第12話 ギリアム

 午後にメロディが来て、メアリーにお金を渡してご飯を食べて、宿屋に帰っていった。次の日、早速ガチャを使った。


 「ガチャ発動!」

【デイリーボーナス!聖剣エクスカリバーを召喚!】


 聖剣エクスカリバーだって!これはアベル行きだな。エクスカリバーをアベルに渡した。


「セシル様、ありがとうございます。この剣は手にしっくりくる。鋼の槍はお返ししますね」


 アベルは喜んでいる。しばらくすると玄関から大きな声が聞こえてきた。また地上げ屋か。アベルと共に玄関に向かう。


「今日こそ出て行ってもらうぞ!」

「今日は騎士団にきてもらったのだ!」


 何で騎士団が来るんだ?商人じゃないのか?


「お前がアベルか!お前の命運もここまでだ!行けっ!」


 貴族らしき人物が命令を出す。こいつは見覚えあるぞ。たしか僕を斬ったギリアムとかいう奴だ。


「ふん!せいっ!やぁ!」


 アベルが騎士団20人を蹴散らす。死人は出ていないようだ。


「なっ!なんで!」

「残りはお前一人だぞ。おらっ!」


 アベルがギリアムを殴った。


「ぶべっ!ひぃっ!僕は貴族なんだぞ!偉いんだぞ!お前なんか死刑にしてやる!」

「死刑か。やれるものならやってみろ」


 アベルがギリアムにアッパーカットをお見舞いした。ギリアムが吹っ飛ぶ。ギリアムが気絶した。


「わああ、ギリアム様!おい撤退だ!」

「おう!」


 地上げ屋がギリアムを運んでいく。騎士団はそのままだ。なんかギリアムがやられてスカッとした。

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