勇者対邪悪王

「先生!すみませんが僕はヴェドラ=アグノールに決闘を申し込みます!いいですね?」


勇者はそお言い、先生に聞く。


「!はっはい!」


「本当はこの後も授業はありましたが、勇者様の頼みなら仕方ありませんね」


「授業は一旦やめて準備に取り掛かります!」


「お願いします」


先生は慌てて何処かに行ってしまい、主人公も何処かえと言ってしまった。


「ヴェドラくん良かったの?決闘を受けて?」


「あーずるいなーそんな制度があるなら!ヴェドラ!俺とも一戦頼む!」


「グランド知らないのか?この制度は校長が許可をしてくれないといないんだ!勇者だからそこの所は大丈夫だろうが」


「そうなのか!!」


「大変なことになっちゃたね」


この学園には、決闘という制度がある。本来は、この学園のイベントである学園コロシアムというイベントがあり。相手と己の実力を確かめ合い一対一で勝負するイベントがある。


それには例外があり、相手から自分を侮辱された時や自分の方が上なんだと知らせる為などあり、その理由を校長に言い許可をもらったら決闘ができる。


「俺の周りでごちゃごちゃ喋るな、、、わかっている、だが楽しみだ」


まさか、主人公から決闘を申し込まれらとは燃えてくる。


・・・二時間後


勇者と僕は今、コロシアムにおりその円の中で立っている。


「おい!何だか勇者と邪悪王が戦うらしいぞ!」


「え!勇者!?伝説の!?そんな奴いたの!?」


「おい!はやくみようぜ!」


全生徒がコロシアムに集まって来ており、そこには先生などがいた。


それだけではなく


「うむあれが勇者様と邪悪王、、、どちらもそこ知らぬ力をひめておるのう」


「はい、勇者様はこれまで数多くの魔物と魔王軍を倒しています、ですがヴェドラさんに関しては噂程度ですが数多くの成果が出ています」


一番上の席には校長と教頭


その下には


「なあなあ、どっちが勝つと思う?」


ランク四・〈雷獣〉ライメイ=ライト


「わかるか」


ランク二・〈炎帝〉エンカ=ネッブウ


「、、、」


ランク一・〈閻魔〉クロノ=フレア


「あんた達!ちょっとは生徒会長としてはしゃがないの」


ランク三・〈魔女〉リブリア=フレア


この学園の生徒会長達がこの決闘を見守る。


僕は大勢の人達を見る


「結構いんな」


「そうだね」


「時間になったので始めたいと思います!ルールはどちらかが気絶又は降参したらその時点で終了します。」


「わかりました」


「ああ」


「それでは、、、初め!」


合図が言われたが、勇者もヴェドラも攻撃を仕掛けてこないただの沈黙が続く。


「ねえ、ヴェドラ」


「ああ?」


「君にとって平和って何?」


「、、、知らん今世界には平和なんてない今も何処かで人が死んでいる何処かで腹をすかしているそして戦争をしている」


「平和なんて自分が生きているだけが平和さ」


「そうか、、、ありがとう」


「スキル勇者・召喚希望剣ユウシャ」


「いいね〜闇魔法厄災剣紅蓮魔」


「行くよ」


「ああ、、、来い!」


シュン


「!?何だあれ見えないよ!」


「流石勇者様だ」


動いたのは勇者、その速さは驚愕的なスピードで音は聞こえるが勇者の姿は見えない。


シュンシュンシュン


「、、、」


ヴェドラは見えているのか、首を左右上と動かしてただそこに立っていた。


「へへ」


ヴェドラは笑う、そして後ろから微かに勇者の姿がボヤけながら姿を現しかけた。


まさしく、勇者が今攻撃しようとした時に


ボン!


「!?」


ヴェドラが前を向いたまま片手で剣を横に振り勇者の攻撃を阻止しされ、勇者は後ろへと引いた。


「いいスピードだ!」


「、、、見えていたの?」


「ああ」


シュン


「!?」


ガッ!


「がっっ!」


ヴェドラは一瞬で勇者に接近し、剣を逆さにして剣のボンメルで勇者の顎に当てる。


倒れる勇者だが、


「ほう」


バン!!


勇者が倒れたままヴェドラの片足の足首を掴み、勇者は起き上がりおもっきりヴェドラを地面に叩きつける。


ドン!!ガガガガ!


地面に叩きつけた事で、ヴェドラは空中に浮き勇者がヴェドラの横腹に足蹴りをする。ヴェドラはモロに喰らったが足を地面に擦れながらも体制を立て直す。


「光魔法分身」


勇者が二人に分裂し一斉にヴェドラに襲いかかる。先程と同様のスピードであらゆる方向で


ガキン!ガキン!


二人になった勇者だが、ヴェドラは華麗に剣で攻撃を防いでいく。


ザシュ


ついにヴェドラが一人の勇者を切り、勇者は一人となった。


そこからがすごかった、ヴェドラは勇者に負けないほどの剣裁きをし


ガッ!!クルクルザシュ


「っっ!」


勇者の手から剣が飛び出て、地面に突き刺さる。


今まで見た中では圧倒的に勇者が有利に見えていたが一気に形勢逆転された。


「レっレベルが違い過ぎる」


「おいおい、何したか見えなかったぞ」


クラスメイトのほとんどは、二人が何をしていたのかわからなかったが。上級者は見えていた、だが二人の実力に言葉も出なかった。


《ああ、主人公、、、お前はこれまで殺し合いをした奴らとは明らかに強いだが、あまりにも、、、》


未熟だ


⭐︎⭐︎⭐︎


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