第6話 翌日
ーーー朝、目が覚めると、鴉丸に抱き着くようにして布団の中にいた。
体を包み込む温もり。
モゾモゾと寝心地のいい場所を探して身動ぎをすると、宥めるように背中を撫でられた。
ん?
そこでようやく自分の状況に気づく。
恐る恐る目を開くと、目の前に広い胸板。
少しずつ上へと視線を上げて行くと、艶やかでありながら柔らかな漆黒の羽毛に包まれた顔が見えた。
寝転んだまま頬杖をついて俺を見ていた鴉丸は固まる俺を前にして笑った。
「おはよう」
低い掠れた声が囁く。
人というものは混乱の極みになるとまともに思考が動かないものだ。
瞬き一つせずに混乱している俺に鴉丸が経緯を話してくれた。
縁側で寝落ちした俺は鴉丸の膝枕で寝ていたらしい。
都とはいえ、朝は冷える。
そのまま寝かすわけにはいかず、俺を抱え上げて部屋の中へと入ったはいいものの、鴉丸の服を掴んで離さなかった為、添い寝をしてくれていたらしい。
寝落ち!?
気絶ならともかく、人前で寝たことなど幼子の頃以来だ。
しかも服を離さないとか、それこそ幼子じゃあるまいし、俺は一体何を考えているのだ。
気まずいやら恥ずかしいやらで赤くなったり、青くなったりする俺。
「め⋯⋯迷惑をかけたな」
「いや?役得だった」
そう言ってまた笑った鴉丸が本心から言っているのかはよく分からない。
しかし、鴉丸は随分と穏やかな空気をまとっていて、怒っている様子はない。
いや、でも、俺みたいないい歳をした男に勝手に枕にされたら普通に嫌じゃないのか?
しかも親切で運んでくれたのにそのまま掴んで離さないとか⋯⋯これが可愛げのある女なら男として喜ぶかもしれないが、この俺だぞ?
まるで抱き締めるようにして眠ってくれて
「私の前では気を張る必要はない。そのままのお前でいい」
体を起こして、服を整える鴉丸の言葉。
何てことのない慰める言葉なのに思ってしまう。
"俺のことを知らないくせに。"
そのままのお前でいい?
何よりも汚く、何よりも忌むべき存在である俺なのに受け入れてもらえるわけがない。
ズン⋯ッと体が重くなる。
暗い顔を鴉丸に見せるわけにはいけない。
何も言わずに寝返りを打ち、布団を握り締める。
すると、空気を読まない俺の腹がぐぅうぅぅ~キュルルルル~と音を鳴らした。
そう言えば、昨日はあまり食べていなかったが今のタイミングに鳴らなくても良くないか?
恥ずかしさに顔を両手で覆う。
「腹が減ったみたいだな。ほら、早く着物を着替えろ」
そう言って、荷物の中にあった着物をこちらへと放り投げてくる。
人の荷物に勝手に触ったら駄目なんだぞ⋯などと冗談めかして言えれば良かったのだが、そんな余裕などない精神状態だった。
「私も一度部屋に戻って着替えて来る」
いつもシワひとつなく着ている鴉丸が、俺が握り締めたせいでクシャクシャになっている服でいたら悪目立ちするに決まっている。
何よりもシワだらけの服を見ては羞恥に悶える自分を思うと、さっさと着替えて来て欲しい。
コクリと頷くと、頭を撫でられた。
鴉丸は人に触れるのが好きなのだろうか。
音もなく部屋から出て行く鴉丸を見送り、俺は自己嫌悪に呻く。
ーーー気が緩み過ぎだ。
他者のいる場所で眠ったり、無防備にも触れ合って眠るなど正気の沙汰ではない。
これが鴉丸だからこそいいものの⋯⋯いや、その考え方自体が間違っているのだ。
鴉丸であろうが誰の前でも常に気を引き締めていないと。
馴れ合ったりすればする程に離れて行く時の苦しみは増す。
脳裏を過ぎる、俺を置き去りにして行く鴉丸の背中。
もしそうなった時に俺は正気でいられるのだろうか。
背筋を冷たい汗が流れて行く。
鴉丸を傷つけたくはない。
あの大きな手で頭を撫でられる心地良さは、今なら手放すことが出来るはずだ。
気を許してはならない、一定の距離を保たなくては⋯⋯。
「準備が出来たか?」
障子の向こうから聞こえてきた鴉丸の声に体が震える。
