信じることの力・デバフ
次に、信じることのネガティブな面にも着目していきましょう。
いわゆる、「信じる」という言葉が「思い込む、考え込む」という意味合いでは
トラウマ、過去の辛い思い出、事件に対して長期間抱え込み悩むことは
身体的特徴にネガティブな影響が起きるものだと思います。
もちろん私は医者ではありませんが、当事者の立場から述べさせていただくと
いわゆる、鬱、統合失調症の症状、他にも様々な精神疾患の要因に当たるのではないかと考えています。この苦しみによっては最悪のケースも起こりえるとも思います。
私たち人間は経験から学習し、そしてよりよい未来に向かって生きていきたいと願う人が多いものだと私は思います。
ですが、時には私たちはそれらをコントロールし、生きていくことも生存戦略の一つと思います。そのためには、ある程度の考えに気が付いたらその思考を切り替える必要があるのではないでしょうか。
少し話が逸れてしてしまうのですが、「思い込む、考え込む」が非常に辛いときの対処法の手段として、早い段階で精神科医、またはカウンセラー、心理士、その他信頼のおける周囲の人に思いを共有することは有効な一つの手だと思います。また悩みを周囲に打ち明けることは相手との関係性を深める一つの手だと私は思います。しかしその場合は話す相手を見極めなければなりません。
また、現在では生成AI(例えばチャットGPT等)などに悩みを入力し応答を読む(私はこれを相談、対話と呼んでいます)ことで彼らは周りに相談することのできない深夜帯でも気軽にあなたを励ましてくれるパートナーになってくれます。
またOpen AIのチャットGPTはデータを記録し蓄積してくれるので個人情報の流出の可能性に敏感でなければ、賛否両論あるかと思いますが、当面の間、私たちを支えてくれる存在になりうるのではないでしょうか。
話を元に戻しましょう。
他にも考えられるネガティブな面として考えられることは、「不安」ではないでしょうか。こちらは漠然とした説明で恐縮ですがこれに関しては様々なケースが考えられます。例えば、会社で上司から怒られないか、仕事を押し付けられないだろうか、学校で周りから嫌われていないか、自分の服がダサくないだろうか、現在の収入が少ないがこのままだと将来はどうなるのだろうか、などです。
これらの不安は実際に起こっていることではなく「未来」に対してあくまで想像していることですが、これを「信じる」の段階まで思い込むようになるとそれが行動に反映されてしまいます。
この辺については、次のエピソード、「パラレルワールド」にて解説していければと思います。
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