番外……莉子への分からせ♡♡♡

コンニチハ、中村青です。

今回、カクヨムでの限界を感じた私は、近々ノクターンで公開しようかなと思っています。


もちろん、カクヨムでは描ききれなかった話、そして♡♡♡な内容もお送りしますので、よろしければご覧ください><


———っと、手始めってわけではないんですが、かなりアウトな莉子の番外を執筆してみたので、冒頭を公開したいと思います。


拉致監禁の犯罪スレスレな上に、かなり大人向けなので、苦手な人はご遠慮お願い致します。


え、莉子って誰だったっけと思った方。

莉子は絋に無理やり絡んできてキスをした挙句、不法侵入をして警備に捕まったEカップの女の子です。その後はミヨちゃんと一緒に杏樹に絡んでいた子なんですが、この子への分からせ話を前々から書きたかったので執筆しました。


では、どうぞ!








「ねぇ、莉子りこちゃん。どうしたら僕と付き合ってくれるのかな?」


 最近できた莉子の下僕くんはやしちぃが、悲しそうな顔で聞いてきた。

 Eカップで最強に可愛い莉子に夢中になる気持ちは分かるんだけど、中の上くらいのベビーフェイスの林ちぃじゃ、莉子の彼氏は務まらないんだよねー。


「もぉー、そう言うことは鏡を見てから言ってよー。莉子の彼氏になるには、林ちぃが莉子好みのイケメンになるか、もしくは回りに自慢できるくらいのハイスペックイケメンにならないと無理だよ?」


 ちょこんと鼻頭を指で弾いて、パチっとウィンクをした。


「林ちぃは莉子の犬なんだから、黙ってワンワン言うことを聞いていたらいいんだよ? そしたら莉子も林ちぃも幸せ、ウィンウィンだぞ♡」


 林ちぃの頬を両手で挟み込んで、チューっと啄んでキスをした。舌は特別だから挿れてあげられないけれど、君にはこれで十分でしょ?


「それじゃ、莉子はもう行くから、また迎えにきてねー」


 こうして莉子は他の男のところへと向かう。可愛い莉子は一人の男じゃ満足できないから、仕方ないよね? それにどんどんいい男へとアップデートしていくのは、可愛い女の子には必須でしょ?


「今日のデートの相手はアパレル会社の社長さん。オジサンだけどエッチも最高なんだよねー♡」


 ネチネチした執拗なエッチも嫌いじゃない。今日は真っ白なフリルが付いたロリータ系の可愛い下着。きっと社長さんが好きそうだなーって思って購入していたのだ。


「よし、行こうっと」


 そう思って歩き出した時だった。

 急激な睡魔が突如襲ってきて、身体の力が抜けてしまった。


(え? な、何?)


 声も出せない、身体も動かせない。

 立っていられなくて重力に従って跪く。遠のく視界に映ったのは、歪な笑みを浮かべた林ちぃだった。


 ———……★


 しばらくして目を覚ますと、そこは見たことがない真っ白で何もない部屋だった。あるのはベッドとカーテンだけ。まるで病室を連想させる空間に、莉子はただただ怯えていた。


「何、ここ……! ちょっと誰かァ! 助けてェ‼︎」

「あ、莉子ちゃん。やっと目が覚めた? ごめんね、びっくりしたよね」


 カーテンから顔を覗かせたのは、幼顔の林ちぃ。いつも不安そうな表情をしている彼が、珍しく嬉しそうな笑みを浮かべていたからビクっと肩を震わせてしまった。


「ごめんね、莉子ちゃん。本当はこんな手荒な真似はしたくなかったんだけど、君がどうしても言うことを聞いてくれないから、やむえず縛ったんだ」


 縛っ……?

 林ちぃの言葉を聞いて、莉子はハッと手首を持ち上げた。だがうまく上げられない。背後に回すように手錠を掛けられているようだ。


「ちょっとヤメてよ、林ちぃ! こんなの犯罪だって! こんなことをしても誰も幸せにならないって‼︎」

「そんなことないよ! 少なくてもこうしている間は、君は僕だけのものになる。君が他の男と一緒にいるところを想像しただけで、僕の心は張り裂けそうだったんだ。でも、もう大丈夫。これからは僕が莉子ちゃんを幸せにするから」


 うっとりと酔ったような表情で近付く林ちぃ。やめてよ、こんなの正しくない……!

 莉子は一人の男の為に生きたくなんてないんだから!


「放してよ、雑魚野郎のくせに生意気よ! 莉子はアンタなんかが触っていい女じゃないの! もっとイケメンで金持ちの男じゃないと釣り合わないんだから!」

「もう、莉子ちゃん。強がるのはやめなよ? 他の男は莉子ちゃんとエッチがしたいだけで、本気で好きじゃないよ?」


 ——え?


 まさかの言葉に、莉子は身体を硬直させてしまった。

 誰も本気じゃない……? そんなことあるわけない。だって皆、莉子のことを可愛いって、たくさんエッチをしてくれるのに?


「君みたいなビッチを好きになる男なんているわけないよ。胸が大きくて可愛いだけで、中身は傲慢で我儘な姫様気質。でも安心して? そんな君でも僕はずっと大事にしてあげるから」


 すると林ちぃは三脚にビデオカメラを用意して、莉子の隣でポーズを取った。


「ほら、莉子ちゃん。これから僕と君の愛の記録を撮っていくから、とびっきりの笑顔で笑ってよ」

「い、いや……っつ! ヤダァ、助けて! こんなの無理、助けて、誰かァ‼︎」


 だが、いくら声を上げても反応がない。そもそもここは何処なの? 


「ここは音楽スタジオみたいなところで、防音もしっかりしているから安心だよ。今日は僕達の為に一日貸切にしたから邪魔も入らないよ?」

「ヤダ、ヤダァ……! お願い林ちぃ! 何でも言うことを聞くから解放して? 林ちぃの言うとおり彼氏にもしてあげるから」


 一先ずこの拘束さえ解除してもらえればいい。だけど林ちぃは首を横に振って、莉子の懇願を拒否してきた。


「申し訳ないけど、今更莉子ちゃんの言うことは聞けないよ。これから君の恥ずかしい動画を撮って、言うことを聞いてもらうことに決めたんだ」


———……★


カクヨムではココまで。


補足というわけではありませんが、一応林くんは莉子の彼氏の一人になります。パシリというなの便利な存在ですが。

後は他サイトでの公開をお待ちください。


お読みいただき、ありがとうございました!

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幸薄ダウナー美少女を助けたら懐かれて、社畜から抱き枕にアップグレードされたようです(ただし、現在はただのエロ可愛美少女と化してる模様です) 中村 青 @nakamu-1224

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