第15話 文豪シミラリティ

 のっけから謝罪で申し訳ないが、Similarity(相似性)をカタカナ語で使っている人を私はこれまで見たことがない。

 今回のこれも、あたしが思いつきで使い始めただけで、用法としては間違っていると思うので他所では使わないことをお勧めしたい✨️


 さて、とある創作部において自分がどの作家タイプか、という興味深い話題が飛び交っていた。有名どこの、ほんの上澄みしか作家の事を知らないあたしにとっては、ぴたりと適合する作家(ここでは敢えて『文豪ブンゴー』と呼ぶことにする)がいるのかどうか。

 そもそも、著作からどういう人格の作者なのかということを推し量るのは、なかなか難しい事だろう。誰もが太宰のようにイ◯れた本性を作品に滲ませているわけではないのだから。

 

 だが、作品に作者本人が色濃く投影されているというものも少なからずあるという。

 そこでふと気づく。

 私小説に近い作品を数多く掲げている私は、もしや『田山花袋』なのではないか、と。


 ちなみに、名前を無断で使用して申し訳ないのですが……


 ちおりん創作部長  ⇒ 三島由紀夫

 ぬりや文芸部員(他校) ⇒ 芥川龍之介

 顧問        ⇒ 内田百閒

 会計さん      ⇒ 伊藤左千夫

 書記・天川     ⇒ 田山花袋



 太宰を名乗るツワモノはまだいらっしゃらないようですが、よかったらみなさんも自分の『文豪ブンゴー属性』を教えて下さい✨️

 

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