ヴェドラの強さ
「さあ始めようか!」
先に動いたのは竜王、竜王は己の魔法獄炎の炎を使いヴェドラに向け息を吐く。
ゴォォォォォ!!
通常の獄炎の炎でも、Aランクの冒険者や兵士達を瞬殺させれる威力は持つ。だが、、、
竜王リヴァイバーン
スキル『黄金の極炎境』己の周りに炎を創造し戦闘ステータスを上げるスキル。その威力は、想像の絶する物だった。
「うぁぁ!!」
若い兵士は、距離をとっていたがあまりにも強力だったためか火傷のダメージをおい吹き飛ばされる。そして、ヴェドラの体に炎が纏う。だか、すぐに
「これじゃ俺は殺せないな」
ヴェドラは、腕をはらい炎を消す。
『ほう?』
予想外にヴェドラは無傷だった。
ただの小僧では無いのか、、、竜王は次の息を吐こうとしていた。
「なあ、俺が誰だか知っててやっているのか?もっとましな攻撃をしてもらいたい物だ」
「そうだな、お前の首をもぎ取って持ち帰ろう。そして俺の実力をこの世界に知らしめてやろう」
「さあ、早く来いその首をもらってやるから」
『、、、、』
両者とも、共にお互いを睨み合う。どちらも、共に一眼には光いや、不気味な炎ような何かがまとっていた。
竜王はまた、同じく獄炎の炎で攻撃をする。だが、、、
「その攻撃はもう通用しない」
『!!?』
いつのまにか、何mも飛んでいる竜王の目線にまで来た。
「ふん!!」
ドガ!!
竜王の頭を殴る。あまりにも強烈な一撃により頭がぐらつく。竜王は、一瞬で意識を取り戻し空中に浮いているヴェドラに尻尾で叩きつける。
ドガ!!・・・ズドーン!!!
ヴェドラが地面に叩きつけられる。
「いいねーいい攻撃だ」
『!!?』
だが、無意味。傷をつける事は叶わなかった。
「お礼だ」
またもや、一瞬で竜王の目の前に行き更に強烈な拳を叩きつける。
『グオオオ!!!』
たまらず、竜王は飛んでいるバランスを崩しかける。
「まだまだ」
ダン!!
するとヴェドラは竜王の背中に乗る。そのあとが、凄まじかった。
ドドドドドダ!!!
ヴェドラは、竜王の背中に拳の嵐を叩き込む。そして最後に、、、
ドカ!!
『がぁぁ!!』
強烈な踵落としを竜王の背中に喰らわせた。遂に、空を飛ぶ制御を失いそのまま地面に落下をする。
スザザザー!!!
「すごい」
あまりにも、凄すぎる。腕に火傷を受け手でその傷を隠す若い兵士がその戦いを見守る。
本当に人間なのか?たたった五歳の子供が竜を圧倒している光景は異様だった。化け物?怪物?いや、そのどちらでも無いまさしく、、、
「よっ!!」
スタ!
そう考えているといつのまにか、竜王の背中から飛び降りており、若い兵士の隣にヴェドラは着地した。
『グォぉぉぉぉ!!!!』
『ハァハァハァ!!』
竜王は確かに、ダメージを受けていた。
「、、、、」
『この私が、人間ごときに負けるかぁぁ!!』
『百万の獄炎手!!』
シュシュシュ!!
「なぁっ!!」
「、、、」
繰り出されるのは、無数の炎の手がヴェドラと若い兵士に襲いかかる。だか、、、
ビュ!・・・タ!ビュ!・・・タ!ビュ!・・・タ!
ヴェドラは炎の手を軽々と回避。しかし、若い兵士はもろにくらう。
「がぁぁぁぁ!!」
吹き飛ばされ全身はズタズタ、死にはしなかったがあまりにもダメージが大きかったのかそのまま気絶した。
ヴェドラは竜王の攻撃を回避続け。
シュ!シュ!シュ!・・・ズドーン!!
また、竜王の頭にもう一度踵落としをする。
ブシュッ!!
ついに竜王に気高い血が流れた。
『グルル、グルル、、、まさかこんな事が!?』
「、、、」
ピカ!!・・・ズガガガガ!!
竜王の決死の息でヴェドラを吹き飛ばす。周りに砂埃がまい。その隙に、竜王は空へ再び飛ぶ。
グオオー
『ハァハァハァ、この私がこんなっ!!』
竜王にとっては認めたく無い真実、人間に圧倒されている事に怒りを感じている。
シュッ!
砂埃から、人影が来る。
『!!!?』
やはり、ヴェドラだった。
シュッ!!・・・バギッ!!
次は、竜王の頬に強力な拳で一撃を喰らわせる。
ドーン!!
また、地上に落ちてしまった。
「図体がでかいだけで、たいしたことはないな。ただしぶといだけか」
『グルルル』
『グオオオオ!!』
またもや、竜王はヴェドラに魔法を使用しようとする。
「もう、諦めろ」
ドカ!バキ!ズドーン!
竜王に何発も殴る蹴る。竜王もただ、殴られるわけではなく
スガ!
しっぽで攻撃をするも、、、
ガア!
『!!?』
片手で受け止められてしまう。
「ああ、やっぱりダメだ、、、」
ヴェドラの膨大な魔力、恐怖が竜王を襲う。
⭐︎⭐︎⭐︎
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