心臓がバクバクと早鐘を打つ。
「どうかしたのか?」
訝しむ声に答えなかったら、鴉丸はもっと心配してくれるのだろうか。
頭を過ぎった考えに背筋が粟立つ。
どうして鴉丸なのだろうか。
確かに時折訪ねて来る鴉丸に癒されていた。
来てくれるのは嬉しい、けれど、毎度断られる誘いに腹立たしく思っていたのも本当。
静かな牢獄のようなあの場所に自ら囚われたのはもう随分と前のことだ。
ぬらりひょんに出会う前から俺は俺自身の存在が許せなくて、そうなることを受け入れた。
なのに、鴉丸はスルリと簡単に俺の心へと寄り添ってしまう。
ジクジクと痛み続けていた心の傷を癒して、大丈夫と受け入れてくれる優しさ。
手離したくない⋯⋯傍にいて欲しい。
何故かそんなことを願ってしまう。
あまりの自分の浅ましさに吐き気がした。
「おい、大丈夫なのか!?」
返事をしない俺に焦った鴉丸が障子に手をかけたのが気配で分かった。
「⋯⋯何でもない。二日酔いで頭が痛いだけだ。ちょっとだけ待ってくれ」
開けられないように障子を内側から押さえる。
フゥとため息をつく。
落ち着け、落ち着こう。
鴉丸が構ってくれているのは今だけだろう。
いつか笑って見送れるように鴉丸に対して独占欲のようなものを抱いてはいけない。
これ以上、気安い仲にならない方がお互いの為だ。
「悪い、待たせたな」
手の平を強く握り込む。
大丈夫でなくてはならないのだ。
俺は一人でも大丈夫。
「二日酔いによく効く茶がある。それをいれてやろう」
丸い目が俺を映している。
今にも泣き出しそうに歪んだ俺の顔を。
それでも何も聞かないのは鴉丸の優しさなのだろう。
だから、何もないように振る舞う。
「それ、苦いやつじゃないのか?」
「ん?あ~⋯⋯ぬらりひょん様は一時間ほど悶絶していたな」
「げっ!」
ぬらりひょんが悶絶するほど酷い味の茶など飲みたくなんかない。
あまりの嫌さに顔をしかめる。
想像しただけで口の中が苦い。
「それが飲めたら、飴玉をやるから頑張れ」
「ガキじゃないんだが⋯⋯」
クツクツと楽しげに喉を鳴らして笑う鴉丸を睨むが、すぐに俺も笑ってしまった。
この穏やかな時間にまだ浸っていたい。
どうせ、俺が帰るのは、あの山なのだから。
■■■■■■
「鴉丸様、アタシと一緒に朝餉を食べましょう~!」
二人で廊下を歩いていると、鴉丸の背後から近づいて来た女が抱きつこうとして避けられ、床へと顔面から突っ込んだ。
そんなこど気にせず床からガバリと起き上がった女の開口一番の言葉に呆気にとられる。
猫耳が期待にかピクピクと動き、シッポが背後で二本ユラユラと揺れている。
猫又という妖は生きた年月が増えるごとにシッポの数が増えていき、それに応じて妖力も強くなって行く。
うちの猫又の方がコレよりは強いな。
考えごとをしていると、女が唐突に俺の方を睨み付けた。
「誰よ、あんた!さっさとどっか行きなさいよ!」
鴉丸に向ける態度と俺に対する態度の差に驚く間もなく、女の襟首を後ろから鴉丸が握って持ち上げた。
軽々と女一人を持ち上げられる鴉丸の膂力は目を見張るものがある。
「え、え?鴉丸さま?」
どうして自分がそんな扱いをされるのかを理解出来ていない女が鴉丸の顔を見ようと振り返って、しなやかなシッポの毛が総毛立った。
「本当に客人に対する態度がなっていないな」
感情を削ぎ落としたように平坦な声。
しかし、その奥から隠しようのない怒りが滲んでいるのが分かったが、女は理解していないのか唇を尖らせて不服を態度に表している。
「うちの者がすまない」
鴉丸の謝罪に首を横に振る。
「何よ、鴉丸様が謝る必要なんかないのに⋯⋯」
「タマ、いい加減にしろ」
女はようやく鴉丸の怒りに気づいたようだ。
顔を青ざめさせ、ブルブルと全身が震えている女に向けられた鴉丸の視線はどこまでも冷たい。
「お前も雪女も躾をし直すしかないな」
躾の仕方はよく分からないが、女は恐怖のあまり顔色が青から白へと変わっている。
