第7話 メロディ視点

 私は大魔導士メロディ。セシル様の従士だ。セシル様は可愛いショタだ。いつか私の魅力を教えてあげたい。と、そんなことよりお金だ。お金を稼ぐために、冒険者ギルドに登録する必要がある。


「冒険者ギルドはどこ?あっち?」


 子供に冒険者ギルドの場所を聞く。冒険者ギルドの前に来た。


「お邪魔します」


 冒険者ギルドの中に入った。受付嬢が2人いる。どちらにしようかな。地味な方にしよう。


「いらっしゃいませ、初めての方ですね。冒険者登録でしょうか?」

「そうです」

「冒険者登録には銀貨5枚が必要です」

「持ってません。無一文です」

「わかりました、銀貨は私が貸します。では冒険者登録をしましょう。この針でここに血を垂らして…。はい、冒険者ギルドカードができました。はい、メロディさん。Fランクです」

「ありがとう、借りは必ず返します。何か受けられる依頼はありますか?」

「あるのは西の森の薬草採取ぐらいですかね」

「わかりました、行ってきます」


 私は冒険者ギルドを出ようとしたら、男が立ちふさがった。


「よう、ねえちゃん。いい体してんな。俺とパーティー組もうぜ。ぐひひ…」

「お断りします。そこどいてください」

「やだね!俺と夜の大冒険しようぜ!」


 男は私に触ろうとしてきた。汚らわしい。


「スタンボルト」

「ぐえっ」


 男はその場で気絶した。私は冒険者ギルドを出て、西の森を目指した。

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