちゃうまいなんだこれ今までの食べてきた魚の中で1番うまい!
次は問題のこれだな〔ハーレムボアの味噌漬け〕
食べず嫌いはダメだ!しっかりと全部食べないと
「勇気を出していただきます」
【パク】
これは想像していた100倍うまい!なんだこれ口に入れた瞬間とろけた
「それ美味しいでしょ」
宿の娘さんがそう言ってきた
「どうしてこんなに美味しいの?」
「それはね、ハーレムボアの周りにはメスが周りにいるって言ったでしょ」
「うん」
それがどうしたんだろう?
「周りにメスがいるおかげで、オスが動かなくていいから肉が硬くなりにくくて食べた時にとろけるような味わいになるらしいよ」
「そうなんだ教えてくれてありがとう」
そうなんだだからこんなにとろけるように美味しくなるんだなこれはまた新しい勉強になった、だがこの時トレックはこれから先大変なことになるとは思いもしなかった。
「はぁ美味しかったな明日も冒険者ギルドに行くから早く寝ないとな」
次の日
「はぁよく寝た今日はギルマスに会いに行く約束だから早く用意をしないとな」
着替えて階段を降りていくと
「あらトレックさんおはよう」
宿のお母さんが話しかけてくれた。
「おはようございます」
今日も一日頑張っていこう
「今日は自分でかけますね」
「分かった夕方までには帰ってきてね」
そう言われたので
「分かりましたそれじゃー行ってきます」
まぁ冒険者ギルドはここをまっすぐ行くだけなんだけどね
【ガチャ】
「おはようございます」
そう言いながら扉を開けながら行ったけどそこには誰もいなかった
「あれ?人がいないなおーい」
すると裏からからギルドマスターがでてきた
「なんだ君か、それじゃ裏に来てくれ少し話がある」
そう言われて裏のギルマスの部屋に来た
「それで話というのは?」
まぁ多分昨日の入学式のことだろう
「一週間後の入学式だが」
やっぱりな俺でどういう話なんだろう昨日でほんとんど話終わったはずなのに
「それが少し厄介なことになってな」
「その厄介なこととは?」
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