第8話 ちょっと後戻り

 村上春樹は審査員や後進の育成はやらない……みたいに書いてましたが(本自体が平成二十八年なんで古いですけど)、人間関係が絡む時って、やっぱり向き不向きはあるかなと。才能っていうより、自分が楽しいかどうか。



 小説講座の先生は、本当に先生って感じ。人が好きなんだべねw


 最初、通い始めたときは、「一般図書のエンタメ寄りの書き方」(ラノベ、ガチ純文学を除く)ってことで、”雛型におとす”ことをちょっと受け入れ難いかなって思ってたんです。


 ですが、実際やり始めたら面白い。


 「人を楽しませたい」っていう素朴な願望や喜びに集中できる。雛型の効用って、対象(読者層)を広げることに意味があると思うから。


 私の理想は、『不思議の国のアリス』の誕生スタイルでしてね。学寮長の娘たちに語った物語。目の前の人を喜ばすため、励ますためのウソ。そんな風に創作していきたい。


 この辺り、本の中の”オリジナリティー"と反する内容かな。



 カクヨムも作活友も講座も、みんなで書いたり読んだりするのって楽しいな、幸せだな、と思ってる。これは個人差だから、私が、って話だけど。その時々に励まされる出会いやコメントをいただけてるので続けられていますね。


 ほら、先生に見せられないのが99パーだからwwwww

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