第31話 また戦争
孤児院に着いて、ジョナサンが王になったという知らせが届いた。
「ジョナサンが悪い奴じゃないことを願いたい」
「そうだね!ちょっと馬鹿だけどまあまあいいんじゃない?」
ミレーユがジョナサンの感想を言う。ここ数日のガチャの結果は武器4つだった。最近、悪い噂を聞く。隣国のベベーロフ帝国がマグロニア王国を狙っていると。内戦がやっと終わって、マグロニア国内が疲弊した状態なのを見逃したくないようだ。
「大変だ!ベベーロフ帝国が攻めてきた!」
デニスが孤児院に入ってきた。最悪、孤児院とこの街だけでも守ろう。
「セシル!アベルたちを貸してくれ!」
デニスが僕に頼んできた。アベルはここの守りに必要だから貸せないけど他のみんななら貸そう。
「アベルはここの守りに使うから貸せない。他のみんななら貸せるよ」
「わかった。それでいい。それで誰を貸してくれるんだ?」
「メロディ、アモン、ハンゾウ、ミカエル、ナターシャの5人だよ」
「ありがとうセシル。それじゃ王都に行ってくる」
「みんな、頑張ってね」
「「「「「行ってきます」」」」」
アベルを残して5人は行ってしまった。ガチャ使っておこう。
「ガチャ発動!」
【デイリーボーナス!剣豪ムサシ召喚!】
「む、セシル殿。よろしく頼む」
「ムサシ、よろしくね」
「儂は強い敵と戦いたいぞ」
「俺は強いぞ」
アベルとムサシが模擬戦を始めた。アベルが勝ったようだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます