第6話 手荒い洗礼
「ん?今日は珍しいところから帰ってくるな」
いつぞやの門番さんとはすっかり顔馴染み。
今日は北門の警備のようだ。
「ちょっと森の池まで。危うくヒルに食べられちゃうところでした」
「ああ、あのヒルか。──知ってるか?あのヒル、南の町じゃ珍品として人気らしいぞ。この町じゃ食う奴なんていないが、時折南の町から来た冒険者が大量に買い付けていくんだ」
「えぇ・・・ヒルですよ?どうやって食べるっていうんですか」
「一夜干しの後に塩漬けするらしい。海沿いで塩がいくらでも取れる町だからこその特権だな」
南の町は海に面しているのか。そろそろ魚も食べたいって思ってたところなんだよね。
こういう話が聞けるから門番さんとは案外長く立ち話したりする。ヒールがあれば採取した薬草も萎びることもないので安心だ。
「いいですねえ海。きっと魚料理とか美味しいんでしょうね」
「そりゃそうさ。俺も一度だけ行ったことがあるが、南の奴らは魚を獲ったらその場で捌いて生で食うんだ。俺も最初は驚いちまったが、
魚黒汁って、もしかして
ここの町も別に食事が悪いってわけじゃないんだけど、五百円で食べれるものと言ったら豆と野菜を適当なスープで煮込んだ何かと潰れたパンなのだ。
もう少しお金を出せばダンジョン産の魔物肉なんかも食べれるそうだけど、魔物の肉と聞いてあんまり食べる気にもならなかった。
「魔物肉も悪くはねーんだが、やっぱり安い肉はあんまり
「だからあんまりオークの肉も出回らないんだよなぁ」と嘆く門番。
たしかに安定して稼げるのも大事だが、それ以上にランクの低い冒険者はさっさと次のランクにあげたほうがもっと稼ぎのいい仕事が待っているのだ。それを思えば当然な流れではある。
そうなると常に初心者が狩ってくる、狩りやすくて美味しくない魔物肉しか市場に出回らないので、ある意味ここは慢性的な肉不足とも言える。
「──っと、オークで思い出した。最近なんでもオーク狩りを積極的に募集しているパーティーがあるらしいぞ」
「それがどうかしたんですか?」
オークが脱初心者の証なら、積極的に狩るパーティーがあってもおかしくないとは思うけど。
けれど門番さんは首を振り、打って変わって真面目な顔をする。
「ただのオーク狩りならそれもいい。けれどそのパーティーはオークの肉をあんまり売り捌いていないって話だ。しかもパーティーは常に募集がかかっている。普通なら一度パーティーを組んだら一週間くらいは同じメンバーで固定するもんなんだ。それなのに常時パーティーを募集しているってのはどうも怪しい」
「ま、まさかオーク狩りで死んだとか?」
「いや、それもない。死亡率が高ければそのパーティーは問題になるし、急にいなくなった冒険者がたくさんいるって話も聞かない。どうだ、おかしいと思わないか?」
「そうですねぇ・・・どこかの商人さんに直接売っているとか?」
「その割にはオークの肉を町に持ち込んだ様子も、町から持ち出された様子もないんだよ。もしかしたらアイテム袋持ちがいるのかもしれないな」
アイテム袋とはどんな物でもどんな大きさでも入る四次元ポケット的な摩訶不思議な袋だそうだ。
ダンジョン内の宝箱からしか見つからず、容量がたくさん入るものや袋に入れた物の時間がゆっくりと経過するような特殊な効果があるものは非常に高い値で買取されるらしい。
一方で性能が微妙な物も多かったりする。
中には巾着袋サイズでリュックサイズの容量しかないような物もあったりと、こちらはちょっとした冒険者であれば買えたりもする価格だそうだ。それでも便利なことには変わりない。
「そんなにオークの肉ばっか集めてどうやって食べるか知らんが、ただでさえあんまり出回らない肉がさらに町から消えると思うと嫌になってくるな」
「取り締まったりとか、ギルドに言って一定程度お肉を納めようとかはさせないんですか?」
「馬鹿いえ。そんな新手の増税みたいなことしたら町から冒険者なんてすぐいなくなっちまうよ。ここは冒険者がいてこそ経済が回っているんだ。新米冒険者ばかりだとしてもな」
そんなものなのか。言われてみれば確かに自由を求めて冒険者になるような人が多いのだ。そんなところで変に納税だなんだと言われれば逃げたくなるか。
「嬢ちゃんも人ごとだと思うなよ。今はまだ駆け出しだから声もかからないだろうが、治癒士の冒険者は常に人気がある。無理して高ランクのパーティーに入った治癒士だけが生きて帰ってこれないなんて話はよくあることだ。自分の身の丈にあった依頼を選べよ?」
「き、気をつけます」
脅し半分の忠告を聞き入れ、町の中へと入っていく。
そんな話を聞いせいだろうか、夕暮れに染まりつつある町並みは、なんだかいつもと違って見えた気がした。
* * *
「ごめんくださーい」
相変わらずの形容し
「ああ、やっと戻ってきたね。どこで油を売っていたかしらないが言っただろう、夢見草は鮮度が命だって。採ったらすぐに戻ってこないだなんて何考えているんだい」
サグ婆が睨みつけるように私を見る。同時に感じる、昼間も嗅いだ店の香りとはまた別のつんざくような臭気が鼻についた。
もしかして、これが女神様の言っていた悪意を感じるということなのかな?