震える唇を何とか動かし、必死に謝る様は可哀想なほどだ。
「お、お許しください」
「謝る相手が違うだろう?」
鴉丸が苛立ったのが俺にも分かった。
未だに女を持ち上げたままの鴉丸の腕に触れると、俺の方へと向けられる視線。
凍てついた氷のようなそれが俺を映すと、雪解けのように緩む。
「腹減った」
グゥ~と微かに俺の腹の音が鳴り響く。
「そう、だな。タマは部屋で謹慎していろ。沙汰は追って出す」
自分がやらかしたことをようやく理解したらしい女が従順に頷くのを確認し、鴉丸は俺へと笑いかける。
さっきの女へ向けた顔とは全く違う。
「朝餉を食べに来る者は少ないから、台所に声をかけてから隣の大部屋に持って行って食べるんだ」
普通に人間みたいな生活をしているが俺達は妖であり、活動時間は夜の者が多いのだろう。
確かにこんなに広い屋敷なのに他の妖とすれ違うこともなく、静まり返っている。
台所には妖が三人ほど料理を作り終えたのか、座って話をしており、鴉丸の姿を見るともの凄い勢いで立ち上がった。
「か、鴉丸様、お、おはようございます!」
「「おはようございます!」」
腰を折って、深々と頭を下げる三人。
まるでどこかの若頭にでも挨拶をしているようで、思わず見比べてしまった。
「おはよう。膳を二つ用意してくれ」
「はいっ!」
「今日は納豆とひじきの煮物、味噌汁となっています」
「味噌汁の具は?」
「豆腐とわかめ、ネギです」
ふむ、と顎に手を当てて何やら考え込んだ鴉丸がチラリとこちらを見た。
「今ので苦手な物はないか?」
「俺は何でも食べれるが⋯⋯」
「そうか?なら、大丈夫だな」
まるで褒めるように頭を撫でる鴉丸。
だから子どもじゃないのだし、嫌いな物がないだけで褒めるなって。
若干ムッと顔をさせた俺に鴉丸は笑う。
それを動きを止めて、ポカンとした顔で見る三人の妖。
鴉丸はよく笑うのにどうしてそんな恐ろしい物を見た!と言わんばかりに凝視をしているのだろうか。
首を傾げると、目が合った一人が首筋まで真っ赤になってしまった。
何で赤くなったのかとより一層首を捻る俺の頬に斜め上から突き刺さる視線。
「⋯⋯何?」
さすがに堪えられなくなった俺が問いかけると、鴉丸はそっぽを向いてしまった。
「別に、何でもない」
何でもないという態度じゃないんだが?
「お待たせいたしました!」
お膳を差し出されて受け取ろうとすると、横から伸びてきた手が取っていった。
鴉丸が手に一つずつお膳を持っている。
「自分で持てる」
「私が持ちたいだけなんだが⋯⋯駄目か?」
その言い方は卑怯じゃないか?
本人が持ちたいなら持たせるしかない。
釈然としない思いを抱えつつも、歩き出した鴉丸について行く。
「おはよ~!」
「はよございます!」
広間に集まった妖達がそれぞれ朝餉を食べていた。
ガツガツと掻き込む者、ゆっくりと味わって食べる者と食べ方はそれぞれ違う。
一人一人はそんなに大声ではないが、大勢集まるとなかなかガヤガヤと賑やかに聞こえる。
部屋の片隅にお膳を置いて食べ始める。
綺麗な箸使いで黙々と食べている鴉丸をチラチラと見ては首を傾げている者も多い。
何を不思議がっているのかと思ったら、その視線が顔へと向けられていることに気づく。
普段は人間の顔で生活をしているのだ。
俺がいるから普段通りに出来ないのだろうか。
そう思うと申し訳なさ過ぎる。
「今日はいつ頃に帰るんだ?」
「んぇ?」
味噌汁の具を箸で掴もうと必死になっていた俺の口から変な声が出た。
いつ頃も何も⋯⋯。
「朝餉を食べ終わったら帰る」
ポカリと鴉丸の嘴が大きく開く。
「早過ぎないか?ゆっくりしていったらいいじゃないか」
「いや、早く帰って、勝負の為にしばらく留守にすることを伝えないと。それに近隣の妖が暴れないように絞めておいた方がいいだろうし」
「だが⋯⋯」
俺、おかしなことは言ってないよな?
