VSスザキ紅



【注】決闘デュエル回です。飛ばしても問題ない内容になっているので生粋の決闘者デュエリスト以外の方は雰囲気で楽しむか次話にスキップして下さい。あしからず!














「「決闘デュエルッ!」」



アオタ流(先行)VSスザキ紅(後攻)



「先行は俺だ!俺がコッソリ仕込んでいた新デッキの力……見せてやるぜ!俺は手札からモンスターカード!メイドのアリアソナを召喚!」


「そのカードは……!アオの新デッキ……ラビリンスかッ!ガチデッキじゃねーか!」


「そうだぜ!カードショップで姫様に一目惚れした俺は全小遣いをぶっぱしてこのデッキを完成させた!いやホント高かったんだからな!マジで!」


「だろうな。ふっ……面白ぇ!かかってきな!カードは金かけりゃ勝てるわけじゃねえってこと教えてやるぜ!」


「抜かせ!カードは金をかけた方が勝つ!俺はアリアソナの効果でデッキからシャンデリアを手札に加え、そのまま効果発動!シャンデリアと手札を1枚捨ててデッキからトラップカードのビックウェルカムをセットする!さらにセットカードを1枚追加しターンエンドだ!」


「それで終わりか?そんなメイドの小娘一人で俺の攻撃を受け止めきれるかな?」


(くくくっ。言ってろ雑魚が。俺のセットカードはビックウェルカムと夢幻泡影……さらに手札にはうららと増Gがある!激強汎用カードオンパレードだぜ!これで俺が負けるはずがない!)


「オレのターン!ドロー!」


「俺はここでリバースカードオープン!ビックウェルカム!こいつの効果で俺はデッキから姫様ーー白銀のラビリンスを特殊召喚するぜ!」


「ここでエースモンスターのお出ましか!」


「めっちゃ可愛くない?」


おっぱい大きいし。


「うーん……。オレの好みではねーな」


「あっ、はい」


「で?」


「ゴホンっ!ビックウェルカムの効果はまだ終わらない!アリアソナが手札に戻り、そしてさらにそれをトリガーに姫様の効果が発動する!おまけで墓地からシャンデリアが手札に戻る!」


「ほう。なにをするつもりだ?」


「聞いて驚け。姫様の効果ーーそれは、紅!オマエのフィールドまたは手札のカードをランダムに1枚破壊する!」


「ハンデス、だとッ……!」


「どうせ既に手札には”アレ”があるんだろ?」


「くっ、確かにあるが……。確率は5分の1だぜ?」


「25%あれば充分だぜ!」


「5分の1だと20%だよアオくん(By泊)」


「…………」


「なんかダメそうだな」


「あと6枚の内の1枚だから6分の1で16.6%だよ(By泊)」


「…………」


「…………」


「……5と1足したら6じゃん?」


「と、とりあえずコレ破壊な!」


「ふっ……アオが選んだ手札のカードはーーハッピィの羽根帚……!」


「……当たり?」


「強ぇカードだが……今は外れだな!」


「くっ……!」


「まだなんかあるか?」


「……無いです」


「んじゃ行かせて貰うぜ!サンボル発動!アオのモンスターを全部破壊!」


「ギャー!俺の姫様がっ……!」


「これでガラ空きだなぁ、アオぉ?」


「くっ……!」


(だがまだ俺にはうららに増Gに夢幻泡影がある!これでなんとか凌げるはずだ!なにも問題は無い!)


「切り札を見せてやるぜ!俺は手札から魔法カード『パワーボソド』を発動するぜ!」


「うげっ!いきなりそれェ!?」


「手札のサイドラ3枚を融合!」


「なんで3枚揃ってんだよッ!?」


「ちゃんとデッキシャッフル出来てなかったわ」


「インチキぃ!」


「オレのデッキをちゃんとシャッフルしなかったアオが悪い!来い!オレの最強モンスター!サイバーエソドドラゴソを融合召喚!」


「なんでそっちなの!?ラソページじゃないの!?」


「こっちのがカッケーだろ!パワーポソドの効果でサイバーエソドの攻撃力は2倍!4000から8000になる!」


「うわぁぁぁ!とりあえず夢幻泡影!」


「無駄だぜ!モンスター効果が無効になってもパワーボソドの効果で倍になった攻撃力はそのまんまだ!」


「ですよねー!あっ、増Gあったから効果でドローしていい?」


「構わねぇよ!何引こうが無駄だァ!」


「ドロー……」


「何引いた?」


「……増G」


「乙」


「クッソ!このゴキブリがッ!手に吸い付いて気やがるッ!」


「なんもねぇようならサイバーエソドでダイレクトアタック!くたばりやがれ!」


「ぐっはぁあああああッッッーーー!!!」



流LP8000→LP0


勝者!スザキ紅!






ゴリゴリの遊〇王でした。


アオとコウの使ったデッキレシピはXにて公開中!気になる人は作者のXまでどうぞ!








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る