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2024年10月2日 14:54
入選おめでとうございます。私は「八月に響く銃声やムルソー」が一番良いと思います。おそらく5・8・4の韻律のため、落選の憂き目に遭ったのではないかと推測いたします。私はそのリズムの歪みのようなものにこそ、この俳句の真骨頂があるのではないかと思いました。ともあれ、改めて、入選おめでとうございます!
作者からの返信
こんにちは!九頭龍一鬼です。滝口アルファさん、コメントとお祝いの言葉、誠にありがとうございます。俳句の世界において、愚生はまるっきり初心者なので、大先輩の滝口アルファさんに応援してもらい、非常にうれしいです。『俳句ポスト365』のシステムからいって、木曜日までに該当句の掲載がなければ、金曜日の入選決定となるのですが、愚生は、今回、木曜日まで愚作が掲載されていない時点で、「これは『ムルソー』の句が這入ったな」と確信しておりました。そこで、入選作は「死霊統計」のほうだったわけです。物語句としては、以前にも、『白鯨』を詠んだ句が水曜日に入選していたので、『異邦人』を詠んだムルソーの句も這入るだろうとおもっていたのです。どうかんがえても、『白鯨』よりも『異邦人』の物語を識っていらっしゃるかたのほうがおおいはずなので、不思議です。滝口アルファさんの「溺死のオフィーリアのほほえみ花水木」の御句も、物語句の傑作だと存じますが、物語句は、読者様が物語を識っていることが前提なので、むずかしいですね。作者名は失念いたしましたが、大谷崎の『春琴抄』を詠んだ「佐助の眼突きたる針も納めしや」という名句も、読者によっては、まったく意味不明にもなってしまいます。「ムルソー」の句は、滝口アルファさんの御指摘のとおり、句跨がりなのがひっかかったのかもしれません。短歌では、巨匠塚本邦雄が破調の傑作をたくさん遺されたので、句跨がりは市民権がありそうですが、俳句初心者の愚生には、俳句の世界で句跨がりがどのように評価されるのか、いまのところよくわかっていません。まだまだ、勉強不足です。いずれにせよ、初心者コースを制覇できてうれしいです。では、今後ともよろしくおねがいいたします。
入選おめでとうございます。
私は「八月に響く銃声やムルソー」が
一番良いと思います。
おそらく5・8・4の韻律のため、
落選の憂き目に遭ったのではないかと推測いたします。
私はそのリズムの歪みのようなものにこそ、
この俳句の真骨頂があるのではないかと思いました。
ともあれ、改めて、
入選おめでとうございます!
作者からの返信
こんにちは!
九頭龍一鬼です。
滝口アルファさん、コメントとお祝いの言葉、誠にありがとうございます。
俳句の世界において、愚生はまるっきり初心者なので、大先輩の滝口アルファさんに応援してもらい、非常にうれしいです。
『俳句ポスト365』のシステムからいって、木曜日までに該当句の掲載がなければ、金曜日の入選決定となるのですが、愚生は、今回、木曜日まで愚作が掲載されていない時点で、「これは『ムルソー』の句が這入ったな」と確信しておりました。
そこで、入選作は「死霊統計」のほうだったわけです。
物語句としては、以前にも、『白鯨』を詠んだ句が水曜日に入選していたので、『異邦人』を詠んだムルソーの句も這入るだろうとおもっていたのです。
どうかんがえても、『白鯨』よりも『異邦人』の物語を識っていらっしゃるかたのほうがおおいはずなので、不思議です。
滝口アルファさんの「溺死のオフィーリアのほほえみ花水木」の御句も、物語句の傑作だと存じますが、物語句は、読者様が物語を識っていることが前提なので、むずかしいですね。
作者名は失念いたしましたが、大谷崎の『春琴抄』を詠んだ「佐助の眼突きたる針も納めしや」という名句も、読者によっては、まったく意味不明にもなってしまいます。
「ムルソー」の句は、滝口アルファさんの御指摘のとおり、句跨がりなのがひっかかったのかもしれません。
短歌では、巨匠塚本邦雄が破調の傑作をたくさん遺されたので、句跨がりは市民権がありそうですが、俳句初心者の愚生には、俳句の世界で句跨がりがどのように評価されるのか、いまのところよくわかっていません。
まだまだ、勉強不足です。
いずれにせよ、初心者コースを制覇できてうれしいです。
では、今後ともよろしくおねがいいたします。