第3話役に立たない勇者
小説とかだと沢山魔力が多いのがテンプレだけど
「はい魔力は人並み程度ですね」
まじかぁ、本で知っていたけど魔法が使えないぐらいの魔力しか持ってないんだよね僕。
「そうなんですか」
「それでは、次に属性魔法を調べますね。」
僕には、何属性が使えるんだろう?
「わかりました」
なんか小説とかだと全属性が使えたりするんだけどな、、、
「はい属性結果が出ました」
「トレックは、何属性なんだろうな」
すると、前の女性が突然
「嘘でしょ、こんなことってあるの!」
突然騒ぎ出したのだ
「何かあったんですか?」
「そんなこといっている暇はありません、あなたあの、使える属性魔法は、光、闇を除いて全部です」
あれ、なんか今属性全部とか言ってたけど気のせいだよなもう一度聞いてみよう
「今なんて言いました?」
「適用する属性は光と、闇を除いて、全部です」
やっぱり全属性らしい
「えぇー!」
全属性持ちって異世界だったら最強クラスじゃん!
「こんなのは初めてですので、ギルドマスターに聞いてみます」
「はい分かりました」
するとジョンが
「お前、全属性持ちとかすごいな」
あまり凄さが分かっていないから聞いてみることにした
「全属性持ちってすごいの?」
するとジョンが
「そんなの当たり前だろだって全属性持ちってそんなの伝説の魔法使いと一緒なんだぜ!」
そうなんだ、でもあまり実感がないな何かもっといい例え方がないだろうか。
「もう少し分かりやすい例え方はないの?」
すると
「そうだなぁ、ざっくりいえば最強ってところかな」
めっちゃざっくりだな。でも大体は分かった
まぁ簡単にいえば僕は、最強の全属性持ちの男と言うわけだ。
「俺ってすごいんだな」
すると裏から女性が出てきて
「ちょっと裏に来てもらってもいいですか?ギルトマスターがお呼びです」
なんで呼び出されるんだろもしかして怒られたりしないよね
【ガチャ】
「失礼します」
「君が全属性持ちの人だね」
「はい一様はそうみたいです」
なんだかいい感じの話ではない気がする
ここで変なこと言ったら、僕生きて帰れないかもしれない。
「それで要件というのは?」
「君にお願いがあるんだが聞いてくれるか?」
「はいなんでしょうか?」
「君のような全属性持ちはあまり私たちのところに置いておくことがができないこの先に王都があるんだが、そこの魔法学院に通って見たらどうかなとおもんだが」
そう言ってきた良かった怒られることがなくて助かったでも王都があるのか
てことは王様とかいるんだろうなまぁ魔法は使えて損はないし行ってみてもいいかもしれないな。
「はい行ってみようと思いますでも少し問題がありまして」
「問題とはどうしたんだい?」
そう俺の問題とは金がない!
「僕にはそのような魔法学院に通えるような金がないんです」
するとギルドマスターは、大笑いをしたなにが面白かったのだろうか?
「そんなのこっちから金は貸してやる」
そう言ってきたのである、何を言っているんだ?金を貸してやる?なんで他人にそんなことが出来るんだろう?そう疑問に思っていると
「君には期待しているんだ、今魔王が2年後に世界を支配すると宣戦布告をしたんだ」
そういえば女神が自分の世界に魔王がいるから倒してきてくれって言われてるんだった。まぁ今は知らないことにしておこう
「そうなんですね、でもなぜ魔王が2年後に世界征服をすると言ったんでしょうか?」
「その理由はまだ分かってはいないでも、一つ言えるとするならば魔王はそれだけの自信があるということだ」
なるほど魔王はそれだえの力を持っているのかでも待てよ、魔王がいるという事は勇者だっているじゃないか、小説とかだと魔王がいれば勇者もいるこれは絶対のテンプレだ
「魔王がいるということは勇者もいるんですよね?」
するとギルマスが
「いるんだがな、全く頼りにならないんだよ」
「と言うと?」
「3ヶ月ほど前に異世界から勇者を召喚したんだ突然呼ばれたからびっくりしたんだが、それからが大変だったんだ」
そうその勇者は最初は良かったが、少し経つとみんなの扱いが酷くなっていったそうだ
「僕は勇者だぞ、僕に逆らえば王様に言いつけて死刑にしてやるからな」
などと脅迫をしているらしいでも王様がいるところでは心優しい勇者になるらしい、そして奴隷の使い方が1番荒いらしい自分の好きなように使って使い終わったら、捨てたりするらしい
「勇者って最高、みんな勇者の名前を出したら、みんな頭を下げるんだもんなこの世界なんてちょろいな」
などと好き勝手しているらしい
「ひどい話ですね勇者という立場で好き勝手して」
「だから君に頼みたいんだ金は出すあの勇者を倒して懲らしめて、魔王を倒して世界を平和にしてくれ」
そう言いながらギルドマスターは、土下座をしてきた
「ちょっとギルドマスター、頭を上げてください」
するとギルドマスターは
「なら魔法学院に行ってくれ」
まぁ魔法学院に行くのはいいけど、僕にはもう一つ目標があるんだそれはあの奴隷たちを助けること、もしあの役に立たない勇者の手に渡ったら何をされるか分からないそう考えたら強くなって金を稼いでどれいたちを助けないと
「分かりました」
「ほうとうか!ありがとう本当にありがとう」
これは人助けでもあるんだちゃんと仕事をこなさないとな
「それでその魔法学院の入学式はいつなんですか?」
「一週間後だ」
っえ、さっき一週間って言った!流石に一週間なわけないよね
「今一週間と言いました?」
「あぁ、今から一週間後に王都の魔法学院が入学式だ」
まじか、一週間でどうしろとでもまぁ俺は、用意するものなんてないな
「すみません一週間後という話ですが、できればそれまでの宿を探してくれませんか」
ちゃんと寝る場所は確保しないとな
「それならが私が紹介してあげよう」
「本当ですか、とても助かります」
ちゃんと宿がないと野宿は死んでもしたくないからな
「ギルドから右にずっと行けば銀の刃と言う宿が見えてくるはずだよ」
「そうなんですかありがとうございますそれでは1度宿に行ってきます」
「あぁ分かった、それではまた明日ここに来てくれ」
「分かりました」
それじゃ宿に行こう
少しありていくと店の前に女の子が立っていた
「おにぃさん宿をお探しですか?」
「あぁでも宿は、銀の刃と言う店に、行こうと思っています」
「おにぃさんそれ私の店だよ、て言うか、この店だよ」
「そうだったんだ」
良かったなんか変な勧誘とかじゃなくて
【ガチャ】
「お母さん、お客さん連れてきたよ」
「あんたまた無理やり連れてきたんじゃないでしょうね」
あれはこの子のお母さんかな
「そんなことしてないよしかも、この人はここを目的にきたんだよ」
「そうだったのね、それはごめんなさいね」
なんか変なところじゃなくて助かった
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