少し顔を顰めつつも、なるべく平静を装って私は肩かけのバッグから麻袋をとりだした。
「初めて森に行ったんですから、これくらい時間はかかりますって。──はい、これが依頼されていた夢見草です」
「ふん、どうだか。──おい馬鹿息子、お前も遊んでないで仕事しな仕事。夢見草だよ、いつものやつを持ってきな」
サグ婆から息子と呼ばれたカウンターの男性は「はいはい」と手慣れた様子で何やら薬棚からあれこれと小瓶を出していく。面倒だという表情である彼と、翻って一面喜色を浮かべるサグ婆。いや、この場合は悪い笑みといったところか。
「んで、お前さんはどこを怪我したんだい?せっかく夢見草を取ってきてもらったんだ。治療薬くらいはすこしまけたっていいんだよ?」
「ケッケッケ」とまるで魔女が笑うかように微笑むサグア。彼女から漂う臭気がさらに濃くなったような気がして、思わず頭がくらっとしそうだ。
それでも「こんな意地悪な洗礼なんかに負けない」と言わんばかりに、努めて笑顔で私は「どこも怪我なんてしてませんよ?」と言ってのけた。
その言葉を聞いた時のサグ婆の表情の変わりようと言ったら、面白いのなんの。
「強がりはよしな。池にいたヒルに噛まれただろう?放っておくと化膿してもっと痛い目にあうさね。ヒルの体液には僅かばかりだけど人を害する成分も入っているんだ。治療薬がないと絹のようなお前さんの肌もみるみるうちに紫色に腫れ上がっていくよ」
「いや、だから本当に怪我なんてしてないんです。あの大きなヒルには近づかないようにしましたから」
「・・・はぁ、なんだいなんだい。本当につまらないやつだねお前さんは。まぁいい。じゃあ依頼していた夢見草の方でも受け取ろうかね。鮮度が命と口酸っぱく言ったんだ、そりゃあ丁寧に取ってきただろうね」
最初からそんなこと微塵も思っていないくせに抜け抜けとよく言ってくれる。
ま、売り言葉に買い言葉で「もちろん、きっと満足してくれます」なんて私も言っちゃうんだけどね。
その姿勢で数秒。ありえないものを見たと言わんばかりで固まってしまった。
ようやく動き出した時は十秒は経っていただろう。
彼女の表情は驚きに溢れ、わなわなと口元が揺れる。
「あ、あああ、あんたなんだいこりゃ!一体どうやって!?」
かさり、と一輪の夢見草を手にとったサグ婆。
そして私の眼前に突きつけた、今も可憐な白い花をつけるそれ。
「なにって、依頼されていた夢見草ですよ?ちゃんと
ちなみに池では目についた夢見草を片っ端から採取し、ある程度取り終えたところで仕分けたのだが、そのうち半分くらいは夢無草だった。案外とエグい確率で混じっているので仕分けが大変だったのは秘密。
依頼されていたのは五本だったが、麻袋の中には十本くらいは入っているはずだ。もしいらないようなら他で売ってもいいかなと多めに採ってきている。
「そんなわけあるかい、夢見草は摘んだ瞬間に花が流れ落ちるんだよ!それがどうしてこんなに形を保って・・・!」
正体、見破ったりってね。
もう自白しているようなものだけど、ここで問い詰めたりしたら面倒なのでそんなことはしない。
池で出会った三人からの口ぶりからすれば、サグ婆がどれだけ厄介な人物なのかというのはよくよくわかったし、あんまり深く関わることはしたくない。
私としては意趣返しが成功すれば満足だ。
「こう見えても薬草採取には定評のある私な──きゃっ!」
すっかり天狗となっていた私はぐわん、と突如腕を強く掴まれる。
腕の先、サグ婆は眼光鋭く獲物を捉えた顔ような笑みを
構図としては昼間に腕を掴まれた時と同じような状況だが、昼とは比べものにもならないほどに力が強く、掴まれた腕は動かない。
恐怖が湧き上がってきた。
得体の知れないものが私を掴んでいる。それは舌をなめずり、
「馬鹿息子、今日は店仕舞いだ!今すぐに扉閉めて鍵かけな!──お前さんはこっちに来い!」
「いたっ、いたいいたいってば!」
何がどうなったのか。私は混乱したままずるずると引っ張られ、カウンター横の薬棚の奥、物置部屋なのか小さな扉を乱暴に開けたサグ婆は、放り投げるようにして私を部屋に閉じ込めた。
