応援コメント

2024/09/27」への応援コメント

  • 入選おめでとうございます。
    私は「八月に響く銃声やムルソー」が
    一番良いと思います。
    おそらく5・8・4の韻律のため、
    落選の憂き目に遭ったのではないかと推測いたします。
    私はそのリズムの歪みのようなものにこそ、
    この俳句の真骨頂があるのではないかと思いました。
    ともあれ、改めて、
    入選おめでとうございます!

    作者からの返信

    こんにちは!
    九頭龍一鬼です。

    滝口アルファさん、コメントとお祝いの言葉、誠にありがとうございます。

    俳句の世界において、愚生はまるっきり初心者なので、大先輩の滝口アルファさんに応援してもらい、非常にうれしいです。

    『俳句ポスト365』のシステムからいって、木曜日までに該当句の掲載がなければ、金曜日の入選決定となるのですが、愚生は、今回、木曜日まで愚作が掲載されていない時点で、「これは『ムルソー』の句が這入ったな」と確信しておりました。

    そこで、入選作は「死霊統計」のほうだったわけです。

    物語句としては、以前にも、『白鯨』を詠んだ句が水曜日に入選していたので、『異邦人』を詠んだムルソーの句も這入るだろうとおもっていたのです。

    どうかんがえても、『白鯨』よりも『異邦人』の物語を識っていらっしゃるかたのほうがおおいはずなので、不思議です。

    滝口アルファさんの「溺死のオフィーリアのほほえみ花水木」の御句も、物語句の傑作だと存じますが、物語句は、読者様が物語を識っていることが前提なので、むずかしいですね。

    作者名は失念いたしましたが、大谷崎の『春琴抄』を詠んだ「佐助の眼突きたる針も納めしや」という名句も、読者によっては、まったく意味不明にもなってしまいます。

    「ムルソー」の句は、滝口アルファさんの御指摘のとおり、句跨がりなのがひっかかったのかもしれません。

    短歌では、巨匠塚本邦雄が破調の傑作をたくさん遺されたので、句跨がりは市民権がありそうですが、俳句初心者の愚生には、俳句の世界で句跨がりがどのように評価されるのか、いまのところよくわかっていません。

    まだまだ、勉強不足です。

    いずれにせよ、初心者コースを制覇できてうれしいです。

    では、今後ともよろしくおねがいいたします。