窓視点での描写、面白いと思います。
確かに窓っていたるところに登場しますよね。
ドラマでも、日常生活でも、なくてはならないものだと思います。
そんな窓さんが役者となり、色んな場面に登場するお話です。
それはサスペンスだったり、ホラーだったり、ファンタジーだったり……いろんな場面でいろんな役として窓さんが登場しますが、確かに自分が窓だったら、うんうん、そうだよね……なんて思うようなことも多く、面白かったです。

〝窓〟が主人公のショートショート物語です。

ええ、みなさんがご存知の、あの窓です。

正確には、「窓ガラス」といった方がいいかもしれませんね。
お話の中で、割れたり、飛び散った血やら何やらが付着したりしているので。

そんな窓の一人芝居が何シーンかに渡って続きます。

みなさんが今まで物語で見聞きしてきた、ガラス窓が登場するシーンを思い出しながら読むと、より楽しめるかもしれませんね。

どこにでもある窓ですが、どこにもない窓のお話でもあると言えるでしょう。

どうぞ、そんな窓の行く末をお確かめください。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（174文字）