少しSFチックな話をしましょう。

パラレルワールドという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

私のイメージするそれは、現在今ある自分から瞬間瞬間の判断、行動が多数の未来へと枝分かれして、その中に人それぞれの信じる成功、失敗した人生へと導かれるという風に考えています。

例えば、過去に１つのイベントがあなたに気持ちの変化をもたらしたとしましょう。

よく聞く話ですが、「あの時ああしていれば…」という後悔などもあるかもしれません。一方で、選択によっては、この時行動をしていなければ今の私は（成長して、あるいは人格として存在して）いないといったポジティブな見方、また極論をいえば行動次第では物理的に生きていないかもしれない、といったことも考えられます。

これらすべて枝分かれする要因に、私はその時の考えを信じ、選択し行動することにより分岐するものだと思います。つまり、自分の信じる方向性次第で未来は変わるのです。

再度話が逸れて恐縮ですが、過去の選択において後悔するということは、当時自分自身が考えうる最高の選択をしたのですから、それについて深く悩むのはネガティブな面で時間、エネルギーを浪費してしまうので私はやめるべきだと思います。また、当時の選択肢双方にメリット・デメリットが存在するのですから、過去を悔やむのであれば現在享受しているメリットを大事にするべきだと思います。

話を元に戻します。

ただ、私はいつも前向きにポジティブに、という人間ではないので、時にはネガティブな考えがよぎり、悩むときもあります。私は、悲しみや怒りなどといった「負の感情」と呼ばれるものは小さくできても消滅できるものだとは思っていません。大事なのは、負の感情に振り回されて「信じる」深度まで落とし込み身体、決断に影響を起こしてはいけないと思っています。

次のエピソードで、最終的なまとめに入りたいと思います。

ありがとうございました。