転がされた床は石造りなのかひんやりと冷たく、擦った手のひらがジンジンと痛みを訴えてくる。
「なにするんですか!」と声をあげたその先、扉の前には曲がっていたはずの腰が伸び、仁王立ちになったサグ婆がいた。
「そこでしばらく大人しくしていな。騒ぐんじゃないよ」
* * *
短く言葉を区切った彼女は扉を閉め、ガチャリと鍵を閉めたようだ。
暗闇に満たされたこの部屋には灯りがなく、扉の隙間から漏れてくるわずかな光では手元さえおぼつかない。
何が起きたのか。
呆けていた私だが、怒鳴り散らすサグ婆の言葉で自分の状況が分かり始めた。
『さっさと店閉めろといっただろう!それからすぐに奴隷商と娼館に行ってきな。興奮剤が安定して手に入る方法があるっていえば奴らは飛びついてくるだろうさ』
『誘拐?これだからあんたはいつまでも馬鹿なんだよ。こんな町でペーペーの冒険者が一人いなくなったところで誰も気にやしないさね。ほら、さっさと行くんだよ、私はこれから特別な薬を作らなくちゃいけないんだからね』
『いいかい、奴隷商と娼館、どっちが高く値をつけるか、どこまで値を釣り上げられるか、しっかりふんだくってくるんだよ』
ドタドタと駆け回る足音。それが遠のいた後はカチャカチャとお皿やスプーンのような食器が広げられていく音が続いていく。
(奴隷商に娼館・・・私売られるってこと?それに特別な薬って?)
状況から察するに私を殺そうとはしていないので毒薬なんてことはないとは思う。
まさかサグ婆の鼻を明かしてやろうとしたらこんなことになるなんて思いもしなかったけど、今思えば不用心だったかもと後悔の念も浮かんでくる。
(女神様にも悪意を感じたら気をつけてって言われたのに)
愚痴っても始まらない。今はこの状況をどうにかするのが先だ。
幸い女神様はこうなることを見越して私にスキルを与えてくれたのだから。
「──気配遮断、隠密」
使うのはこれが初めてだ。
こんなことになるんだったらもっと前から使ってどんな効果があるのかちゃんと検証しておけばよかった。
この世界に来て生きるのに必死だったからこそ、こういうことは真っ先にしなくちゃいけないことだったと、さっきから後悔しっぱなしだ。
それでもスキルの効果はちゃんと発揮されたようで、そこだけは安心できた。
感覚としては自分でも自分の存在が薄くなったように感じる。そしてヒールを使うときに似た魔力の気配というものがしっかりと感じとれるようになった。この魔力の気配を避けるように動いていけばより効果が高まるのだと本能的に理解する。
あとは、ここから逃げ出すだけだ。
(でもどうしよう・・・。窓もないし真っ暗だし)
出入り口は鍵がかかった扉だけ。
微かに差し込む灯りを頼りに部屋を見回しても、材料や瓶や道具、それに薬の作り方だろうか、数冊の書籍が置いてある棚で小さな部屋は埋め尽くされている。
棚の奥を覗いても窓のようなものは見えないので、やはり他に出入り口はなさそうだ。
扉の向こうからは鼻歌まじりのサグ婆が作業する音が響いてくる。
焦りが生まれた。
(落ち着け私。大丈夫、女神様からもらったスキルを信じるの)
見落としたものはないか。隠れられそうな場所はないか、扉には本当に鍵がかかっているのか。
もう一度この部屋に閉じ込められてからの動きを反芻する。
──ふと、風の流れを感じた。
こういう気配についてもスキルの影響で敏感になっているようだ。
密閉された室内で流れる空気。辿れば扉から流れ出る空気は部屋の中を通って、ゆっくりと天井に抜けている。
(・・・あった、換気口だ)
真っ暗闇でよくよく目を凝らさなければわからなかったが部屋の奥すみに小さな換気口がある。
問題は、穴がギリギリ人が通れるサイズじゃないことだろうか。
(ううん、重要なのはそこじゃない。そこを通って逃げたと思い込ませればいいんだ)
どこかに売られるにしろ薬を飲まされるにしろ、必ず一回は扉が開くはず。そこで私がいないとなればサグ婆は血眼になって探すだろう。その時に部屋の中をくまなく探されるのは避けたい。
いくら女神様曰く「群衆の目の前だとしても見つからずに逃げられる」スキルとはいえ、体はそこにあるのだ。つまりは透明人間状態。