何でこんなに引き留められるのだろうか。
「鴉丸!強引に引き留めるのは感心せんな」
そう言って鴉丸の肩を叩いたのは牛鬼だった。
「お前にはお前の仕事があるように、主様の傘下に入った我等も与えられた役目をこなす必要がある。特に酒呑童子の近隣の妖は血の気の多い者も多いのだ。早く帰りたいと思うのは仕方なかろう?」
真っ直ぐに俺を見る牛鬼の目は笑っていない。
あまり良く思われていないようだ。
何かをした覚えもないのだが、嫌われるのには慣れている。
これくらいは、大丈夫、だ。
「そう、だな。引き留めてすまない」
肩を落とす鴉丸に苦笑する。
「いや、俺の方こそすまない」
味噌汁をおかわりしてくると席を立つ鴉丸を見送って、安堵の息をつく。
あのまま引き留められていたら、鴉丸の言葉に頷いていたかもしれない。
「鬼ならば鬼らしくしろ」
冷たい水をかけられたようだった。
仄暗い炎を宿した目が俺を見ていた。
「お前は鬼だろう?」
そうだ、俺は鬼だ。
鬼が生まれるのは、憎悪・憤怒・欲望等の様々な人間の感情が凝り固まって形を持つのだと言われている。
だから、生まれながらに人の姿をしているのに、醜悪な角や尖った歯、鋭い爪と異形の特徴がある。
「そうだな。忠告をどうも」
そんなことは言われなくても分かっている。
どう足掻いても俺が鬼ということは変えようがない。
「おぅ、牛鬼ぃ⋯⋯酒呑がワシのお気に入りだからって虐めてやるな」
うつむきかけた俺は慌てて背後を見る。
そこに立っていたのは勿論、ぬらりひょんだった。
いつの間に来たのだろうか?
流石の牛鬼も気配が分からなかったようで、目を見開いて固まっている。
「ったく、年少者を虐めるなんて、お前にも可愛げがあったんだなぁ」
ニマニマニヤニヤとしているぬらりひょん。
俺に構うぬらりひょんを見た牛鬼が嫉妬して⋯⋯って物語が奴の中には出来ているようだ。
そんな馬鹿な!
声を大にして言いたい。
ぬらりくらりとしているぬらりひょんを冷静沈着で男の中の男!みたいな硬派な牛鬼が好きとか、有り得ない。
確信をしたくて牛鬼の方へと視線を向けた俺は顔を引きつらせた。
真っ赤になった頬、動揺に揺れる目、言葉を出せずに開閉する口。
あ、これ⋯⋯図星だ。
そう分かってしまった俺は考えることを放棄した。
「お前等ぁ、勝負の日程は追々知らせるからな。それまではゆっくり過ごすといい」
そんな言葉に朝餉を食べていた他の妖達が口々に返事をする声に、ボンヤリと天井を見ていた俺は我に返った。
いつの間にやらぬらりひょんの横で静かに控えている鴉丸。
目が合うと、僅かに首を傾げている。
「よし、そんなに構って欲しいなら今から構ってやろう」
ガシッと牛鬼の肩に腕を回すぬらりひょん。
「なっ!?べ、別に構って欲しくなんか!」
「牛鬼は素直じゃねぇからなぁ」
ぬらりひょんが唇を舐める。
いつの間にか姿が若返っており、獰猛な雄を思わせる目付きと、色気が漂うその動きに牛鬼の腰は引けている。
「大丈夫、いっぱい、楽しいことしような」
耳元で囁いた言葉は近さのあまり俺にまで聞こえ、遠い目をして黄昏れる。
この二人ってこんな感じだったか?
ズルズルと引きずられて行く牛鬼。
助けを求めるようにこちらを見たが必死に顔を逸らして気づかなかった振りをする。
そのままぬらりひょんにお持ち帰りをされて、一体何をされるのか⋯⋯。
心の底から楽しそうにしている様子を見てしまい、身震いをする。
あんなののどこが牛鬼はいいのだろうか。
虐められるのが好きとか、特殊な性癖の持ち主だったり?
グッタリとお膳の前で力尽きている俺を見た鴉丸は心配そうに顔を覗き込んでくる。
「大丈夫か?」
「⋯⋯大丈夫に見えるか?」
あのぬらりひょんが牛鬼を、なんて考えたこともなかった。
ああいった意味で俺に興味を持たれなかったことに感謝をするしかない。
「男同士は許せないか?」
「いや?誰かを好きになれるのなら、相手が女だろうと男だろうとどうでもいいと思う」
「そうか」
どこかホッとしたように笑う鴉丸を見つめる。
「鴉丸は?」
女の方がいいのだろうか。
「好きになれば性別など気にならない」
「ふ~ん⋯⋯」
鴉丸は好きになれば男もいけることを知り、何となく心が浮き足立つ。
別に俺のことが気になるとか言われたわけでもないのに馬鹿みたいだ。
そんなことを考え、息を飲む。
俺はもしかしなくても鴉丸が好きなのか?
素顔を見たこともないんだぞ?
優しくされて、コロッといったのか?
「どうした?」
反応の鈍い俺に鴉丸が首を傾げる。
「うん、まぁ、何でもない」
俺は気づいていない。
気づいてはいけない。
この俺が誰かを好きになるなんて、あったらいけないのだから。
心の中の箱に詰めて、深い深い底の底へと沈めてしまえばいい。
これまでそうしてきたように。
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