自己紹介と懐かしい人

クラスに入るとそこには、すでに教室に入っていたクラスメイト達がおり僕を見つめるクラスメイト達の目は人によって違う。


「あれが、神童ヴェドラか?」


「いや、俺は邪悪王と聞いたぞ!」


ザワザワと話し声が聞こえる。


「おお!ヴェドラ人気だな!」


「ううっなんだか怖いよ」


「ふっきっと俺を見ているんだよ」


「人気者だね!ヴェドラくん!」


一緒に登校していた、エルサ達が周りの反応に気づく。


「、、、」


そして僕は、指定されていた席に座った。


「隣だね!ヴェドラくん」


「ああ」


隣にはエルサがおり、他にも男と女がいるが僕を見つめるだけで何も話さない。そして、女性先生が来て


バン


女性先生が本と水晶玉を持ってきて机にいきよいよく置く。


「やあ!この学園にようこそ!私はエルバ=エル今日からあなた達の担当になった先生だ!」


「それでは、一人ずつ前に立って自己紹介して終わったらこの水晶玉を両手に被せてくれ!」


「この水晶玉はあなた達の適正魔法とスキルと魔力量がわかる」


「簡単には壊れないからな!わかった!」


「「はい!」」


「それじゃ端っこから行くぞ!」


「なら!俺だな!」


赤髪の熱血番長が先に前に出る。


「俺の名はグランド=プライド!出身はザ・フレア出身!好きな食べ物は肉!よろしくな!」


「よし、水晶玉に手をおけ」


「よっしゃ!」


グランド=プライド


魔力量B・適正魔法炎・身体強化

スキル「不屈の炎」・「熱血な魂」


「よし、次!」


次は気弱い少年


「えっと、、、僕はデッド=ネクロです、、、よろしくお願いします」


デッド=ネクロ


魔力量C・適正魔法死霊術・黒魔術

スキル「ネクロマンサー」「寄生」


「次!」


次は正義マンの金髪の男


「今度は俺だな!」


「俺はサイン=シャンシャだ!俺は悪を許さないなにもかもな、、、」


サイン=シャンシャ


魔力量B・適正魔法白魔術・光魔法

スキル「正義の心」「聖騎士」「剣術」


「次!」


「はい」


ん?あいつは、、、


「俺はバルサ=グレイド父のような勇敢な剣士になりたくてここに来ました、、、よろしくお願いします」


バルサ=グレイド


魔力量A・適正魔法白魔術・光魔法

スキル「聖騎士」「剣術」「父の教え」


そこには、前とは違い何度も修羅場をくくったような顔つきとなり凛々しくなった若き兵士がいた。


「ほう!俺とほぼ同じスキルかいい友ができそうだ」


「あー!あの時の」 


「お前もかよ、、、」


喜ぶサインと驚くエルサそして、ヴェドラ。バルサは一瞬だけヴェドラを見てすぐに席についた。


そして、いろいろな個性あふれるクラスメイトの自己紹介と検査が終わる。皆、なかなかの魔力量と実力で先生も嬉しがっている。


「次!」


「はい!」


今度はエルサ


エルサ=リッパー


魔力量A・適正魔法木魔法・回復魔法

スキル「狂愛」「可視化できる魔力」「花樹銀河」


「!?すげ〜」


「可視化できる魔力!それが本当ならSランク級だぞ!それに王にもなれるって聞いたぞ!」


「てことは!花樹銀河ってなのは境界か!」


「おお!これは」


「ええ〜嬉しいなー」


驚くクラスメイトと先生、そして当然といたげなエルサとグランド達。


「次!」


さて、最後は僕だ


「「、、、」」


僕が歩くと場はさっきの騒がしさとは変わり静まり返る。そして、皆僕を注目する。


「俺はヴェドラ=アグノール、、、刮目せよ」


その言葉を言った瞬間に僕は水晶玉ひ手をやるそして、、、


ヴェドラ=アグノール


魔力量S・適正魔法光・白以外全部

スキル「可視化できる魔力」「邪悪王降臨」

「???」


パリ!


そして、僕の魔力寮に耐えられなかったのか水晶玉が壊れる


「そんなー!30万はするのにー!」


「やっぱりすげ〜な、、、」


「邪悪王ってやばいやろ」


「やっぱり可視化できる魔力を持つんだな!」


「スキル???ってこれが噂に聞くアグノール家の雑魚スキルか?」


僕に対して先生やクラスメイトの反応はさまざまだが、、、


「「流石だぜ!・、、、・かっこいい!」」


エルサ達はぶれない


そんな中


《あれがヴェドラ、、、夢に見た邪悪な化身僕があいつを止めないとこの世界は、、、》


唯一一人だけ、僕を見る目が違う物がいた。


⭐︎⭐︎⭐︎


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