違和感
へー、何の変哲もないごく普通の村だな。住人はざっと20人程度か?それにしても、誰もが服がボロボロだな
「こちらは、村長の家でこちらは私の幼馴染の家でっ」
「いや、村の紹介はいいよ」
「わかりました」
んー、なんだか妙だな。カルラス村はユグドラシル王国が知識を持った魔物『魔族』との争いで勝ち誇った村。何故、王国がちっぽけな村を救ったのかと言うと。この村には、代々傷を完全回復させられるポーションの材料となる薬草が生えている所を知っている人たちがいる。それは、この村のごく僅かな人しか知らないとも言われている。
一時期、この村に魔族が攻め立て戦略されて人間側の負けが決まったとも言われている。だか、ユグドラシル王国の英雄騎士アルバ。そいつが村に居た魔族の親玉を撃ち村を取り戻し勝利を納めた。
それからの何月がたち、村もその薬草でユグドラシル王国からゴールドを貰い裕福になったと聞いたが、、、
〈ニャこれは何かがあるな〉
「ここが私の家です、どうぞ入ってください」
トントン「今帰ったよママ、パパ」キュィー
「邪魔する」「失礼します」
「あ〜ら、おかえり!昼ご飯できているよ!」
「おかえり!薬草取れたか?その人達は?」
「ごめんなさい、、、実は山賊に襲われて薬草取れなかったの、そしたらこの人達が助けてくれて」
まあ、間違ってはいないな。
「本当か!、そうかそちらの子が助けてくれたのだな!おそらく山賊の狙いは薬草だったのだろう、、、エルサ危険な目にあわせてすまなかった!」
いや、たぶん山賊たちは違う意味で捕まえようとしてたぞ
「本当にありがとうね〜、ほらよかったらあなた達もご飯食べなさいな」
元気なおばちゃんだな、このタイプあまり好きでは無いんだが。すると兵士が
「いいのですか?」
「いいのよ!たくさんあるから!ほら僕くんも食べな!」
「わー!、ありがとう!お腹空いてたんだ!」
「「「「「いただきます!|いただきます、、、」」」」」
おお、肉の丸煮か、、、味がハンバーグみたいでうまいんだよな
ムシャムシャ「そういえばあんたどこから来たんだ? 村がこんなじゃ、よそ者は来たがらねぇのが普通だが……あんたみたいなもの好きは少ない方だよ。薬草探しか?」
ングッ「いえ、こちらにいるかヴェドラ様が村に行きたいといい家から近いこの村にしたのです。ヴェドラ様は、貴族の息子なんです。」
「へー、あの豪華そうなお屋敷の」
「ねー!一つ聞きたいんだけどこの村って昔は裕福になったと聞いたけど!皆んな服がボロボロやガリガリなのはなんで!?」
「、、、実は、一ヶ月前からユグドラシル王国に行く道にドラゴンが出るようになってな、、、その道は唯一薬草を運ぶのに最適な場所なんだがなかなか届けられていなくてなアハハ、一様他の道はあるがそこは結構な遠回りでお金が届くのが三週間後でみんなお金が集まらないだ」
「ああ、聞き覚えがあります。ブラッドワイバーン本来ならAランクだかイレギュラーの固体であり特別のSクラス級で何人かの冒険者達が依頼を受けたがはがたたないだとか、、、」
「ああ、そうなんだよ本当はユグドラシル王国に村長が狩ってくれるようお願いに言ったのだかアルバ様が違うところに行っているらしくてな、たが四日後には退治に行く事になっているだ!!」
「本当!ワイバーンには迷惑しちゃうわ!!」
へー、いいねぇ是非ともブラッドワイバーンと殺し合って見たいもんだ
「ありがとう!、俺外に行ってくるね!ご飯ありがとう!」
「あら!、あまり遠くに行かないのよ!」
「うん!、ありがとう!」「お待ちください!、俺も行きます!」トタタタ バタン
ふう、さて、、、ワイバーンがいるからゴールドがたまらないか。いや、違うな
「なあ、気づいたか?この違和感に?」
「ええ、やはりあなたも気づいていましたか、、、」
さて、面白くなってきたなぁニャ
⭐︎⭐︎⭐︎
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