下校

@MARIMO_2020

下校

 夕日も沈みかけ、砂鉄を振りまいたような灰色の空と、蒸しパンのようなお月様が夜が起きてきたのを教えてくれる。

 少し肌寒く、自然が僕を、後押ししてくれているように感じて勇気を出して言った「手、つないでもいいかな…」「何も言わないほうがかっこいいよ」

 いたずら気に笑う君はユリの花のように真っ白できれいだった。

 

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