だからこそすぐに「外に逃げた」と思わせなければいけないのだ。
目標が決まったら体はすぐに動いた。
なんとなくこんな怖い目に遭っているのだから恐怖で体が縮こまって動かないかも、なんて考えていたけど、異世界という環境は案外と私を強くしてくれたらしい。
まずは通気口まで辿り着く棚のものを静かに移動させ始める。
棚に足をかけて登って行ったと見せかけるのだ。
「うへぇ埃っぽい・・・って、あれ?」
あまり音を立てないように慎重に
体重をかけても棚はびくりともしないくらい頑丈だったので、安心してなるべく足跡がつくようにして棚に登る。
通気口まで頭ひとつ分という高さまで登った時だ。
棚の天板に一冊の本が無造作というか、奥にしまいこまれるように一冊の本が転がっていた。わずかな灯りの中でも鈍く縁が光るそれは、非常に見覚えがある。
「これって、治癒士の本じゃないの?」
本を手に取り棚から降りる。
偽装工作としてはこれくらいでいいだろう。
問題は今手の中にある本がなんなのか。かろうじて金縁だということはわかるが、本当に治癒士の本かどうかはわからない。
(・・・迷惑料ってことでもらっちゃお)
違ったら違ったで売ればいいか、売れるかどうかわからないけど。
それに誘拐?監禁?みたいなことをされているのだ。これくらいで文句を言わないでほしい。逆にこれくらいで済ましてあげるのだからなんて私ったら寛大なんだろう。
迷わずバッグに本を突っ込み、あとは総仕上げだ。
一呼吸。
ガアン!と思いっきり棚を蹴り付け、すかさず大きな壺の影に隠れる。
壺の裏が一番魔力の気配と風の流れがない場所なのだ。
「うるさいねぇ!静かにしろといっただろうさね!」
すぐにサグ婆が扉あけて入ってくる。
その手には昼間見た解毒薬のような薬とはまた違った、苦々しい色をした小瓶が握られており、ご丁寧に蓋は開いている。
「ほうらこの薬を飲めばお前さんもすっかり静かに──ん?」
キョロキョロと暗い部屋の中を見回すサグ婆。
普通なら目を凝らしてもなかなかに見えない暗闇だというのに、彼女の視線は迷わず暗闇の先にいるであろう私を探している。なにせ、彼女の視線に合わせて周囲に緊張した空気が
これもスキルのおかげなんだろうけど、とにかく心臓に悪い。その緊張が壺の裏にまで回ってこないことをひたすらに祈るばかり。
いよいよ、サグ婆は後ろ手にゆっくりと扉を閉め、暗い部屋に入り込んできた。
「・・・どこにいったさね」
ぽつりと、こぼすように出た言葉は先ほどの怒鳴り声とは違って非常に冷静で、冷徹な声音。その悪意は壺の裏に隠れていてもアイスクリーム頭痛のように突き刺さる。
「これは・・・換気口かい?いやまさか・・・」
ゆっくりと部屋の中を歩いてくるサグ婆。その足取りはここに私がいないことを確信しているような、扉から簡単に離れる程度の歩みで安心するが、逆にどうして私がいないと思ったんだろうか。
「・・・ここで痕跡が消えた。追跡スキル持ちの私でも追いきれないほどかい。こりゃ厄介だね。あの嬢ちゃん、とんでもないものを持っているようだ」
「棚の足跡は偽装かい?そんなもんで私を騙せるとでも思ったのかね。──まぁ実際逃げられたんだから同じようなもんかね、面倒なことだよ」
「さあてどうしようかね。──いや、あれだけの利用価値があるんだ。ここは奴隷商に探させるとしようさね。今度は見張りをちゃあんとつけようか」
サグ婆は足早に立ち去り、その足で店を出ていった。
(た、たすかった・・・?)
呼吸も忘れて隠れていたのか、緊張が周囲から消え去ると大きく息を吐いた。
まずはやり過ごしたと言えるわけだが、これで全部が解決したわけじゃない。
サグ婆は奴隷商に私を探させると言っていたのだ。どうやって探すのかは知らないが、穏便に済むとも思えない。
(まずは宿に逃げる?ううん、宿なんて真っ先に探されるよね、鉢合わせでもしたらまずい。だとしたらどこ?でもまずはここから出て考えよう。誰か帰ってきたらまずい)
誰もいないとはわかっているけど私は
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