応援コメント

24 潔の戦い」への応援コメント


  • 編集済

    序盤の展開は本当に児童書としていけるのか……?と少し不安になってしまうほどシリアスな展開でしたが、鳴花が本性を表したあたりから少しずつ明るくなってきて、中盤以降のネット空間でのバトルなんかは完全に児童書だ……!となりました笑。

    それでいて、最後までしっかり作品のテーマの部分は描かれていたので、このバランス感覚は見習いたいです。

    潔と鳴花のちょっと浮いてる者同士の関係性も、児童書でよくあるパターンから脱していて好きでした!

    素敵な作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    とっっっっても素敵なコメント&レビューをありがとうございますっ!!

    序盤はまあ、シリアスというかホラーに近い展開ですね。愚かな主人公がちっぽけなプライドのために過ちを犯してしまうという。そそのかし役の誘惑に負けて、痛い目をちゃんと見るという。
    「しょうがないよね」とか「やっちゃうかも」の読者心理を引き出して、ホラーならそこで終わりですが、「そこまでやられる必要ある?」と疑問に思うところもあって、どん底からの立ち直りをテーマにして書きました。
    SNSでの炎上も、そういうところがありますので、テーマ性としては現代的で、重くてもアリだと思ってます。

    それでも児童書として読まれるために、鳴花やシルシルのキャラクター性で色合いを明るくしました。
    エンタメ性も意識してます。ネット空間へのダイブは、新しい形の怪盗モノを目指しました。

    潔と鳴花の浮いた者同士の関係性は、私も好きです!
    推しカプに思ってくれれば幸いですが、潔とシルシルの名コンビも個人的には推したいです。

    とにかくいろいろ欲張りすぎて、懸念点もあるのですが、思い入れの強い一作になりました。
    最後までお読みいただきありがとうございました!!