第2話 ② 村上春樹の過去
夫が村上春樹好きなんですが、夫に村上春樹を語らせると、え、それの何が面白いの?となるので、紹介する側の人格的信用って大事だと思う。
さて、第二回に入り、二十代の頃の生活と初めて小説を書いた時の話が出てきます。
「村上春樹は時代背景と合わせて鑑賞しないと」と、作活友に指導を受けましたので、丁寧に読みます。
ものを知らない人間の良さは、知って楽しいことがこれからたくさんあること。カクヨムやってて思ったのは、私は作者が先で作品が後なんだな、と。だから近況ノートを先に見にいく。
村上春樹の人生から入ったら違ったかな? いや、若かったらわかんねぇな、と思う。こちらの精神がマッチョなんでねw
最初の作品を書いたのち、あまりに出来が悪いので、英語で書いてみてまた翻訳した……とあり。自分の書きたいことを書くのに、日本語が適してなくて、一度英語を挟むことで自己表現がスムーズだったという趣旨。
言語が思考を決めるところがあるので、振り幅大きくなるってことかな、と。
自分だったら、訛りと昔話調かな。そういう出力のパターンとか、内的な世界に迫るのに言語変えてみるの面白いと思う。力はないけど、英文や古典の原文は好きなんですよね。雰囲気だけだけど。
村上春樹が新しい文体を手に入れるところ、面白かった。参考になる人も多いのでは? 話の起承転結とかそういうところでなく、言語そのものの獲得。楽しそう。
その後は、群像で新人賞とる前までの話。ここはさすがに一般人の私には想像つかなかった。
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