36
「ーーと、こんなところだ。これでコウくんは子作りセ〇クスとは何かを理解出来たかな?」
「ああ、そうだな。子供を作るためにアオの(ピー)をオレらの(ピー)にぶち込んで、そんでもって(ピー)に(ピー)を中出しすっと受精して子供が出来るってわけだな。んで、(ピー)に(ピー)をぶち撒けんのが最高に気持ちイイって感じか」
「そうだね。ちゃんと理解出来たようだねコウくん」
「まぁーな!これだけ分かりやすく解説されたらオレだって分かるぜ!んじゃ!気持ちイイみてぇだし試しに子作りセ〇クスやってみようぜアオ!」
「まあ、そこは待ちたまえよコウくん。教科書の方ではそうは書いてあるけどね。これはあくまで創作であって実在は少し異なるんだよ」
「そうなんか?」
「クロくんにも説明はしたが、子作りセ〇クスで気持ちよくなれるかどうかは個人差があるし、他にもやり方を間違ってしまうと痛いだけで快楽を得られない場合もある」
「マジかよ」
「というわけで今回の話になるわけさ。ちゃんとみんな一緒に快楽を得られるようになる為に事前の準備と練習をしようという訳だね。ちなみにーー今更なんだが、参加するかどうかに関しては任意だよ。みんなで子作りセ〇クスしたくないというなら無理に参加してなくても構わないからね」
「なに言ってんだよ。オレら4人は何をするにしたって一緒だろ?勿論子作りセ〇クスもみんな一緒にするに決まってるぜ!あっ、でももし誰か一人でもヤリたくねーのが居んならオレもヤラねーから遠慮なく言えよ?」
「コウくんは問題無しと、クロくんはーー」
「言い出しっぺ。もちヤル」
「まあ、そうだよね。僕も当然参加するとして……それでアオくんは?」
話が俺に回ってきてしまった……。
どどどどどど、どう、どうしよう……。
いやもうなんか完全に4人全員で乱行パーリーナイトする流れになってるんですががががががががが。
落ち着けモチつけおっぱいモチモチ。
冷静に……冷静になって考えよう……。
あんまり難しいこととか余計なこととかは考えるな。変なことを考えると頭がこんがらがってワケわからんちんチンってなるから。
シンプルに考えるんだ。
問は簡単だ。実にシンプルな選択問題だ。
みんなで一緒に子作りセ〇クスをしたいか?したくないか?その2択だ。
YESかNOかを選ぶだけなのだ。
とても分かりやすい。
分かりやすい問だ。
どうなんだ青田流。
オマエさんはみんなと子作りセ〇クスをしたいのか?したくないのか?
答えはどっちだ?
そんな……。
そんなの……。
どっちかなんてキマッてるよなぁああッッッ!!!
「めちゃくちゃしたいです!」
気がつけば俺は自分の素直な感情に従って答えを出していた。
そうだよ。
ヤリたくないわけないじゃないか。
妄想の中で。
イマジナリー幼なじみを創造して。
飽きるほどヤッてきた行為を。
実際に現実で出来るとなったら。
ヤリたくない筈なんかないッ!
なんか思ってたのと違うし、いろいろと間違っているような気がしたいでもないけども。
ヤリたくないワケないじゃんね!
あっ、ヤバ。
なんか考えたらめちゃくちゃ興奮してきた……。
俺、今からみんなと子作りセックスしちゃう?
しちゃうの?えっ、マジでヤバくね……?
あー、いやでも泊先生はそれをする為の準備と練習とか言ってるし……。
もしかして本番はしない、感じかな?
そこら辺どうなんだろ……。
「ふふっ……乗り気だねアオくん……。さて!どうやらみんなの意見がまとまったようだね!」
「おう!」「うむ」「うっす!」
みんなの気持ちがひとつとなった。
そうだな。俺たち幼なじみは何をするにもいつも一緒の仲良しだ。
子作りセ〇クスだってみんなで仲良く一緒にするんだぜ!ひゃっほう!
あー!もー!なんか細かいこととか全部もうどうでもいいや!なるようにしかならんでしょ!難しいこととか考えたら負け!みんないいって言ってんだしね!嫌な素振りとか一切ないからね!何も問題ないネ!
これから俺の妄想だったものが。
現実になってしまう。
もしかして俺は夢の中にでも居るのだろうか。
俺は今、空想の中にいるんじゃ無いだろうか。
どうなんだろう。
まあ、どっちでもいいや。
「さてさてみんなの意見が合致したところで、そろそろ本題に入ったいこうか!」
一体、これからナニが始まってしまうのか……。
オラわくわくしてムズムズしてきたぞ!
「まず初めにアオくんーーズボン脱いでくれるかな?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます