応援コメント

第38話 裏切者?」への応援コメント


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    本作はフェルナー王子が、絶妙な狂言回しを演じていて素敵です✨
    フリッツ大公の心配りも、親族として当然ではありますが、他人の幸福の形を決めつけるのは傲慢でもあって、エドゥアルドをめぐる複雑な状況に緊張感が高まります……!
    ゲシェンクのこともけっこう信じられていて、宰相の戦略に組み込まれているなら、なおさら気が抜けませんね。

    革命の理念は崇高ですが、現実の政治的には、まだまだ宰相に正義がある時代背景ですよね……あ、オリンピックの開会式は、オーストリア国民は怒って良いと思います(笑)

    作者からの返信

    狂言回し、ぴったりなお言葉です! フェルナーはある意味、キーパーソンでして、物語を急展開させる役割を担っております。とはいえ、意図したわけではなく、勝手に暴走してしまい、それを私が息を切らせながら追いかけている感じです。フェルナーは、クラウスへの執着がよほど強いのだと思われます。とはいえ、当て馬は大事ですよね。

    ゲシェンクは、民間流布の閾値を超え、政府高官も疑いながらもその存在を否定できない、というレベルでしょうか。とあったら、利用しない手はありません。ただしゲシェンク側も、自分達が利用される危険性を理解しているという設定です。

    オリンピックは、ハプスブルク家とオルレアン家の後継者、そしてなぜかミュラ元帥の子孫まで、苦情を言ったようですね。Xで見かけて、ちょっとアゲアゲな気分になりました。本作の宰相につきましては、悪だけの存在で終わらなければいいな、と願ってはおりますが、そこはほら、BLだから……(全力で対処します!)

    いつもお読み下さった上、暖かい応援、コメント、本当にありがとうございます。コンテスト応募作とあって、字詰めをきつくしてあり、申し訳ないです。どうか目をご大切に、ご無理のないようにお読み頂けると嬉しいです。
    ありがとうございます!